鎌倉散歩


良く晴れた日曜日。
少し起きるのが遅かったものの、出かけることになった。行き先はちょっと奮発して鎌倉まで。横浜駅から横須賀線に乗り換えていくつもり。途中横浜駅構内にあるKの売店で弁当とシウマイを買い求めた。
鎌倉駅から江ノ電で長谷まで。「まだのるの?おなかへったよ」と娘。なんとかなだめすかして江ノ電に揺られた。長谷駅で沢山の人が降りて大混雑。江ノ電はやってるなぁ・・・。
いわゆる大仏道を北上。道の両側にはお店がズラリ。ちょっとした食べ物屋が目に付くのと同じくらい雑貨屋が多かった。いわゆる昔ながらのみやげ物屋ではなく、アクセサリーっぽかったり、インテリアになりそうなものだったり。買う人いるのかな・・・(^^;。昔から営業していそうな中華料理店が3軒あって、いい匂いが漂っていた。ああ腹減った。
なんとか大仏入り口に到着。入場料は4月から息子も大人料金だ。交通費といい結構イタいね。たしか娘は初めての大仏だと思うけど、特段の感動もないらしい。見た瞬間「うあっ」とは言っていたけども。息子は小学校の遠足ですでに見学済み。鎌倉時代って知ってるか?
大仏見学より先にまずは弁当を。大仏の周りの回廊にベンチがあり、あいていた場所に座った。腹が減っていたからパクパクと一気に食べきった。目の前の木に動くものあり。リスだった。シュシュッと動いて人気者だった。木から木に飛び移ったり、地面をすばやく移動したりと、なかなかすばやい。シマリスのようにかわいらしい感じの色じゃないので、尻尾にふさふさした毛が生えていなければネズミと大して変わらない容貌だが、方やリスならキャーキャー言いながら人が集まってくるのに、ネズミということになったらキャーキャーいいながら人が散っていくンだろーネ・・・(^^;
食べ終わってから大仏を一回り。巨大な草鞋には「奉納」とある。その隣のでかい看板に大仏の由来が書いてあった。曰く、はじめは木像で6年間かけて1238年に作られたらしい。その後大風で倒れてしまい、1252年に現在の青銅の像が作られた。当初は大仏殿があったが、2度も大風で倒れ、終いには高潮で流されてしまった。それ以来ずっと現在まで大仏殿なしの姿なんだそーだ。
娘のたっての希望で胎内を見学する。中学の遠足で来て以来かも。狭い階段を降りて登って中を見る。大震災で痛んだ首を強化プラスチックで補強していると説明書き。内側からギプスをしているようで痛々しかった。
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出口を出ると目の前にいわゆるみやげ物屋さん。
「鎌倉みやげ」と大書き。富士山の看板に五重の塔が描かれ、松と桜が添えられている。いわゆるひとつのステレオタイプな日本像だ。みやげ物のメインは日本刀(のようなもの)。どー見ても外国人相手の商売だね。確かに外国人の姿が多く、漢字があしらわれたTシャツを着ている人も結構見る。漢字は不思議の国ニッポンの象徴なのだろう。物干しの洗濯ばさみに吊られた「闘魂」の鉢巻が風に揺れていた。
娘がさっきから「あついあつい」と言いながら「ねえねえおとーさん、ソフトクリームがたべたいよー」と繰り返し言う。「さっき弁当食べたばっかだろ」と息子が言う。まあ別にそんなきっちりしなくてもいいよ。そばにあった店で紫芋のソフトクリームを二つ買った。目の前の電線を伝ってさっきのリスが綱渡りしている様子を見ながら食べた。大仏道はクルマ大渋滞中。
普通ならここから長谷観音に行くのがセオリーだが、一本北側の光則寺へ行くことにした。観光客が大勢で大渋滞の大仏道を右に折れると急に人通りがなくなり、奥へ進むにつれてウグイスの鳴き声が聞こえ始めた。とても静かな佇まいをたたえる界隈となり、突き当たりに光則寺の門があった。ここは長谷の花の寺と言われるほどで、中でも樹齢120年とも200年とも言われる海棠(カイドウ)は見事。少し散りかけていたが、ほぼ満開の姿を楽しむことが出来た。池のほとりでは石楠花(シャクナゲ)も八分咲きで、なんだか奈良へ行った新婚旅行を思い出した。もうあれから13年も経つんだね。
なぜか孔雀の檻があって、娘はさっきからご執心の様子。「おとーさん、デジカメかして」と、ワタシからひったくって網越しに孔雀を狙っている。孔雀も人が集まると自慢の羽を広げてアピールする。見学している人から「あら、きれいねー」などとお声が掛かるとブルブル振動させたりしてうれしそうだ。娘はその様子を62枚も写真に撮った(^^;。
大仏道へ戻る角にカボチャきんつばを売るお店有。今度は女房も娘も「たべたーい」ということだったので、人数分おごることにした。さっき出来上がったものがすぐに売り切れるという回転の良さ。もちっとした食感でなかなかうまい。二口で食べきってしまった。
長谷から江ノ電。鎌倉から横須賀線。座って横浜まで。東横線で帰って来た。小杉で降りて息子の枕を買い、そのビルの2階にある店で夕食。何を食べても旨かった(^^)。
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2006-04-09 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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