勉強会

金曜、明古。

昨日仕入れてきた本を出品する為、今日は朝5時起き。メールチェックし、ご注文へのお返事メールを書き終え、食事を済ませてから7時少し前にクルマで中企センターへ向かう。ワタシは荷を出した後そのまま明古の仕事があるので、クルマを戻す為にオヤジも一緒である。
途中、渋滞を覚悟していたのだが道はすいていた。7時半には到着してしまった。やることがない。ただひたすら待った。

駐車場にクルマを入れ荷をカーゴに積み替える。ただし、荷物用エレベーターは8時半になるまで動かないようになっていた。動き出すまで横浜のNさんとおしゃべり。

開場。昨日まで大市をしていたから残置品もきちんと資料会さんが整理されている。我々はすぐに出品荷物の整理を始めた。しかし荷はガラガラ(^^;。こういう日に出品すると高くなるはずなんだけど。資料会で売れなかったこの間の美術書の口を3点出品。こうなったら捨て値処分だ。

昼前にはいつものように荷が会場に満ちた。昨日仕入れた口には札が次々入っていく。しかし、美術書3点には札が入らない。やれやれ2千円にもならないってこと(^^;?

開札。カーゴ一台の荷物はいい値段で売れていく。しかし資料会売れ残りの3点はやはり思った値段では売れなかった。ううむ、腰痛分だけ損した気分(^^;。

市会終了後、今日は明治古典会の勉強会があった。講師は八木書店八木朗氏。自筆物の真贋についての詳細な解説を1時間半にわたってスライド映写を含めて講義していただいた。公開講義なので明古以外の方の聴講も前回以上。経営員は残置品を整理したあと、市会会場の半分を使って会場設営。映写機の準備、教材置き場、椅子並べなど。

近代作家の原稿の解説では、作家には書き方、特に直し方に特徴が出るとのこと。荷風の原稿は推敲の跡が多く、直しが多い為書生が代筆したものが多いことや、山本有三には奥様の代筆が多いこと。谷崎潤一郎は晩年失明したので奥様が代筆したことなど、作家の周辺事情にまで話は及んだ。非常に興味深い講義だった。
値段の高いものに贋物は多い。だけど贋物をつかまされても再流通させないのが業者の良心だ、というのが八木さんの信念。

終わったあと、靖国通りのイタリアンで懇親会。その後、錦糸町へ会は場所を移したとやら。ワタシは30代3人でジョナった。終電帰宅。2時就寝。21時間にも及ぶ長い一日は終わった。

2001-12-08 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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