1日店

今日は交換会へ行けない。本の整理に専念する。

朝飯を食べて仕事開始。荷造り作業を鋭意。いつもお買い上げありがとうございます。ツイートとニュースの編集。

昨夜は借りてきたDVDで「銀河鉄道の夜」を観た。随分前のアニメ映画。原作はもちろん宮沢賢治。正直、そうとう難易度が高い(^^;。アニメだから、と子供が観てもおそらくわからないし、楽しめないだろう。
ジョバンニとカムパネルラという二人の子供が出てきて、二人で銀河鉄道に乗るお話なのだけど、その場面に行くまでのエピソードが事前に断片的に語られる。が、学校での「銀河」についての授業はいいとして、ジョバンニの母親が病気で臥せっており、そのためにジョバンニは活版所で働いてパンの代金を稼いでいる、というお話はあとで回収されない。
銀河鉄道はあの世へ向かう人を運んでいた。旅の途中、タイタニック号が沈没したので銀河鉄道に乗ってきた「人間」と同席する。登場人物たちが「猫」で描かれている世界で「人間」が出てくるのはどう解釈しているのか正直わからない。彼らは「南十字」駅で下車していった。
「南十字」で下車しなかったカムパネルラは、「石炭袋」と呼ばれる場所にさしかかると消えてしまう。そこに母親が居る、という言葉をジョバンニに残した。
お話の主題は、学校でジョバンニがからかわれていたザネリという同級生が川で溺れ、それを助けたカムパネルラが身代わりとなって死んでしまう、というもの。その場面は描かれず、助けられたザネリも描写されない。”幽霊のような存在だった”ジョバンニはこの事件がきっかけで人間性を取り戻す、という解釈があるそうだ・・・。

いろいろと足りない気がする。が、登場する「銀河鉄道」と「自己犠牲」という主題で、読んだ人の何かを掻き立てるのかもしれない。・・・本当の幸いとはなんだろう、という宮沢賢治の問いに対して。

宮崎駿監督は「千と千尋の神隠し」を作った際、「銀河鉄道の夜」の主題と同じという旨の発言をしているらしい。千尋はジョバンニで、ハクがカムパネルラと読めば、千尋が小さい頃に川で溺れて助けた兄であるハクがかわりに死んで神様になろうとしている、というお話につながってくる。

4090歩 2.6km 150kcal 11.5g

渋谷駅
ILCE-7M3 SUMMICRON35mmF2
2020-08-24 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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