定休日

晴れて暑い。

朝飯を食べて仕事開始。荷造り作業を鋭意。いつもお買い上げありがとうございます。

娘は学校へTAしにでかけた。

お昼過ぎ、息子が店に寄った。いろいろと渡すものがあった。昨日映画館で「風の谷のナウシカ」を観たそうで、ウチにある漫画版全7巻を読みたくなったようなので貸した。読んだことなかったみたい。それはもったいない。
そういえば娘は小さい頃から漫画版を何度も開いていたなぁ。活字は追わずに絵だけを眺めていたらしいけど、向き合っているだけで”何か”を感じられる作品だからねぇ。それくらい世界観が好きだったんじゃなかろうか。
とはいえ、漫画版は宮崎駿さんの最高傑作であるとともに結構な”問題作”でもある(^^;。映画版の流れのままに文明が終わったあとの世界を描き、汚れた大地を浄化する”腐海”とそこに住む王蟲の神秘性をこってりと構築したあとでの、ラストシーン。シュワの墓所で繰り広げられる人類と”前人類”との闘いは、作者である宮崎駿さんの内面の葛藤がそのまま描かれたんじゃないのかな・・・。自分で作り上げた世界・こうあるべきと考えて予めプログラムされた世界、を今を生きる人達が全否定して生き抜こう、ともがく。
緻密に構築した世界を一気にぶち壊すカタルシス。巨神兵が破壊以上の役割を与えられて複雑なキャラクターに成長していた。ナウシカの中にある暴力性を”子”としてすべて引き受け、裁定者として行使する。・・・最強の武器は存在するだけである種哲学的な存在と化すのね・・・。
巨神兵の表情はエヴァンゲリオン初号機の造形に強い影響を与えたように思う。
作り上げた世界を一気に壊すラストって、宮崎駿作品にはいくつか見られるので、”問題”っていうほどではないのかもしれない。が、これだけ長期間かけて描かれた長大な物語世界に読者を耽溺させておいてラストで全部ひっくり返されると、ね(^^;。なんだったんだ(!)、って想いは沸いてくるよなぁ。
必読作(!)。

ナウシカ全巻と昨日いただいた梨とアサリの佃煮とおばあちゃん手製のらっきょう漬けをカバンに詰め込んで、炎天下の中キックボードを提げながら息子は帰った。気をつけてね。

5646歩 3.6km 206kcal 15.8g

神代植物公園
ILCE-7M3 SUMMICRON35mmF2
2020-08-11 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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