特撮博物館

娘は朝から模試があるようで、白楽の会場まで女房も付き添い。女房は9時半頃帰ってきた。

荷造り作業を鋭意。いつもお買い上げありがとうございます。早めに仕事を始めたので早めに終了。11時半までにワタシ一人で出て、東京都現代美術館で開催中の「特撮博物館」まで出かけることにした。

現地到着は12時半。暑い盛り。入り口はそれほど混んで居なかったが、中に入ったらわんさと人が居た(!)。珍しく音声ガイドを借りてみる。ナレーターは清川元夢さんだった。エヴァで冬月先生を演ってた人。落ち着いた語り口で展示品に解説をくれる。

特撮映画の撮影で使われたミニチュアなどが所狭しと展示されていたが、ワタシ自身が見ていた作品以外は正直良くわからない。展示物に関してはウルトラマンのコーナーあたりからグッと引き込まれていった。会場にはワタシと同年輩から下の世代が多かった。子連れで来ても子供たちはそれほど展示品に興味を示している風もない。むしろ、お父さんが熱心に「これがウルトラセブンでね」と思い入れたっぷりに話していたりする。

結局、今回の博覧会のメインは「巨神兵東京に現わる」という特撮映画。全編9分あまりという短いものだが、ある日突然東京上空に巨神兵が現れて東京を焦土に変えていく様が描かれている。もちろん、宮崎駿原作「風の谷のナウシカ」に登場する巨神兵。それが実写映画で動き、破壊光線を吐いて東京を焼きつくす光景はとても刺激的だ。会場の何処かで子どもの泣き声が聞こえる。やっぱり怖いよね。巨神兵の造形もアルマゲドンの映像も。
この映画のメイキング映像がすぐとなりの会場で展示されていて、裏では大人たちがこんな楽しそうに制作していたのかぁって感じ。”文楽人形”としての巨神兵。巨神兵が中に人が入れない造形になったため、文楽のように外から操演している。頭、肩、腕、腰、足をそのまま棒で延長して身長180cmある巨神兵のパーツと連動させて動かす仕組み。これはなるほど、と思った。あとで消すためにブルーで全身包まれた操者が3人かかりで巨神兵を動かす。監督がその動きに演出を施す。なかなか決まらないようだった。
で、ミニチュアで再現する東京の街。高円寺、阿佐ヶ谷、新宿大ガード、西荻窪駅、放たれたビームで破壊される五反田のオフィスビル。めくれ上がる商店街は中野か高円寺の雰囲気で。そして、怪獣ものでは定番の東京タワー崩壊。増上寺も木っ端微塵に爆破されていた・・・(^^;。
メイキングで語っておられたが、ミニチュアを作っただけじゃなくて、リアル感を出すためには「破壊される行程」も演出しなきゃならなくて、そのために崩壊するビルのパターンを幾つか考案していた。爆発しているんだから、爆風も出る。実際の爆発以上に圧縮された窒素をぶつけて吹き飛ばしたり。火の粉は発泡スチロールの粉を飛ばして表現していたり。
爆発シーンといえば、原子雲を「綿」で再現していたのには驚いた。案外オーソドックスな方法で「エイリアン2」でも使われた手法とのこと。

とにかく「CGを一切使わない」となると、これだけあれこれと細部に気を付けなくちゃならない箇所が出るんだなぁ、と思った。すでに時代はCGなので、円谷英二を祖とする日本の特撮技術もこうした企画でもない限りは扱われることがほとんどなくなっているらしい。
でもさ、CGを使わなかった頃の作品の方が心に残るものが多いと思うんだよね・・・。

大変おもしろく見たあと、図録と巨神兵のヴィネットのガチャガチャを買って出た。あとは暑い中を三ツ目通りを延々北上してスカイツリーを眺めてから銀座線で帰宅。
11362歩 6.81km 104分 573.6kcal 15.4g

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このページは、甘露日記が2012年8月26日 23:59に書いたブログ記事です。

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