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■甘露日記 2006年12月

■2006/12/31 (日) 大晦日

朝から快晴。出る予定なし。

昨夜は大商いだったため、朝からご入金が相次ぐ。朝飯を食べ終わってから家族は散開。女房は買出し、子供たちは昨日の続きで床ワックスがけ、ワタシは荷造りである。

午前中いっぱいかけて23個造った。郵便局を呼ぶ。積み上げた。今年はこれで打ち止めだ。いつもお買い上げありがとうございます。

子供たちは午前中で仕事を終えた。昨日はオヤジが来て所在なさそうにしていたので、子供たちも遠慮がちに(やりにくそうに)床磨きをしていたが、今日は居なかったので早く終わったようだった(^^;。
昼飯後、オヤジが来て愛書会展の受注管理をしばし。ついでに拭き掃除を少々。そういえばワタシは子供たちのおかげもあって直接的な大掃除をしなくて済んでいる。まあだからといってサボっているわけじゃないので念のため。本を片付けるのも立派な大掃除です。

昨夜聞いていたビジネスのラジオ。証券アナリストが出てしゃべっていた。アメリカもロシアも大統領選挙のからみがある。中国もオリンピック前という事情があり、世界はあまりコトを起こしたくない空気が漂うという。そういう時は為替が世界的に安定し、貿易立国たる日本の景気は”悪くなるはずがない”らしい。今年までは格差を感じるような富裕層だけに景気がいい、という感覚があったが、富裕層に行き渡れば今度はワタシのような下々の者にまで恩恵が溢れて落ちてくるという。ただの予想だからその真偽は定かではないが、確かに順番としてはそうなっているのだろう。依然として都市部では建築ラッシュが続いている。ひとつビルが建つとあらゆる職種が潤うことになっている。
まあ来年の事を言うと鬼が笑うというが、もう目前だしかまわないだろう。

今年は前半まで組合の理事をしていた。遥か昔の事のような気がする。それくらい今は目前の仕事が忙しい。ワタシの場合、今の仕事が次の仕事を呼んできてくれる、と思っているので、出来るだけ休みたくないセーカクだ。ちょっと休んでいる間に取り返しのつかないことになる、という風な。立ち止まってじっくり考える、というのもやっぱり性に合わない。走りながら、あれこれ試しながら考えるタイプだ。根っからの貧乏性なのだろう。一番足りないもの、今一番欲しいものは時間である。

さて、あとは紅白でも見ながらそばでもすすりましょうか(^^)。
今年も暮れていく。来年が皆様にとって素晴らしい年でありますように。

■2006/12/30 (土) 大掃除

快晴の空。店舗は今日から年末年始休業。

朝飯を食べ終わってから子供たちを連れて店へ降りる。今日は床のワックスがけの日だ。息子に手順を説明し、娘と仕事の分担をさせる。まだ本の山が半分ほど残っていたので、今日明日2日がかりの仕事になる。10時過ぎに作業開始。
ワタシがそばに居て見守っていても仕方ないので別行動。ちょっと足りそうもないワックスを補充しようと、今日も小杉の大型スーパーまで走る。DIYコーナーにはどうにか1種類床ワックス剤が置いてあった。2本買って戻る。途中、洋菓子店でおやつにシュークリームを買った。

子供たちは徐々にだが仕事を続けていた。このあたりはさすが中学生。全てではないがおおよそ仕事を理解して動いてくれている。娘は兄キの様子を見ながら見様見真似でがんばって床を拭いていた。いい調子だ。

その様子に安心してワタシは普段どおりの仕事を開始する。少しでもオークション出品して店の通路から本を減らすことは、ある意味で掃除していることと同義なのです。

途中昼飯を挟んで上と下で作業は続く。もちろん女房も掃除をしている。年末感が強くなってくる。
おやつの時間にはさっき買ってきたシュークリームと、女房が買出し時(今日は肉が3割引)に息子と買ってきたパンを食べる。実にちょうどいい量だった。うまいねぇ。

夕食の時間までワタシは仕事を続ける。床ワックスがけは18時には今日の分終了。お疲れ様。子供たちにはお小遣いをあげよう。

再放送の「結婚できない男」を見ながら夕食。年末に花火が上がる(^^;。夕食後はワタシ一人店に降りて明日の床磨きの準備。要は本の移動だ。ほとんどオヤジが市場で買ってきた本だった(^^;。早く売ってくださいな・・・。

今日のオークションは多量+高額で時間がかかってしまった・・・(^^;。ジャズの番組を聴いて、ビジネスの番組を聴いて、桑田さんのラジオを聴き終わったころ、やっと終了(^^;。疲れました。いつもお買い上げありがとうございます。今月は新記録達成が確定です。

つづきはまた明日。

■2006/12/29 (金) 店舗は今日まで

朝起きて快晴。

朝飯を食べたら皆動き出す。女房は年末恒例のスーパー買出しへ。毎日朝10時まで日替わりでセールをするため、ちょっと慌しい。「これが来ると年末って感じだよね」と女房。荷物持ちのために息子を連れて行った。今日はカニが安いらしい。

娘は留守番。ワタシは仕事。「おとーさん、トトロのDVDどこ?」と娘。一人で見るらしい。一時娘はルックスも含めてメイちゃんにそっくりだった。

荷造りの荷物はほとんどなく、午前中からオークション出品作業を始める。訳あって今日出さず、登録だけしておいて明日出すことにする。金曜日は毎週何かと用事があるのです。

