晴れている。今日は店を開けた。
均一台から売れてくれた。お買い上げありがとうございます。
荷造り作業を終えて午後になってから出しに行ってくる。今日はまた一段と暑いな。
本の整理を続けた。
シャッターを閉めてからはネットで「昭和元禄落語心中」を流しながら仕事をつづける。いや、ホントに傑作だと思う。そりゃ原作の面白さもあるだろうけど、アニメ化されて演出と声が追加されたことで魅力がドーンと増しているのでは。絵はそこまで緻密に動くわけではないが、色使いは素晴らしいし雰囲気を出すには充分。良いのは声ですよ、声。作中で演じている落語がすごい。
2人のまったくタイプの違う落語家が弟子入りして真打ちへと成長していく。昭和初期から昭和の終わりごろまでの落語界の雰囲気ってこんな感じだったのかなぁ。名人と称される落語家の青年期から老年期までを演じている石田彰さんの声の違い。絵を見ずに声を聴いているだけでも場面が浮かんでくるくらいのうまさでびっくりする。まあ、何度も観ているからなのかもしれないけどね。
もう一人の名人を山寺宏一さん。二人の運命を狂わせる女性役に林原めぐみさん。四国の旅館で最後に演った芝浜は短いのに感動してしまう。
「死神」がお話の中で象徴的に取り上げられている。どう演じるのか。まだ若い頃と年齢を重ねたあとでは演じる役の身体も違えば声も違う。何より生きてきた年月と経験によって自ずと演じているキャラへの理解が深くなり、なんなら一体化してしまう・・・。どうやって演じるものなんだろなぁ。
石田彰さん。「鬼滅」の猗窩座とはまったく違う役。なのにどちらもこの人以外ではもう演じられないだろうな、って思わせる演技が聴けるぞ。
2247歩 1.3km 81kcal 6.2g
