交換会へ

暑くなってきた・・・。

荷造り作業を終えてから今日は交換会へ。車中では「北斗の人」の続き。自らの剣で身を立てる決心をした千葉周作は上州へ向かう。行く先々で道場を破った。上州には馬庭念流が深く寝を下ろしていた。上州の人は気性が荒く、特に勝負事となると人が変わるらしい。剣の腕では千葉周作にかなう者はおらず、負けた者の中には周作に弟子入りする者もあった。その弟子も連れてくるものだから、たちまち100人ほどの大所帯となる。
その弟子の一人が伊香保明神に武道額を奉納しようと動き出す。目の前でそんなことをされては馬庭念流も黙っているわけには行かない。一度言い出したことを曲げることは上州人にはできない。勢い馬庭念流と戦に近い状態になっていった。
物語のクライマックスはこの両者の睨み合いの経過を描いていくことで迎える。一歩も引かない弟子たちの気性にも押され、できれば面倒を回避したいと思っていた周作も武道家として一生に一度は通過しなければならない切所として覚悟を決める。途中でやめようとすれば門人が黙っていない。伊香保を舞台にして馬庭念流の弟子たち1000人とガチンコでぶつかる寸前のところまで事態は進行していった。ところが私闘は幕府の禁じるところ。最後は両者が引くことで決着するのだが、馬庭宗家と周作が”非公式”に闘い、話をつけた(ことになっている)。
その後、東海道を旅した周作は再び次々と道場を破り、北辰一刀流に自信をもった、と。
物語はこのあたりで終り、あとは後日譚として神田・お玉ヶ池に玄武館を建てるまでの経緯がざっと述べてあった。
剣は理によって、というのが北辰一刀流。そこに精神性や神秘性は入ってこない。合理性で剣を考えるところに新しさと強さがあった。理で突き詰めるから教授法もぶれなかった。習った者は確実に上達した。
なるほどね。読了。

交換会会場。合理性合理性。なんとなくつぶやきながら入札(謎)。
昼飯を食べて帰りの地下鉄。

途中渋谷に寄って、Bカメラで先日発売されたばかりの電子書籍リーダーを触ってきた。電子インク採用の見え味はなかなかイイのだけど、タッチパネルの操作性に難有り。でも、いつもこの手の端末を触って思うことなのだけど、設計の目標が”紙”の再現なんだよね。すでに完成されている本というパッケージを電子で再現しよう、というプロセスは、人型ロボット究極の目標が”人間”って話に似てくる気がする。これ以上は書きません。
ついでにカメラコーナーでDP2Mのデモ機も操作。まあ、このカメラはただいじっているだけじゃその凄さを実感することは難しいんだけど。

店に戻って本の整理と荷造り作業。来週には愛書会展の入稿がある。
11243歩 6.74km 103分 563.7kcal 18.0g

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このページは、甘露日記が2012年7月25日 23:59に書いたブログ記事です。

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