2023.7.22. 土曜日

晴れている。今日は店を開ける。

荷造り作業を鋭意。いつもお買い上げありがとうございます。郵便局へ集荷を依頼する。最近はもっぱらネット経由で。

午後一番。集荷に来てくれた。お世話になっております。

店は15時すぎに閉めて、あとは本の整理。節電節電。

シン・仮面ライダーがアマプラで観られるようになったので観た。劇場で一度観て以来。公開後にネットで賛否が割れた作品だった。
昭和の仮面ライダーの設定を下敷きにしながらも「プラーナ」という概念を入れて「変身すること」を説明しようとしていた。シン・ゴジラの時の核分裂。シン・ウルトラマンの時のスペシウムなんとか。
大胆だな、と思ったのは、登場人物のほとんどがショッカーに改造されているので、すでに人間ではない、ということ。それでもそれぞれがそれぞれの”幸せ”について突き詰めてその実現のために行動している。昭和のショッカーは悪の組織で世界征服を企んでいたが、このあたりはちょっと違うね。
本郷猛が戦う理由はるり子さんを守ること。ショッカーと戦うのはその延長線上にある。わりとストーリーは分かりづらい。今作のラスボス的な存在だったチョウオーグがるり子さんの兄だったりするので、セリフの細かいところまで拾っていかないと話を見失う。テンポよくお話は進んで怪人が次々出てくるから飽きはしないんだけど、一度観たくらいだと今どういう流れで戦いが行われているのかわからなくなる(^^;。
2回観たのでおおよそお話の流れは掴めた気はする。が、やっぱり主役である本郷猛の”意志”の描きが弱い気がするかなぁ。なんで戦っているのか。バッタオーグを開発した緑川博士と本郷猛の関係性がほとんど描かれていないからかな。
かといって、昭和の仮面ライダーが第一話からその辺を描いていたか、といえばそうでもないので、アクションをかっこよく見せたい作品に細かい設定は馴染みにくいのかも。むずかしいねぇ。
ドキュメンタリーの中で監督がこだわっていたけど、個人的にはクモオーグ戦のノリノリな感じをチョウオーグ戦の下敷きしてほしかった。複雑な設定とストーリーが全部入ってないとあの”泥臭い戦い”の意味は伝わってこないのかもしれない。
1536歩 1.0km 63kcal 4.8g

江ノ島
小西六 PEARL RS HEXAR75mmF4.5
2023年07月22日 | Posted in 甘露日記 | | Comments Closed 

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