2025.5.11. 日曜日

晴れている。

午後になってから二人で出かけた。横須賀線に乗って鎌倉駅下車。駅ビル内のパン屋さんでイートインしてから西口に移動。御成隧道をくぐって佐助稲荷神社へ向かう。
ひさしぶりに来た。まわりは完全に住宅地。「観光客の方へ 静かに見学してください」と書かれた立て看板があった。が、佐助稲荷の手前にカフェがあって御陽気な音楽がかかってた。
いわゆる谷戸の行き止まりが神社になっている。御社までは赤い鳥居が連なる。人は少なめ。階段を登っていくと拝殿があって、その向こう側の階段を登ると本宮がひっそりと佇んでいた。あたりは狐の置物がびっしり。自然に気持ちがスッと落ちる感じ。静かにお参りした。霊狐泉という名前の湧水があった。
銭洗弁天へ移動。思ったよりも人がいなかった。洞窟の中の水洗い場でお金を洗ってからお賽銭にした。
ここは中学の遠足で来た思い出がある。班行動だった。たしかお弁当を食べる場所として源氏山が指定されていたのでほとんどの班が銭洗弁天には寄っていた記憶がある。
佐助稲荷もそうだったけど、ここもまた谷戸の突き当りなのか湧水が豊富に出るようだね。

隧道をくぐって下が◯の坂を登り源氏山公園へ。葛原岡神社へ向かう道すがら、草むらの中に例のムサシアブミを発見する。もう葉の広がりぐあいで識別できた。大きな3枚葉の下には仏炎苞を備えた花が隠れて咲いている。よく比較されるマムシグサは花が葉の上に咲く。

葛原岡神社にお参りしてから源氏山公園内を散策。源頼朝像があるようなので見に行った。化粧坂の向こう側の広場に建っていた。昭和55年に建立と碑に刻まれていた。武者姿のなかなか立派な像だった。傍らには看板があり2000年に埋められたタイムカプセルがあるらしい。開けるのは2050年。50年か・・・。それこそフリーレンの世界だな。

化粧坂を降りる。こういう坂って実は登る方が楽。ここもまた谷戸の行き止まりの場所なので、坂の途中から湧水が出ていてすべらないか心配になる。
ようやく坂を降りきった場所で「この先に銭洗弁天ってありますか?」と声をかけられた。ええ、ありますけど、この坂を登って山の向こう側ですよ。と伝える。女性二人だったので、ちょっと厳しいかな、と。ガチ山道です。

扇ケ谷を抜けて扇川に沿って歩き、小町通りに出た。混んでいそうだったので若宮大路にまわって段葛を歩く。途中豊島屋に寄って和菓子でも買って帰ろうか、と思い「鎌倉山をください」と言ったら、本日分は売り切れました。と言われた。「段葛」を買ってから鎌倉駅へと向かった。

西口を主に歩いたためか、GW明けの週だったからか、思ったほど混雑していなかったのでゆっくり歩く事ができてよかったな。
15378歩 9.2km 565kcal 43.1g

佐助稲荷神社
α7III smc PENTAX DA40mmF2.8XS
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