交換会へ

今日は交換会へ行ってきた。

昨夜は借りてきたDVDでデイミアン・チャゼル監督『ファースト・マン』を観た。アポロ11号の宇宙飛行士:ニール・アームストロングの物語。
なかなかの実験作。コックピットからの主人公目線に近い「主観映像」が多用されていて、宇宙船を外から客観視する描き方を極力避けていた。もうこの監督さんなら巨額予算を組んでもらえるはず。そこであえての「主観映像」らしい。こういうところはリアリティを感じる。
映画公開時。評判をほとんど聞かないうちに上映が終わっていたのを覚えている。アカデミー賞受賞監督の作品なのに意外だな、と思った。
実は、ワタシはアポロが月着陸してきたことを少し懐疑的に見ている。月へ人類を送り込むことはギリギリできても、その送り込んだ本人を地球に生還させるなんて当時はムリだったんじゃないか、ということね。現行の火星プロジェクトが行きっぱなしで生還させる前提では計画してないってのが論拠。
いろいろと気になることはある。食事はどうしていたのか、とか、排泄はどうしていたのか、なんて基本的なことも含めて(どちらも映画では描かれていない)。物語の主題ではないから、か、科学的な描写は控えめ。ま。そういう映画じゃない、ってことだろうな・・・。
作中で月着陸訓練の様子が描かれるが、失敗したときの映像しか提示していない。本当にこのミッションを成功させたいと思うなら、100回試みて90回成功した、とかそういうデータが必要だったのではないか、と思うがどうか。失敗した映像を見せてすぐに本番なんて計画が国家プロジェクトとしてありえるのか。
映画は、月着陸の瞬間も含めて感動的に見えるよう演出しているが、ワタシはフーンってかんじで観てしまった。これはどうしようもない。
先立つジェミニ計画で宇宙空間でのドッキング実験を成功させてから、月へ向かうアポロ計画へ移行するおおまかな手順が示される。が、やはりアポロ計画の詳細は描かれない。 かわりに月へ向かう宇宙飛行士を出すことになった家族の心の葛藤を中心に描いていた。
アームストロング氏を含めた3人は、地球に帰還したあと検疫のためにおよそ1ヶ月間外界と隔離された。そんななか、面会に来た奥様と対面する場面で映画は終わっているのだが、その場面がね、なんだか拘置所へ家族が面会しに来たシーンにしか見えなかったのよ(^^;。 ・・・アームストロング氏が月へ行ったあとに言葉をほとんど残さなかったことと関係あるのかな・・・。
そう見せることで監督はなにかを示唆したんじゃないだろうか。

8715歩 5.6km 334kcal 25.5g

丸石ビル
ILCE-7M3 VarioTessar16-35mmF4

2019-07-29 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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