ベルリオーズ


昼過ぎに出て六本木一丁目へ向かう。

今日はコンサートを聴きに出かけた。演目はメンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲」のフルートアレンジと、ベルリオーズ「ローマの謝肉祭」と「幻想交響曲」。盛りだくさんだ。

小林研一郎指揮、東京交響楽団の演奏。ベルリオーズの「幻想交響曲」を生で聴くのはもちろんはじめて。

ヴァイオリン協奏曲をヴァイオリンで演奏せず、フルートを上野星矢という人が演奏した。ヴァイオリンで弾くフレーズをフルートで、ってこれはかなり超絶なこと(らしい)。そりゃそうだよね。でも、見てると結構余裕の雰囲気(のように見える)で吹いてらした。すごいね。

「幻想交響曲」について案内役の三枝成彰さんが演奏前に解説をしてくれた。ロマン派最初の楽曲になる、と。それまでの、たとえば古典派・ベートーヴェンの交響曲はソナタ形式で、曲の進行に”型”があるので、提示された主題を展開し、再現し、コーダして終わる、となっていた。ある意味”その先が予測できた”。ロマン派はその形式から離れたので”予測できない音楽”とされているという。

ベルリオーズはすごい迫力だった。この曲には物語が設定されており、ベルリオーズ自身が主人公の”空想のシナリオ”に沿って作曲されている。それが楽章ごとの題名になっている。出会い、舞踏会でのめぐり会い、悩み、事件が起こり断頭台で死刑になり、魔女の饗宴に迷い込む。1-3楽章はメロディーらしいメロディーを思い出せない。ハナウタにしづらい。が、特に第四楽章からの盛り上がりが有名で、今日もティンパニ、シンバル、大太鼓、鐘の音が大音響するなかで曲は終わった。たしかに曲の”主題”を感じる部分は少なくて、そういうところが古典派と違うところなのかもしれない。

三枝さんの解説で、1852-3年がすごい、という話。このころ、ヨーロッパは産業革命によって社会整備が進み交通が行き届くようになり、音楽家同士の連絡ができるようになっていた。同時代にベルリオーズのほか、シューマン、リスト、ワーグナー、ショパン、ヴェルディ、ブラームス、ビゼー、ムソルグスキー、チャイコフスキー、ドヴォルザークが居た、という。ちなみに、ベートーヴェンの第九が演奏された6年後にベルリオーズの幻想交響曲が発表されたんだそうだ。

店に戻って仕事を再開。

6022歩 3.9km 222kcal 16.9g

ILCE-7II SUMMICRON35mmF2

2018-07-26 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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