2021.9.19. 丹下健三展

台風一過の快晴。

午前中いっぱい仕事をしてから二人ででかけた。
今日は湯島にある国立近現代建築資料館で開催中の丹下健三展を見に行く。
地下鉄で上野広小路駅下車。そのまま百貨店地下でパンをいくつか買って地上へ出る。湯島の方へ歩き、とりあえず上野公園の不忍池畔へ。空いていたベンチに座ってボートを眺めながら買ってきたパンを食べた。ひさしぶりの快晴の空。ビルの向こう側からスカイツリーが覗いている。いい風が吹き抜けて涼しい。

しばらくしてから旧岩崎邸庭園へ向かって歩き出す。日曜は岩崎邸に入場しないと建築資料館には入場できないことになっているため。コロナ対策で入場制限がかかっているので事前の予約も済ませておいた。スムーズに入場できた。

丹下健三作品の1938年から1970年までを追っている。作品名では「大東亜建設忠霊神域計画」から「国立代々木競技場」まで。もちろん、著名な「広島平和記念公園」や「東京カテドラル聖マリア大聖堂」、「旧東京都庁舎」「山梨文化会館」の展示もあった。実物の模型や図面も展示されていて具体性があった。
ル・コルビュジエに影響を受けたとご本人も語っている。幾何学を駆使したピロティ形式の作品が多くて、特徴的な外観。昭和30年代から40年代にかけて各地で建設された庁舎などの公共建築を多く手掛けている。国民体育大会が開催されるときに競技場が建設されるが、それがまるで五輪開催のためにふさわしいインフラが整備されるのと同じような機会になっていたことに気づいた。国体が全国持ち回り開催されたのにはそういう意味があったのね・・・。
展示は直線を使ったフォルムが多かった作品から、「東京カテドラル・・」、大阪万博・岡本太郎「太陽の塔」を経て、曲線で構成されている代々木競技場の展示で締めている。それまでの作品デザインの手法をすべて統合した最高傑作と評価されていた。
入場無料の展示なのにとても内容の充実した展覧会だった。若い人がたくさん見にきていて、熱心にメモする姿も見られた。大学で建築を学んでいる方々なのだろうか。帰りに受付で図録を所望すると一冊わけてくれた。今日の展示品が写真付きで掲載されていて解説も充実していたが無料だった。

そのまま旧岩崎邸庭園へ。そういえばひさしぶりの入場だ。洋館の1階・2階をゆっくり見学する。ほかに見学する人はほとんどいない。コロナ対策で開け放たれた窓からいい風が入ってくるし、各部屋では扇風機が稼働中。とにかく涼しい。和館にあるカフェでチーズタルトのセットと抹茶のセットをいただいて一休みした。外の明るさとは対照的なこの薄暗い和室はかつてこの家の方々が冠婚葬祭などで使っていた広間だったようだ。
園内の芝生広場は整備工事中で半分以上閉鎖されていたが、洋館の全景を写真撮影するスペースは確保されていた。外からの撮影はOKだけど、館内の撮影はNG。重要文化財。

閉館する時間ぎりぎりまで滞在。湯島駅から地下鉄でもよかったんだけど、ふたたび広小路の百貨店に戻り、お土産にチーズラスクを買ってから銀座線に乗った。ラスクは娘の好物。

夕食時、借りてきたDVDで「鬼滅の刃 無限列車編」を観た。

10689歩 6.9km 397kcal 30.3g

丹下健三展
ILCE-7M3 SUMMICRON35mmF2
2021-09-19 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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