交換会へ

雨。

今日は交換会へ向かう。車中では藤森照信「日本の近代建築(上)」を読み始める。実に25年ぶり(^^;。この本を読んで建築が好きになったなぁ。

神保町。古書会館。入札を終えて昼飯。食べたら聖橋を渡って神田明神へお参り。末広町から地下鉄で帰路。車中は混んでた。外国人観光客でいっぱいだった。やはり、東京を代表する観光地である浅草、上野、銀座、渋谷を結ぶ観光線なんだよね。

店に戻ってからは本の整理。

仕事を終えてから、借りてきたDVDで「 月に囚われた男 」を観た。ダンカン・ジョーンズ監督作品。なんと、デヴィッド・ボウイの息子さんなんだって。
民間企業が月の資源を掘って地球に送るのがアタリマエになっている近未来。その基地ではたった一人の男性が勤務していた。3年で交代することになっているが、それまで交代要員はない。資源をカプセルに詰めて地球へ送る仕事だった。
あと二週間でその期限の3年が経過する。もうすぐ妻と娘に会える。それだけが楽しみだった。そんなころ、彼は仕事中に幻覚を見るようになる。体調もなんだか悪くなってきた。月面でクルマに乗り作業機械に近づいた時、 激突する事故が発生。その場で気を失ってしまう・・・。ところが、次に目が覚めてみると基地の中に居た。・・・?・・・。いったい誰が基地まで運んで来たんだろう。その答えはすぐに明かされる。
描かれている基地内の様子がなかなかいい。身の回りの世話をするのはAIで、受け答えはまるで「2001年宇宙の旅」のHAL9000そのまま(声はケヴィン・スペイシー)。で、基地の内装は「エイリアン」のノストロモ号を思わせる。そして、その後の展開はまるで「ブレードランナー」の設定になってくる・・・。
目覚めた彼は作業中に事故を起こした車両を発見し、中から倒れていた人を助け出す。その人の顔は自分の顔とそっくりだった。
やっぱり幻覚なのか?と思うが、ちゃんと実体のある人であることがわかってくる。そして、二人は名前も同じ、奥さんと娘さんを持つ同一人物であることもわかってくる。二人は二人ともクローン人間だった。
月面での勤務3年間はクローン人間の寿命(耐用年数)が3年ということだった。会社は寿命の尽きかけたクローンを、”地球に帰還させるポッド”と偽り寝かせた上で処分していた。地下の倉庫には”新品”のクローンが大量にストックされていた。二人になったのは、事故をおこしたクローンが”死んだ”と判断したAIが次のクローンを目覚めさせたために起こったアクシデントだった。
その事実に気がついた彼ら二人が取った行動とは・・・。

面白かったなぁ。こういう密室劇のようなものは監督の力量が試されると思うね。実際、演じているのは主人公役のサム・ロックウェルだけ。うまく演じ分けていたと思う。

物語の結末は、評価サイトを見ると賛否が分かれていた。が、”クローン”を”レプリカント”と置き換えてみると、ああ、これはブレードランナーの前史のような物語になるのかもしれないな、なんて思わせる。

8502歩 5.5km 323kcal 24.7g

忍野
ILCE-7M3 SUMMICRON35mmF2
2019-08-30 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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