定休日2

晴れている。布団干し。

「映像研」にすっかりはまってしまい、湯浅政明監督の過去作を見てみることにした。
借りてきたDVDで「ピンポン」を観始める。松本大洋原作。原作の絵をそのまま動かすようなアニメーション。ものすごい。オープニングから本編から”あの絵”がそのまま動いている(!)。まずはその”絵”の荒さにびっくりするが、それはもちろん監督が意図的に動かしている。絵が”ものすごい”からこりゃ最後まで観られないんじゃないか?と最初だけ心配したが、第一回を観終えた感想は、「え?もう終わったの?」だった。あっという間に時間が過ぎた。面白いっ。
舞台は湘南。江ノ電、江ノ島、東浜海岸が出てくる。主人公は片瀬高校の卓球部所属のペコとスマイル。天才肌の二人は対照的で、ペコはいつもニヤニヤ笑っているが、スマイルは全く笑わない。小学生の頃から二人は駅前の卓球道場で競い合っていた。その卓球道場の主・オババ、高校卓球部の顧問小泉先生。中国ナショナルチームの代表から落選したので日本に留学しにきた孔文革、県内最強の海王学園の風間竜一、らのとても個性的な登場人物たちが、それぞれの背景や過去・感情を背負ったまま卓球を巡り”対決”する。
ずっと前に実写映画で「ピンポン」を観た覚えがあったが、観た覚えしか残っていなかった。今回湯浅政明監督によるアニメ作品を観て作品に対する印象がまるで変わってしまった。大傑作だった(!)。”絵柄”がものすごいタッチなので、好き嫌いは分かれる。ワタシも特に好きじゃない(笑)。でも、絵柄を超えたところでアニメーションを監督は考えている。・・・うまく言語化できないな・・・。ま、できないからこそのアニメーション表現なんだろうけどね。
一言で言えば、動きがとにかくすごい。いままで観たことないアニメになっている。あとはテンポ感。情報量。「動き」で「情報」を伝えようとしている場面もある。一話一話があっという間に過ぎていく。
登場人物たちの過去・現在・未来までも描ききって物語は完結していた。そう、ほんの2日間くらいで全編を観終わってしまった(!)。
笑わないスマイルが卓球と出会った頃は楽しそうに笑っていたことが描かれた時、おもわずホロリとした。ヒーロー見参!

2969歩 1.9km 112kcal 8.5g

多摩川
ILCE-7M3 VarioTessar16-35mmF4

2020-04-22 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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