2021.8.22. 「太郎写真曼陀羅」

晴れている。

今日は午後から生田緑地にある岡本太郎美術館へ行くことにした。10月11日まで「太郎写真曼陀羅」展を開催中。
今日も二人で出る。南武線で登戸駅下車。駅前にあるパン屋さんでいくつか買ってから歩き出す。小田急線沿いの道を歩き、向ヶ丘遊園駅前の道を直進してしばらくすると生田緑地に到着。道中はけっこう暑かったので、緑地内は涼しく感じた。奥のメタセコイアの林の中で一休み。さっき買ってきたパンを食べた。カレーパンがおいしいな。
いわゆる谷戸地形の奥の奥に岡本太郎美術館はある。階段を登って、まず先に「母の塔」を見学。何年ぶりに観たかなぁ。おそらく「太陽の塔」に次ぐ大きさでそれこそ太陽の塔と対になる存在感だと思う。

で、美術館に入る。常設展はたびたびかけ替えられるのでいつ行っても印象が変わる。今回はオリンピックに関係する作品が入ってすぐのフロアに展示されていた。「マラソン」はキャプションがなきゃとてもマラソンを描いているようには見えないけど、描かれたのは「1964年」とあるので間違いない。不思議な絵だね。
「重工業」と「痛ましき腕」が架かっていたのでよかった。重工業の真ん中に長ネギが描かれている。

で、企画展「太郎写真曼陀羅」のコーナーへ。美術館が所蔵する岡本太郎撮影の写真からホンマタカシ氏がセレクトした作品で構成されている。全点モノクロ写真で、1950年代-60年代の撮影。ホンマ氏の解説を読むと、当時芸術新潮に連載を持っていた太郎さんが民俗学的な内容の文章に添える写真として撮影したものが中心だったのだけど、その合間にちょっと気になるものや人に眼が行って、サッと撮影したショットの中におもしろいものがある、と。たしかに、50年代60年代の風景は観ていてとてもおもしろいし、ホンマ氏も指摘するように桑原甲子雄写真のような面白さを含んだ作品もあったりする。当然、今となっては撮影できない風景を写した写真ばかりだ。
会場内では写真撮影自由。そういうのもいいな、と思う。SNSでこの面白さが拡散されたらいいのに。
帰り際にミュージアムショップで図録を買った。作品は100点を超えていた。たっぷり楽しめた。

外に出たら夕方になっていた。暑かった日中の空気はおさまって、遠くひぐらしの声も聞こえる。ちょっとした旅行気分になりながら帰路を登戸駅まで歩いた。途中、お土産に娘の好きなのし餅と登戸駅の売店でチーズケーキサンドというのを買って帰る。

夏は暑いから美術館へ行くってのは良いかもね。

14352歩 9.3km 536kcal 40.9g

母の塔
ILCE-7M3 SUMMICRON35mmF2
2021-08-22 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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