定休日2

くもり空。

1日店で仕事。その前に歯医者へ。処方してもらったジェル状の歯磨きは、歯の”ポケット”に毛細管現象で浸透して少しとどまるので効能を発揮する時間が長い、と説明された。どんな作用をするんですか?と尋ねると「殺菌です」と即答を受けた。なるほど。

荷造り作業と、午後は本の整理。昨日運んでもらった落札品が積み上がっている。明日からはここに手を付ける。

仕事を終わらせてから、昨日の続きで「ブレードランナー2049」を最後まで観た。やっぱり雰囲気映画になってるなぁ・・・。・・・どこからそういう空気が立ち上がってくるのか、と思ったが、一つ大きいのは背景の省略だ。2049年の風景を積極的には描いてない。これは前作の「ブレードランナー」とはあまりに対照的だ。細かく描いても無駄に見えてしまうような観念的展開かもしれないが、背景が全部”舞台”か”書き割り”っぽいよりは時代のリアリティがでるんじゃなかろうか。
あと、ストーリーの向っている方向があまりはっきり示されない。これも大きい。いや、注意深く観ていれば全部描かれている。セリフに出すこともあるし、登場人物のキャラクターを考えれば自ずとそういう行動になるだろう、と思えるかもしれない。でも、ストーリーどおりに観客へ理解させるには”間”が違ったんじゃないかしら・・・。今これ何を描いている場面なのか、が、いちいちよくわからない。
Kは途中から警官としての任務を離れてしまう。ブレードランナーってレプリカントを狩る仕事じゃなかった?
警察はレプリカントが出産したことを隠そうとする。が、レプリカントを”生産している”ウォレスと対立する意味が伝わってこない。
Kはレプリカント開放運動に助けられる。が、その後の彼らの活動は描かれない。
おそらく、続編が作られる前提で「2049」は制作されたんじゃないかしら。だが、映画の売上げは制作費に対して目標を大きく割り込んでいるらしい。 「2049」で主要なテーマとされたレプリカントの生殖問題は、ウォレスの野望とレプリカント解放運動の間で揺れる次作で描かれるはず。だったが、結局描かれないままシリーズ制作そのものが中止されてしまうかもなぁ・・・。

「2049」ではすでに人間とレプリカントの差はほとんどない。そのことによる”デリケート”な話が、今後の展開では描かざるをえなくなる。そうなると、残念ながら「ブレードランナー」って映画じゃなくなっていくと思うんだ。・・・いや、逆か・・・。革命が成功して開放されたレプリカントが人類から進化した存在として人間の上位に君臨するわけよ。 ・・・ん?猿の惑星っぽくない?
レプリカントに反抗する人間を狩る者が「ブレードランナー」と命名されて・・・。あっ、それは「ターミネーター」世界じゃん。

3739歩 2.4km 136kcal 10.3g

江ノ電
ILCE-7M3 HELIAR40mmF2.8
2019-11-13 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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