六本木

快晴の空。

起きたのが遅かったので、朝飯も遅くなった。まあ、休みの日だからこんなもので。
食べながら坂本龍一・スコラのロック編。今日はビートルズ。ロックらしさはギターのリフに出る、という。ギターが同じフレーズを繰り返す(リフレイン)こと。時にベースもギターとユニゾンで動くから、あとは「スカスカになることも珍しくない」、と坂本教授。リフはあくまでもメロディーではないが、曲を聴き終わって印象に残っているフレーズは?と聞かれれば、繰り返されていたギターのリフに思い当たったりする、そんな感じ。だからイントロでギターが演奏を始めただけで「あ!これはあの曲!」と一発でわかる。それくらい強い。

荷造り作業を終えた頃に出かける。今日は六本木ヒルズへ。先日新聞屋さんの懸賞で当たった入場券があった。昼飯を食べてから展望台に上がる。何年か前にもこの時期に来たことがある。確かあの時も招待券をもらったんだったっけ。屋上は風も弱くて快適だった。晴れて東京湾がよく見える。富士山は西日でモヤっていた。
森美術館は「メタボリズムの未来都市展」が開催中。これが思っていたよりもずっと面白かった。
先日浜離宮へ行く途中に見た現役マンションがメタボリズム建築の代表的作品。そのユニットの実物がヒルズ入り口に展示されていた。かなり狭いカプセルホテルか?という雰囲気。ベットサイドにはラジオとオープンリールのテープオーディオがあった。テーブルにはタイプライター。なんだかレトロフューチャーだね。
展示内容は日本の現代建築史を教わっているようなかんじ。丹下健三さんの多岐に渡る仕事ぶりに驚いた。東京湾を横断するように直線の道路が引かれて、点々と住宅地のための埋立地が造られている計画図など。
メタボリズムではユニット単位で建築を組み上げていくのが基本のようで、とても幾何学的に建築物のラインが引かれる。小さいユニットの集合が大きな建築物になり、その集合が都市になる、といったら伝わるだろうか。フラクタルって言葉もある。図面があって模型があって。表面はコンクリート打ちっぱなし。え?こんなすげえ変な形の建物実際につくっちゃったの?と思うと実物の写真があって・・・。
人間の叡智と技術で国土を征服してやろう、というような若々しさを感じる一方で、実際に出来上がった建築物の多くはすでに老朽化のため取り壊されて現存しない。メタボリズムが本来備えていたはずの取替え可能性はほぼ否定されていたと見ていいんじゃなかろうか。
とはいえ、この構想の拡がりや今後の可能性には興味引かれる。建築やデザインを志す人には必見の展覧会ではなかろうか、と。

夕食後、仕事を終えてから借りてきたDVDで「英国王のスピーチ」を見た。英国王ジョージ6世がモデル。人前でしゃべることが苦手な国王陛下が国難に際して自身の吃音を克服していくという物語。ヒトラー率いるドイツに宣戦布告し、戦争状態に突入する時に国民に向かってラジオ演説する場面がハイライト。そのときバックで流れる音楽はなぜかベートーベンの7番だった。
6105歩 3.66km 59分 300.0kcal 7.2g

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このページは、甘露日記が2011年12月11日 23:59に書いたブログ記事です。

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