往復

曇り空。
「誰も知らない」の続きを見る。破滅への道は徐々に徐々に進行していた。お金がなくなる。電気が止まり水道も出なくなる。食料は知り合いのコンビニ店員から賞味期限切れのおにぎりを分けてもらう。夏の暑い日も雨の日も公園まで毎日水汲み。夜は真っ暗。息の詰まる生活が続く。
気晴らしに野球。帰ってみると妹の息がなかった。椅子から落ちたのだ。
母親に電話するもカネがない。もう彼にはなす術がなかった。
周囲の大人はどうした?という疑問は浮かぶ。でも、誰あろう長男自身が他人の介入を拒否していた。兄弟バラバラで暮らしたくない。母親はもう帰ってこない事を知った上で、彼は誰よりも強く家族の物語を信じていた。
彼なりに妹の弔いをする。済ませた後も日常は続く。ラストシーンでは、もはや母親を必要としてない新たな家族としての引力を身につけた彼の姿があった。
テーマがぼやけることを恐れてか、監督は意識して死んだ妹を描写しない。エンドロールにはスチルに川内倫子さんとあった。たしかに絵的世界観は彼女の写真にものすごく近い。淡々と描いている映像の”行間”は観客が埋めながら読んでいくことになる。こういう手法って日本映画独特のものではないだろうか。
余韻に浸りながら仕事を始める。一渡り荷造りし終えてから交換会へ出かけた。往復の電車では東京にある地名の由来に関する本を読み始める。雑学的な部分もあるが、ちゃんと年代は押さえてあるし、諸説ある場合には並べて読者に判断を仰いでいる。面白い。半分読み終わる。
交換会の清算を済ませる。入札を終えてから昼飯に駅前の回転寿司。サンマとイワシが旨いこと(^^)。マグロを食べなくてもサンマでいいじゃないの。こってりとDHAたっぷり。
店に戻って再び荷造り。閉局時間までに郵便局へ持ち込んだ。
今日は2ヶ月に1度ある恒例のお食事会。子どもたちもオヤジたちも楽しみにしていた。息子は随分食べるようになったなぁ(って毎回書いてるね(^^;)。いい調子でビールと日本酒を飲んでたら酔っ払ってしまい、帰ってしばらく休んでから仕事を再開する。
日記を書いていたら日付が変わった。
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2006-09-07 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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