2024.5.2. 木曜日

晴れている。北風。気温低め。

今日まで平日。明日からはGWの後半戦。せめていい天気であってほしい。

荷造り作業はそれほど多くなかったので、窓口へ持って行くことにした。

夕方になってから窓口まで荷物を持っていく。明日から買えなくなるので少し早いけどレターパックプラスを買い足しておく。散歩がてら日枝神社へお参り。野球少年たち4人が楽しそうに遊んでいた。
帰り道で小学校前を通ると下校する生徒たち。お休みはカレンダーどおりなんだね。

アマプラで公開中の「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」を見た。驚いたのは、舞台が昭和31年の山奥なんだけど見たことのある風景が出てきたこと。市川崑監督「犬神家の一族」の舞台を彷彿とさせる村だった。
そんな場所に重要な取引先の社長が亡くなったというので、所属している血液銀行の社命をうけた水木という人物が弔問という形で訪れる。彼は水木しげるさんらしいね。
葬儀の席でズラリと一族が居並ぶなか、弁護士と思われる人が遺言書を読み上げる。誰もがその莫大な遺産を少しはわけてもらえると思っていたが、その思惑は外れる。その夜後継に指名された者が殺害され、大混乱になっていく・・・。
設定も展開もほぼ「犬神家の一族」だった。「M」という薬の原材料をこの村で製造しているが、いくら疲れてもその薬を飲めばたちまち回復してまた働き続けられる、という。戦中から戦後にかけてその薬が売れに売れて巨万の富が積み上がり、その家は政界にも影響力を持っていた。
金田一探偵の代わりにゲゲゲの作者・水木しげるさんが入り込んだ格好。やー、すごいね。「トップガン・マーヴェリック」がスター・ウォーズを下敷きにしたと思ったら、今度はゲゲゲが犬神家。まあ、犬神家の一族は角川映画になる前にも映画化のお話があったくらい当時から名作として通っていたというし、映画化から50年ちかく経っているんだから古典化してても違和感ないか。
水木には幽霊族のゲゲ郎という人が付いていて、奥さんを探していた。ものがたりの後半でゲゲ郎の奥さんの行方と「M」という薬がどうやって作られているのかの謎が明かされ、この村に巣食っている妖怪との決戦になる。
前半と後半で雰囲気が変わる。前半が犬神家のアニメ版リメイクを目指したのなら、そのままの路線で行ってほしかったかな。派手で長い戦闘シーンがないと鬼滅に勝てないという分析なのかもなぁ。後半は鬼滅の影響を感じた。
ネタバレになると困るからくわしく書かないけど、原作者の水木しげるさんが鬼太郎の誕生に物語上でも関わるようにしたってのは、ファンにとってムネアツだったんだろうね。タイトルの回収がエンドロールの後で描かれる。
映画.comの評価が3.9と高めだった。
3192歩 1.5km 57kcal 4.3g

目黒
PENTAX MX smc PENTAX-M35mmF2
2024年05月02日 | Posted in 甘露日記 | | Comments Closed 

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