記念日

晴れ。

いつもの火曜日。店舗休業だが作業は休まない。まして本は山積み。粛々と仕事。

今日は記念日。あの日からかれこれ19年経った。早いものだ。確かにあの日からワタシの生活は一変した。それまでの生活とはハッキリと決別したが、ためらいとか怖いとかそういうことはなかった。きっと若かったんだと思う(^^;。まだいろいろな怖さを知らない頃だった。知らないからできたとも言える。一度そうなってしまえば案外男はその環境に順応していくものだ。

今思えば時間だけはたくさんあった。カメラを買って凝りはじめたのもその頃だし、子供が生まれてからは一層シャッターを切る機会も増えた。当時撮りためたフィルムは山のように残っている。どこにいつ頃のフィルムが入っているか、もはやわからなくなっている(^^;。
おカネはなかったけど生活費もそれほどかからなかった気がする。子供たちもまだ学校へ行く前だったからどこへ行くにも連れていた。毎年夏になると旅行に行っていたことを思い出す。今はなかなか行けないなぁ・・・。

記念日だからって何をするわけでもない。息子は出かけていないし、娘は夜に塾の予定がある。まあ、しょうがない。子供たちも大きくなってそれぞれの都合で動くようになった。いずれそんなふうになるのは当たり前だし、自分たちもそうしてきたわけだから。
一方、そうなっていかなきゃ先もないことなどわかっているつもりでも、まだどこか感覚的につかめていない。もしかしたら、自分はまだまだ若いとか実はどこかで思っているのかもしれない(^^;。願望ってとこかしら。身体と精神、時間と感覚が前よりもゴチャゴチャしている。オヤジが居て自分が居て息子が居て、と一直線に時間が流れていて一見理路整然なはずだけど、それがそれぞれ同時並行的に進んでいるから逆に感覚がゴチャゴチャになるという矛盾。

録音しておいたラジオを聴きながら仕事をすすめる。少し前のラジオを聴いたりしてるから時間の感覚が狂うのかな(^^;。とか思いつつ、ロケショーと日曜天国を2本。暗くなってからは粋な夜電波。

オヤジから電話があった。今はツアーで奈良の空の下にいる。長谷寺から奈良公園に送ってもらい、興福寺、東大寺、春日大社とまわってきたそうだ。声が弾んでいた。楽しそうだった。明日は吉野の千本桜。オヤジは二度目らしいが母親は人生初の吉野。

夕食後、娘が塾から帰ってきたのを機に記念日恒例の家族写真撮影。三脚を立ててDP1xで撮影した。毎年撮影している。フィルムカメラ時代からずっとだが、写真をどこに仕舞ったのかわからない年もあり、もはやこの日に変わらず撮影を続けること自体が目的と化した。写真そのものが残ってなくてもかまわない。「毎年撮影した」という記憶が残ればいい。
昔撮った写真なんて見なくてもいい、という気持ちで生きていけるのが実は幸せと気がついたから。
654歩 0.39km 7分 29.2kcal 0.0g

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このページは、甘露日記が2012年4月10日 23:59に書いたブログ記事です。

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