南風

晴れ。

荷造り作業を終えて今日も交換会へ向かう。車中では漱石の「こころ」を読む。15年ぶりくらいかしら。

今日は南風が吹いて気温が高い。昨日上着を着て来て後悔したので、今日は上着を置いてきた。それでも少し暑かった(^^;。なんて陽気だ。

入札を終えて昼飯。食べ終わってかるく歩くことにした。工事中の日大病院の横からアキバ方面に。お茶の水駅東口・幽霊坂のあたりはビル工事がほぼ終了したが、周辺の再開発と合わせてまるっきり様子も雰囲気も変わってしまった。郵便局前のエリアと渡り廊下で繋がり、一帯が”幽霊坂ヒルズ”になっていた。巨大プロジェクトになったのね。

風向きのためだろうか、あたりは焦げ臭い。昌平橋から見える総武線の跨線橋も梱包アートされている。秋葉原駅周辺、淡路町交差点、万世橋交通博物館跡とあわせて大規模かつ一体的に施設が更新されている印象がある。まあ、コンクリートの寿命は80年くらいと云われているので、このあたりの重要街路が当時一斉に工事が行われていたってことかもねぇ。

今日も地下鉄渋谷駅経由で帰ってくる。駅構内をこうして通るのもあとわずか。そして、銀座線渋谷駅を利用するのもあとわずかになった。渋谷駅地下化によっておそらく山手線を使うときは目黒線に乗って目黒駅で乗り換えることになるだろう。銀座線の渋谷駅は使う意味がなくなってしまう。接続が変わることで全く使わなくなる、もしくは行かなくなる場所ができることってある。たとえば、東横線が桜木町駅まで走っていたころはあれだけ毎週のように行っていたのに、廃線になってからは一度も行ってない(^^;。東横線も地上線が廃止になり、たぶんそういうことがこれから起きるんだと思う。

車中で読む漱石の「こころ」が面白い。ちょっと前に「三四郎」を読んでいたが、ピンとくるものがなくて途中で読むのをやめてしまった。漱石の小説は人間の内面を描いているので、描かれている背景が明治時代であるのに全く古さを感じない。かつ、年月を経て再び読みなおすと、登場人物の年齢と自分の年齢が重なって、以前読んだ時と刺さる部分が違ってきたりする。以前読んだ時はおそらく主人公の「私」でしかなかったが、今の年齢だと「先生」にも感情移入できる。そういう年齢になってきたってことだね。

今日も渋谷駅は撮影する人で混んでいた。おそらく廃止されるまで続くんだろうなぁ。
5895歩 3.53km 54分 295.6kcal 7.6g

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.2.10

このブログ記事について

このページは、甘露日記が2013年3月 8日 23:59に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「花粉」です。

次のブログ記事は「平場」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。