2025.10.19. 日曜日

お昼すぎに一人で出かけた。

昨日のうちに予約しておいた映画を見に。もちろん劇場版「チェンソーマン レゼ篇」ね。事前に主題曲を何度も聴いてしまい、行かずに居られなくなっていた(^^;。
14時過ぎの回。開始間際になってドドドドっと人が入ってきて最大規模の劇場がほぼ満席。やっぱり若い人がほとんどだったね。ワタシと同年代の人は見かけなかったな。
で、映画。TVシリーズ12話の直後から始まる。

マキマさんから映画デートに誘われるデンジ。といっても甘いものでもなく、映画をハシゴして10本見るというものだった。周りが笑っていたり泣いていたりする場面を見ても全然共感できないデンジ。そんな中、最後に名画座で見た映画の”なんでもないシーン”でホロリとしてしまう。泣いているところを見られたくないと咄嗟にマキマさんの様子を見ると彼女も泣いていた。気に入った映画なんて10本のうち1本あるかないかだよ、とマキマさん。なかなかメタいシーンだったな。自分にはココロがないんじゃないかって心配するデンジの胸に耳を当てたマキマさん。ちゃんとあるよ。
巡回の最中に雨に降られて電話ボックスに駆け込むデンジ。そこにレゼも駆け込んできた。募金をした時にもらった白いガーベラの花を受け取って喜ぶレゼ。それがきっかけで彼女の働くカフェにデンジは通うようになる。レゼがカフェで勉強している様子を見てデンジが「レゼとなら学校行きたかったかな」という。夜の学校を探険しよ、とレゼ。
・・・このレゼが実はチェンソーマンの心臓を狙うボムの悪魔だったわけで、後半ではチェンソーマンになったデンジとド派手な戦闘になる。ワタシ的には戦闘シーンを長くしなくていいと思うんだけどな。
前半と後半の振り幅を大きくするのはやはり映画的にも必要なことだと思うし、構成として前半の恋愛描写はクライマックスの衝撃を大きくするための前フリでしかないのかもしれない。が、設定16歳男子の心情をとても良く描けているいいシーンだった。そりゃ自尊心はあるけど女子に対して自信なんてない。ただ、歩みよってくれたらそれだけで好意を持ってしまうくらいわりとチョロいものなのよ。
まあ、デンジに近づいてくる女子は皆デンジの心臓が目当てで、デンジその人に対して好意を持っているのかどうか怪しいものなんだけど。

レゼが従える台風の悪魔のもたらす混乱。チェンソーマンが従えるビームの活躍もあったものの勝負はつかずに夜が明ける。お話の最後は意外な形で幕が降りるんだけど、ここはちょっとホロリと来たねぇ。
物語の舞台・レゼがバイトしているカフェは御茶ノ水の女坂下にあるお店がモデルらしい。
お話の上ではあまり詳しく語られないが、いままで登場した悪魔は皆デンジの心臓を欲しがっていた。レゼもそうだったし、マキマがデンジを特別扱いしているのも心臓に理由がありそうだ。ポチタの正体に大きな秘密がありそうなんだけど、それは作中で描かれるんだろうか。

帰りの電車を降りて駅から歩いて来る途中で雨が降り出した。
8207歩 4.9km 309kcal 23.6g

神代植物公園
α6400 E30mmF3.5
Visited 12 times, 12 visit(s) today

最近の投稿

PAGE TOP