迎賓館赤坂離宮

くもり空。

仕事を終えてから二人ででかけた。今日は迎賓館赤坂離宮へ行ってみようと思う。もちろん初めてだ。

南北線で四ツ谷駅下車。降りて左手に進むとすぐに見えてくる。はやる気持ちを抑えてまずは昼飯から。6月に新規オープンした迎賓館前休憩所にカフェができたので行ってみようってことになった。ああ、ここか。迎賓館に向かって右手の地下に掘り下げた施設。螺旋階段で降りると中庭中央に控えめな噴水が吹き出し、その周りが円形の休憩所になっていた。
カフェで日替わりのパスタランチとカレーを注文し、女房が良さげと推しのクラシックプリンを追加する。パスタはたまたま女房の好きなシラスと大葉の和風。カレーはいわゆる洋風カレー。おいしかった。クラシックプリンは最近はやりのものじゃなくて、喫茶店で出してくれるような懐かしい味。バニラビーンズとカラメルに生クリームの組み合わせが絶妙だった。よかったね。また来たいな。

さて、迎賓館。正面の門からじゃなくて、右手奥に見学専用の入り口があり、まずは手荷物検査をしてもらう。空港で実施するような結構厳密なもの。フィルムカメラと金属は全部出してください、と言われ、水筒などの液体は一度飲んで飲み物かどうか確認される。入場料は大人1500円。

建物内は撮影禁止。カメラはバッグの中にしまってから中に入ると、壁が真っ白な廊下を進んで正面玄関に通される。各コーナーには係の人が配置されていて逆に安心だね。常に誰かの眼があるかんじ。
廊下には白いドアがあって号室表示がある。宿泊用の部屋だろうか。
階段を上がって2階へ。最初に入るのが「花鳥の間」。ここは主に晩餐会が開かれるところで、ドーンと豪華なシャンデリアが3つも提がっていて圧巻。壁が木目に金の装飾で、こういう豪華さはいままで見たことがなかった。花鳥が描かれた大きな七宝焼きの絵が壁面に飾られ、これがまた素晴らしい。モダニズムが入ってくる直前の建築なので、美の基準は”写実”だったのではなかろうか。

彩鸞の間、朝日の間と豪華な内装の部屋を見学していく。それぞれの部屋にはこの場所で開かれた国際的な行事や会議の写真が展示されていた。羽衣の間。「東京サミット」の全体会合はここで開かれたのか(!)、みたいな話がずらりと。

見学を終えて外に出ると青空(!)。ちょうどよかったなぁ。国宝の噴水を見学する。重厚な意匠。シャチと亀とグリフォンが配置されている。シャチと言っても鴨川のシャチじゃなくて、「鯱」ね。明治の彫刻は写実が基本。よかったなぁ。

迎賓館正面にまわる。やー立派。でも、イメージしていたよりもコンパクトな感じがした。なんでだろ。あ、そうか。無意識のうちに東京駅と大きさを比べていたのかもしれない。両側に翼を広げたような形もちょっと似ているし。

パラソルが広げられてアフタヌーンティーを楽しむ人もいらっしゃる。いいねぇ。ノーブルなかんじがして。

出口は正門。いやあ、堪能した。特に「花鳥の間」が抜群によかったねぇ。あの場所で最高級な宴が開かれ、世界の要人130人満卓の場で挨拶をするって考えただけですごいことだね・・・。

再び門前の休憩所で一休み。外国人観光客向けと思われる迎賓館のプロモーションビデオを観た。4Kなのかな。実際に見るよりもシャンデリアとかキレイに見えたが、あの「花鳥の間」の雰囲気は映像では再現できないんだな、って感想。実際にあの場に立たないとわからない要素はあるよね、絶対。

迎賓館は東京観光の目玉になると思う。すいているうちに是非。

8667歩 5.6km 321kcal 24.5g

迎賓館赤坂離宮・噴水
ILCE-7M3 VarioTessar16-35mmF4
2020-09-27 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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