2021.7.14. 定休日2

くもり空。

シャッターを閉めているけど、中では仕事をしている水曜日。
昨日もそうだったけど、こういう日に限って、ということもよく起きる。今日は営業の方。呼び鈴に出たものの、たまたま食事中だったので失礼してしまった。以前から何度か「ご挨拶に」と来てくれていた方だったようだけど、ウチにはお願いするようなことはありませんことよ。
おそらく営業の方には仕事のセオリーとしてそういう”手順”がおありなんだと思う。2度3度ただご挨拶に伺って、仕事の話は地ならしをしたあとに、とか。・・・「踊る大捜査線」で青島くんもそう言ってた。

ワタシがこの業界に入れてもらったのは1991年だから、もう丸30年になる。30年も仕事をしているのに古本屋の仕事って何をどうしたらいいか、今でもよくわからなくなることがある。
オヤジが本屋仕事でワタシに言ったことばはこの一言に集約される。「本を覚えること」。口下手でもともと人に何かを教えるのに向いてない人だから、あまりことばで教えてもらったことはないが、これだけはハッキリと何度か口にした。あとは行動で。2ヶ月に一度の即売展への出展を47年間休まずに続けた。その姿を見せることでワタシに商売を教えてくれていたんだと思う。
古本屋さんにもスタイルがいろいろあって、いろいろな考えやいろいろなやり方がある。規模や経験・知識もそれぞれだから、参考にはなっても絶対真似できない方法もある(はず)。ワタシはただ仕事を続けることしか能がないから、自分が続けられる方法を模索しながら毎日過ごすのが精一杯。続けてこられたのはいつも買っていただいているお客様と、普段からお世話になっている業界の皆さんのおかげです。(感謝しております)
・・・オヤジから教わった「本を覚える」というのは、どうやったら実践できるのか。それを探しているうちに30年が過ぎて行った気がする。「本をたくさん取り扱う」ってことがワタシにとって「本を覚える」ことに近いのかな、と今は思っているが、それさえ正しいかどうか怪しい。
本をたくさん取り扱うにはどうしたらいいか、を考えて毎日の行動を少しずつ具体化しながらも、行動が目的化しはじめてしまい、いつしか目標がぼやけていることに気づく。
最初から到達点のない領域なのかもしれない。続ければ続けるほどわからないってことがわかってくる。だから不安にもなるけど、だから生きていられる気もする。

荷造り作業は午前中一杯。午後は本の整理。途中郵便局と宅急便センターを廻る。帰りに月が変わったので日枝神社へお参り。境内では野球少年が二人キャッチボールをやっていた。

6640歩 4.3km 252kcal 19.2g

仙台堀
ILCE-7M3 SUMMICRON35mmF2
2021-07-14 | Posted in 甘露日記No Comments » 

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