絹の道

晴れている。

今日は少し早起きして二人でクルマで出かけた。

随分前に買った街歩きガイドブックに載っていたコースの一つに女房の目が止まったらしい。「絹の道」。文字通り、幕末から明治初期に絹を運ぶ街道だった道の一部が舗装されずに今も保存されている、という場所。八王子市鑓水。

多摩沿線道路をひた走り、聖蹟桜ヶ丘駅前を通過。大栗川沿いの道(野猿街道)を道なりに走ると、上柚木公園に到着。ここの駐車場にクルマを停めた。すぐ横の住宅街にポツンとあったパン屋さんで昼飯を買ってから、絹の道資料館を目指して歩く。

地図上にある目印の「谷戸入口」信号を発見。そこから谷戸へと入っていく。この先にあるはずだ、と思ってゆるい坂道を歩いていたが、15分くらい歩いた先が行き止まりになっていた(^^;。どうやら道を一本間違えたようだった。日差しが強くなり汗ばむほどの陽気だ。

仕方なく、今来た道を引き返し、もう一筋先の道へと入っていく。こちらは谷戸といっても結構開けていて、田んぼも見られる。ちょうど田植えのシーズンのようだった。

あ、あったあった。絹の道資料館。すぐ先に「絹の道」の入り口が見つかった。
結構急な坂道を上っていく。暫く行くと民家も途切れて、いつのまにか舗装もなくなっていた。石ころがゴロゴロしている道に変化する。まるで土塁のように道の両側が盛り上げられていて、ちょっと異様な光景がしばらく続く。

荷車の通った「街道」なので階段はない。が、坂道がけっこうきつくて、そろそろ疲れてきたな、と思う頃に目印の給水塔が右手に見えた。ゴールの大塚山公園はその先の階段から。ここにはかつてお堂があったらしい。今はもう撤去されて土台だけが残されていた。「公園」とあるが、人っ子一人居ない。ベンチに腰掛けてさっき買ってきたパンを頬張った。おいしいねぇ。

食べ終わったらそうそうに引き上げる。今来た道を引き返す前に給水塔横から住宅街側に抜ける道を見つけたので行ってみると、眼下にズラッと立ち並ぶニュータウンが広がって見えた。やー、これは壮観だね。いままでわりと閉鎖的な空間に居たのでこれはよかった。風が吹き抜けて涼しい。

せっかくなので絹の道資料館に寄って見学する。幕末から明治にかけて養蚕と横浜が近代日本をつくる土台になった、というようなことが分かる内容だった。
当時は相当景気がよかったらしい。そういえば大塚山公園のお堂(撤去済)はその頃に建てられたものだった。
谷戸入口交差点からすぐの小泉家住宅という明治初期に建てられた民家も現役で使われているのを遠目に見学してから、クルマを停めた駐車場へ戻る。

まだ時間も早め。どこか寄ってから帰ろうと思いつつ、もう十分歩いたし、お墓参りだけして帰ることにした。カーナビに入れると走ったことのない道を案内される。うん。これはこれで楽しいね。

多摩センター駅から小野路へ抜ける道。左手に「小島資料館」が見える。新選組ゆかりの「多摩」ってこのあたりのことだったんだねぇ。

早野でお墓参りをしてから帰路。道は全般的にすいていてよかった。

夜、外食のために隣駅へ。息子たちと合流して楽しくおしゃべりしながらおいしいお酒を飲んだ。

17072歩 11.0km 649kcal 49.6g

絹の道
ILCE-7M3 ELMAR50mmF3.5
2019-05-12 | Posted in 甘露日記No Comments » 

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