「森山大道の東京 on going」展

よく晴れて暑い。

今日は一人で恵比寿まで写真展を観にいくつもり。久しぶりだなぁ。「森山大道の東京on going」展が開催中。

昼過ぎに出て目黒線で目黒駅下車。ここから歩く。行人坂をちらっと見てから目黒から恵比寿にかけてつづく崖上の道を歩いていく。途中で右に折れて埼京線の踏切を渡る。踏切って少なくなったねぇ。いいことだけど。

大丸跨線橋に登って山手線と埼京線のレール交差を見る。いい感じ。

で、ガーデンプレイスの写真美術館へ。やはりすいている。入り口は一箇所に限定されてウィルス感染防止の厳戒態勢。明らかに観客よりもスタッフの方が多い。チケットを買ってエレベーターで3Fへ。会場内に入ってすぐに「三沢の犬」がかけてあり、シルバーゼラチンプリントとある。この大きさで銀塩はすごいね。この一角だけ写真撮影可と書いてあったけど、撮らなかった。

すぐとなりの大広間。ドーンと近作がかけてある。どれも森山大道さんのホームグラウンドといえる東京写真。渋谷、新宿、池袋、銀座。表通りもあれば裏通りもある。人も居ればブツに寄っていく写真もある。俯瞰もあればクローズもある。自在。面白い。
固まって飾られている写真をグループとして曼荼羅のように遠目で観たり、寄って1枚づつ細かく観たりできる。どの写真にも東京が写っているが、寄ったり引いたりして見ているうちに「これは東京なのだろうか」と思ったりもする。見慣れたようで見たことのない東京。場所によって、時間によって、東京はすっかり姿を変える。
東京は生きているのか、死んでいるのか。人を包摂するのか、寄せ付けないのか。いろんなフレーズがアタマの中に浮かんでは消える・・・。
おそらく、森山さんの視線はずっと変わらない。アタマではなく、”内臓”に反応した瞬間にシャッターを切っている。まったくの無意識のままに森山さんによって記録され続ける東京の姿は、見ている者の”何か”に刺激を与える。・・・こういう体験って言語化が難しいのよね・・・。
写真集で一枚一枚見ることとは違う面白さを味わえる空間だった。来てよかった。

いつのもビヤホールで昼飯。結構混んでるなぁ。一人だしビールは1杯だけにした。おいしかった。

コンビニで買った烏龍茶のペットボトルを片手に、恵比寿駅の方まで緩やかな坂を下っていく。途中から左に折れて坂を登り、別所坂へたどり着く。随分久しぶりだな。登ってくるときとは印象が変わるね。案外短い。でも、何度も左右に折れながら高低差を克服しようとするあたり、歴史は古そうだ。

坂を降りると中目黒。駒沢通りのガード下をくぐると目の前に東横線が現れる。左に折れて目黒川。駅前の山手通りは拡幅工事が終わって道が広くなっていた。蔦屋書店ができてたね。

暑いなか歩いたから思ったより消耗していた。ウチに帰って昼寝することにした。

11091歩 7.2km 414kcal 31.6g

大丸跨線橋
KONICA C35FD HEXANON38mmF1.8
2020-08-16 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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