1日店

朝起きて快晴。
土曜日に研究授業があったとかで、息子は今日学校が休みだ。本当は部活があったらしいが自由参加で、息子は休んでちょっと病院へ。
月曜日はとにかく荷造り作業。金曜日からの荷物も今日清算という方も多く、朝から忙しい。とはいえ、朝飯を食べながら大河は欠かさない(^^;。敗者を思いやる気持ち。一豊殿も大人にお成り遊ばした。そういえばドラマもそろそろ最終コーナーだ。
午後からは早速息子のお友達が大挙として遊びに来る。その合間を縫って、さっき届いた浄水器を開けて早速セットアップ作業。今年の夏からずっと飲んでいたミネラルウォーターがやっぱり高いので、ドイツメーカー製のポット型浄水器を購入したのだ。ちょうどキャンペーンセール中だった。2ヶ月に一度フィルターを取り替えることになっている。取替えのためのインジケーターまで蓋に付いていた。早速飲んでみると水道水のカルキ臭はきれいに消えていた。これならいい。
午後はずっと仕事。夕食の時に「富豪刑事」を見る。エンディングテーマを歌うのは及川ミッチー。曲は「愛のメモリー」だ。バックには登場人物がスチルで登場。お嬢様はカラーだが、他の方はモノクロ。撮影は稲越功一氏。つい毎回見入ってしまう。
ビデオ屋へ。見終わったDVDを返す刀で続きを借りる。ふと思い立ち、そうだ「ロッキー」を見てみるか、と借りてきた。仕事の区切りを付けてから見始める。そういえばちゃんと見たのは初めてかもしれない。見たくなったのはもちろん、町山さんの本を読んだから。案外あっさり目の演出だが、ところどころに印象的なシーンがある。エイドリアンとのスケート場でのデート。ここでロッキーは自分の人生を語る。試合に向けてのトレーニング。ステディ・カムを使ってのランニングシーン。あのオレンジを投げた人はエキストラではなく、街の人だったらしい。これはスゴイ。
ただ、”感動的”と町山さんの本に書かれているフィラデルフィアの階段を駆け登るシーンは言われるほど胸に迫ってこなかった。氏の文章がワタシにとってある意味で”映画を越える表現”になっていたんだと思う。
どん底の生活を送っていたロッキーがある日ボクシングの世界チャンピオンと闘うチャンスを得る。何をやってもうまく行かなかった今までの自分。でもそれは、自分を賭けるだけの瞬間がまだ訪れていなかったからだ。相手が世界チャンピオンのこの試合で最終ラウンドまで闘いぬけたとき、自分がクズではないことの証明になる。そう信じてロッキーはリングに上がった。
現代の寓話だ、と町山氏も言う。だが、この映画はスタローンが見た「モハメド・アリ対チャック・ウェプナー」という実際に行われた試合に製作の動機があった。誰もが負けると予想したウェプナーが世界チャンピオンからダウンを奪ったのだ。試合には負けたがウェプナーの名前はボクシングの歴史に刻まれた。
スタローンは当時無名だった。そして自分をウェプナーに見立て、ロッキーの脚本をわずか3日で書き上げた。
映画の中でロッキーはチャンピオンからダウンを奪う。そして、最終ラウンドが終わったあと、彼は何度も恋人の名を叫ぶのだ。「エイドリアーン!」と。試合には負けたが彼は自分の立てた目標を果たした。自分の人生で最高の日を最愛の人に見届けてもらう喜び。ロッキーはそんなものすごく男くさい映画だった。号泣。
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2006-11-13 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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