新宿~下高井戸

朝起きて快晴。今日は出かけたいなぁ。
娘は元気だったが出かけるにはまだ早い。となると今日はワタシ一人で出かけるか・・・。少し遅めの朝飯を食べ終わってから昼ごろに出た。どこへ行こうかな。久しぶりに新宿を歩いてみましょうか。
東急に乗る時、思い立ってパスネットを購入。これでいちいち切符を買わなくて済む。それだけでもありがたい。渋谷から山手線。原宿駅を通過するとき竹下通りが見えた。まるで初詣の参道のような混雑。なんで(^^;?
新宿駅に到着する。駅改良工事中。随分工事期間が長いね。平成19年までとか。北口から地上へ。ALTA前だ。歩行者天国中。人だかりもなく人が流れている。映画の看板も真っ白。広場から見えたカメラ屋さんもビルの2階に入ってしまい、なんだかだいぶ様子が変わってしまった印象。そのまま直進し、大通りの信号を渡れば歌舞伎町だ。夜の歌舞伎町は学生だった頃に飲み会で来た事はあったが、それ以外で歩くのはほとんど昼間だ。それにしても昼間っから人が多いなぁ。通りの両側には飲食店か風俗店が犇く。この人通りの多さは意外だった。
ふと右に眼をやると荒木さんが「東京は、秋」で撮影していたお城があった。当時は喫茶店だったはずだが、今はカラオケになっていた。手前が神社の広場になっていて今でも全景を見ることが出来る。
戻ってきてコマ劇場広場。ぐるりと映画館やボーリング場。むしろこの広場の方が人があまり居なかった。コマ劇場では小林幸子さんの新春公演中。ヴィジョンではエミネムがラップしている映像が流れていた。
そうだ、ゴールデン街へは一度も行ったことなかったな。たしか区役所の向こう側だ。行ってみることにする。すると、周りを高いビルに囲まれた谷間のような一角を発見。「新宿ゴールデン街」の看板。ここだ。
昼間なので人はほとんど居ない。自転車で駆け抜ける女の子。掃除している人。あとはワタシのように「ここがゴールデン街かぁ」とか言いながら通り過ぎる人。冬の低い日差しは周りのビルに遮られてほとんど届かない。戦後から辺りは二周りくらい作り変わっているだろうに、この場所はまだまだ戦後の面影という風情。変わろうとする力と変わらないようにしたいという力がこうして並存しているんだな、と思う。街の姿は人間の中の混沌を反映する。
風林会館のカメラ屋さんのウィンドウを覗く。もう銀塩カメラは過去のものになったのだなぁ、という感想。腹が減ったので歌舞伎町へ戻り、王城のそばのラーメン屋で昼飯。
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大ガードをくぐって西口へ。思い出横丁を抜けて西口広場の歩道橋。
広場を俯瞰で撮影。駅前を歩いてYを少し冷やかしてからKO線に乗った。パスネットはJR以外の鉄道にはすべて乗れるので、これ一枚でどこへでも行けるような気持ちになる。
下高井戸で降りた。実はワタシの母校はこの駅下車で歩くとある。卒業してから一度も降りたことが無かった。15年ぶりだった。まず駅舎が変わっていた。線路両側に階段を設けて改札口を線路の上に作っていた。ラッシュ時には開かずの踏み切りとなってたむろしていた駅前のちょっとした広場も小さくなり、コロッケを買った肉屋さんもMになっていた。踏み切りの向こう側の市場は健在だったが、商店街の様子はだいぶ変わっている。やはり他と同じようにチェーン店が増えて個人商店が減っている。致し方ないか。それが時代の流れだ。
15年前通った道を歩いた。左側の小学校が切れた辺りの四つ角に昔なじみの居酒屋が残っていた。いや、残っていたどころではなく、ビルに建て替えられていた。大発展だ。お店の一角にあるたい焼き売り場には、まるで三田にあるラーメン屋さんのようにビルを巻く行列があった。15年前はこれほどの行列ではなかったような・・・。それにしてもすごいな。
道はそのまま大学まで続いているし、見慣れたビルや商店も残っているところがあった。それでも気持ち的には懐かしさはなかった。初めて歩く街のような感じがした。
大学の校舎が見えた。右手には高校のグラウンド。左手には大学の体育館。歩いていくと右手に100周年記念館という建物が見える。なんだろう、これは。ワタシが卒業した後に建ったものらしい。構内に入ってみると、正面の1号館は当時そのまま。研究棟もそのままで、第二体育館の様子も変わらなかったが、思い出の大講堂が消えていた。代わりに図書館と看板の付いた真新しい建物が建っている。図書館だけでこの規模?講堂も中に入っているのかもしれない。
休日で何かの模擬試験会場に使われたのか、試験を終えた風な人たちがぞろぞろと構内を歩いて駅へ向かっていた。その流れに乗って構外へ出た。帰り道、なぜか急に懐かしさがこみ上げて来たのでたい焼きの行列に並んだ。自家製のあんを使った香ばしいたい焼きが今時ひとつ100円だった。4つ買った。安い。
ここは女房と初めて飲みに来た思い出のお店。これからもなくなって欲しくない。がんばってください。
ウチに戻ってからたい焼きを皆で食べる。「どこまで行ってきたのよ」と女房。あの場所ですよ(^^)。子供たちにも思い出のたい焼きは大好評だった。
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2006-01-15 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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