実相寺昭雄展

午前中は荷造り作業。いつもお買い上げありがとうございます。

午後、出かけることにした。ただし、暑いので「遠出はムリ」という女性陣の要望があり、近所の「ブ」まで散歩がてらということになった。

ん。たしかに暑い。等々力にあるイタリアンのファミレスで昼飯。まだ13時過ぎだったので混んでいた。満席で10分ほど待たされた。
食べ終わる頃に市民ミュージアムで「実相寺昭雄展」が開催中だったことを思い出し、ワタシだけ行くことになった。女房と娘はそのまま「ブ」へ向かった。

市民ミュージアムは無料入場できる展示の宣伝を以前より少し強めにしている。今回は(1)福田繁雄と川崎市市民ミュージアム (2)ダゲレオタイプ 修復と表現 展 (3)川崎の7人をやっていた。実相寺展の前に見た。ダゲレオタイプとは銀板写真のこと。

実相寺昭雄展に入場。いきなりジャミラ像。当時の台本や製作に関するメモやコンテなど。監督をされた映画作品の予告編が設置されたTVで流れていた。作品に関係する資料や台本が添えられている。こうしてズラッと並べてもらうと、氏の映画作品は「帝都物語」くらいしか見ていなかったことに気づく。ワタシの場合には実相寺作品=ウルトラになっていた。実際、オペラの演出をされたりしていて、モーツァルトの「魔笛」の衣裳なども展示されていたが、まったく知らなかった。自筆の絵も多数展示。ウルトラマン関係のもの、怪獣のもの、鉄道関係のものなど。そのタッチも独特で、筆で一言書きこんである。どれをとってもうまい。解説には実相寺監督は「天才」と惜しみない賛辞が書かれていたが、たしかにそのとおりだろう。
最後のコーナーには実相寺監督の書斎が再現されていたが、蔵書が山のように積まれていて、大正時代の帝都写真集や鉄道関係の書籍があった。
映像作家ということで、作品紹介はウルトラマンから2話、ウルトラセブンから2話、本編がずっと流れていた。たまたま見たのが「故郷は地球」。ジャミラの回だった。ウルトラシリーズ中でも最高傑作と言われている。監督は「ぼくはウルトラマンに対する共感というものはなかった。ぼくはむしろジャミラの側だった」と述べていたという。見ればわかる。見なきゃわからない。逆光を多用して演者の表情をあえて見せない映像の凄さ。アングルも他の話とは明らかに一線を画している。ウルトラセブンの「狙われた街」「第四惑星の悪夢」も言わずと知れた傑作。

ミュージアムを出ると遠雷の音と蝉の声。少し急ぎ足で帰った。
7664歩 4.59km 73分 365.1kcal 10.8g

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このページは、甘露日記が2011年8月 7日 23:59に書いたブログ記事です。

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