印象派

くもり空。

今日は定休日。朝少し早めに起きてまずは仕事。朝飯を挟んで仕事続行。メルマガにツイート、ニュースの編集まで済ませてから、ギリギリまで荷造り作業。

何のギリギリ?今日は午後から有楽町にクラシックのコンサートを聴きに行く事になっている。毎年夏にやる「はじめてのクラシック」というプログラム。別にはじめての人限定というわけじゃなくて、入場料を1000円にすることではじめてクラシックを聴く人の敷居を下げようって企画らしい。今回で6回目なんだそうで、ウチは第2回から通っている。今年のテーマは「印象派」。印象派ってどんな音楽?
演奏される曲はドビュッシー「小組曲」、デュカス「魔法使いの弟子」、ストヴィンスキー「火の鳥」、ラヴェル「ボレロ」というラインナップ。
確かに古典派の作品とはまったく音色の異なった音楽だった。ただ、解説で三枝成彰さんは「4つとも印象派じゃないんですけど」と言っていた。ま。素人には何が印象派なのかなんてわからない(^^;。ドビュッシーの”唐草模様”のように音が踊るメロディーとか、やたらファゴットの動きが魅力的だとか、ハープが鳴って夢の世界のような情景が広がるとか。とにかく普段交響曲ばかり聴いていると耳新しい音が次々出てくる。
古いものは新しいものに取って代わられる運命にあるそうで、ドビュッシーはそれまで音楽にあった法則・ルールをすべて無視した音楽を作り、確立させたことで評価を得た。これは別のTVで聴いた解説だけど、パリ万博で聴いたガムランの音や近代化しつつあった都市(まち)の音にも影響を受けたという。それまで世界は西と東の音楽が一気に出会うような機会を持たなかった。近代となり、パリで東南アジアの音楽に直接触れることのできる時代になって、音楽もまた新しいステージに入ったということだろうか。
「魔法使いの弟子」といえば、ディズニーのファンタジア。映画に音楽が付くのは今日では常識だけど、当時は新しかったのかもしれない。聴いていて映像が浮かんでくるような映画音楽って印象が残った。
「火の鳥」はもともとバレエの音楽なので、音楽の果たす役割もどんどん広がっていた時期だったのかもしれない。新しい芸術はこのころパリで次々生まれていた、ってことなんだろうね。

最後にボレロ。演奏会で聴いたのははじめて。極小のスネアから始まり、いろいろな楽器がソロでメロディを奏でながら徐々に徐々に全体の音がうねるように大きくなっていく。そして最後は大編成のオケが最大音量を奏でてズバッと終わる。ただ、作曲された当時はもはや時代遅れの構成だったらしく、ラヴェルの評価はあまり上がらなかった、と三枝氏。常に”最新”じゃなければいくら盛り上がっても評価されないってのも厳しいね。この曲で印象的に鳴る楽器がサックス。この楽器はアメリカに渡ってジャズで有名になったが、オケで使われることはあまりなかった。が、ボレロではソプラノ・アルトの2本がかなり目立つ音を出していた。
ドラの連打で曲が終り、大拍手で演奏会も終了。やっぱりクラシックは演奏会で聴くのが一番いいねぇ。

満員だった観客が一斉に席を立つ。小雨のぱらつくなか、有楽町駅から電車に乗って店に戻った。
5370歩 3.22km 53分 254.5kcal 6.6g

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このページは、甘露日記が2012年7月24日 23:59に書いたブログ記事です。

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