往復

曇空。寒い。

昨日までの高気温がウソのように寒い。もっとも、昨日は強風で大変だったが。

荷造り作業を終えてから今日は交換会へ向かう。車中で漱石の「こころ」を読み終わった。本文の半分以上を占める先生の「手紙」はあんまり手紙っぽくないが、口語体で書かれているので読むのに苦労しない。いつ頃から手紙は文語で書かれなくなったのかしら。手紙として書かれているので描写は基本主観的。先生のこころの動きをひだひだまで克明に描く一方で、あまり客観的な時代を表す事柄は書かれてないが、最後に明治天皇の崩御と乃木希典大将の殉死について触れている。もちろんそれが先生の自殺に直接結びついているわけじゃなかったが、ひとつの「時代」の区切りを先生が感じて自殺の引き金になったことを匂わせる。
やはり今回も読んでみてなんで先生が自殺したのか、理解はできなかった。自殺するには理由が弱いって思う。それはたぶん、ワタシがまだ死ぬわけにいかない、と日々強く思っているからだろう。

入札を終えて昼飯は今日もうどん。味玉の天ぷらにはまっている。

帰りの渋谷駅。半蔵門線ホームを降りたら階段を上に昇るわけだけど、これが来週からは下に降りることとなる。東横線の渋谷駅が地上2階にあるのは明日の金曜まで。
今日が3月14日だったことを唐突に思い出し、のれん街でチョコを買った。もうすぐ閉鎖・移転となるだけに、お買い物の人でごった返していた。特に男性客が多かったのはワタシと同じ理由だろうね。

で、東横線の渋谷駅。日に日に混雑が激しくなっている。といっても、写真を撮る人ばかり。電車の中はガラガラ(^^;。ホームは警備員の注意喚起する声が常に響き渡っている。電車運行の支障になるからフラッシュは焚いちゃダメよ。今日も数枚撮ったがどこにカメラを向けても写真を撮っている人ばかりだった。いよいよ明日が渋谷駅の最終日。終電は発車できないんじゃないの(^^;?
若いお父さんとお母さん、それに3歳くらいの男の子の3人が記念撮影していた。そこまではいいんだけど「もう1枚!」とお父さんが声をかけた瞬間、男の子が「もうイヤ!」と大声をあげて写されることを拒否ってた(^^;。そりゃ、子どもにしてみたらまだ電車に思い出なんてないからなぁ・・・。

帰りの車中から司馬遼太郎「城塞」を読み始める。どうやら大坂夏の陣についての物語らしい。そういえば「国取り物語」もいずれ読まないとなぁ。

オヤジと母親は明日から始まる愛書会展の準備で神保町へ。ワタシは店に戻って店番。
11847歩 7.10km 103分 621.0kcal 22.8g

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.2.10

このブログ記事について

このページは、甘露日記が2013年3月14日 23:59に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「物忘」です。

次のブログ記事は「渋谷」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。