甘露書房の店舗営業は年内今日まで。オヤジはいつもどおり開店して愛書会展の受注作業など。来年早々の開催です。

昼飯を食べに上がると部屋はトッ散らかっていた。息子の私物を整理するため。一旦広げてみればそのときに要るものと要らないものは不思議に判別できるものだ。普段はなかなか広げる決心がつかない。やはり1年に一度こうして整理しておかないと物はどんどん増えるばかりである。物というものはひとりでに増えていく。自然に減ることなど普通はありえない。

午後も継続して出品作業を続ける。ワタシも息子に負けじと店の本の片付けに精を出す毎日。本の片付けとはウチの場合、すべて売ってしまう事を指す。

夕食。待ちに待ったカニの日だ(^^)。さっき女房がセールのカニを買ってきていた。子供たちはなぜか「カニ嫌い」らしいので、女房と二人、八海山を飲みながら楽しませてもらった。録画しておいた所さんの4時間スペシャルを見る。世の中にはいろんな人が居るもんだなぁ、と笑い転げた。

夕食後は今日も「新選組!」のDVD。

■2006/12/28 (木) 1日店

今日もいい天気。

朝飯を全員で。そういえば子供たちは冬休みだ。息子は朝早起きしてこの間買ってもらったガンプラを造っていた。目覚ましでは起きないくせにこういうときなら起きれるんだね。

朝飯を食べ終わると息子はさっさとお友達のうちに遊びに行った。もう年末なんだからいいかげんな所でやめときな。明日からは遊びに行かないように言い渡す。ウチで自分の身の回りの整理をしなさい。

朝から荷造り作業に忙しい。年内に届けて欲しい、と思っていらっしゃる方にとっては今日がなんとなく心理的リミットに思えるのかしら。
そのお気持ちにお応えします(^^)。店舗は30日から休みに入りますが、年内は出来る限り発送作業を続けますので、ネット経由でのご送金をお待ちしております。
昨年一昨年とも「元旦に届きました」というご挨拶を頂いた事があります。正月3ヶ日は発送作業致しません。

昼飯にお餅。焼いた餅に黒胡麻黄粉。うまいねぇ(^^)。いくらでも入りそうなのだが3個まで。
午後一杯、荷造り作業と平行してオークション出品作業を続ける。店の通路もだいぶすいて来た。ようやく、というかんじ。

夕食を食べていたら内線が鳴った。母親からだった。「今日はさっきから真っ白なFAXばっかり来るのよ。どうしてかしら。」そりゃ紙を反対に入れたんじゃないのか?
気になったので店に降りると母親は真っ青、オヤジは真っ赤になっていた。扇風機まで回っている(^^;。来年早々に開催される愛書会展の注文FAXを受信し損ねたようだった。受信機録を打ち出してみると4、5件のうち1件だけお客さまのFAX番号が記録されていたが、他には無かった。そうなるともうこちらからお客さまにコンタクトする方法が無かった。「私が入れ間違えた」と母親はガックリしている。オヤジは人のミスには厳しい人なので余計つらいに違いない。人のミスに対して厳しい人に限って自分のミスには甘いものだが・・・(^^;。
というわけで、もし本日FAXでご注文頂いたお客さまがいらっしゃいましたら、今一度ご注文お願いいたします。

先週倒れていた関係で、今日はオークション落札品も少なく、21時過ぎからは仕事もせずに「新選組!」のDVDを見た。やっぱり今見ても面白いわ。特に前半の近藤勇が歴史に登場する前の話はドラマ的要素が強くていい。歴史が絡むと”史実”という縛りが出てくるから話に伸びというか遊びの部分がなくなってしまうのだ。

■2006/12/27 (水) 大雨のあと

快晴。バカ陽気。

いい天気で雲ひとつない快晴の空。台風一過といえばちょうどそんな感じだが今は年末だ。晴れて気温がどんどん上がっている。おかしいおかしい。

昨夜の大雨の時、雨樋があふれたらしく、水漏れ箇所が出た。屋上はゴムが敷いてあって防水は完璧なのだが、排水口の部分がやっかいな問題となっている。どうしても口は金具にしなければならない。その金具と敷いたゴムの間に詰めるシールが年月と共に劣化するのだ。これはある意味仕方がない。夏の暑い日の鉄は熱せられる。そこにくっついているシリコン系のシール剤はその熱で剥離してしまうというわけだ。
水が集まるように造られている排水口の部分に穴が開いていればそこから水が入るのは道理。要はこの部分には継続したメンテが欠かせないということだ。

一渡り仕事を終えてからシール剤を買いに出た。隣駅の大型スーパーのDIYコーナーに行ってみると、それらしき製品が並んでいた。業務用ではなかったがお風呂の目地などをシールするためのシリコン系シール剤。これなら水にも強いからいいだろう。買って帰って来る。
で、それから屋上に昇って問題の排水口を見てみた。うあ。すごい事になっている・・・。金具の向こう側にはドロドロになった土が詰まっている。金具の周りからその周辺にかけても一面泥だらけになっていた。
シール剤を詰めるにはまずこの辺を全部キレイにしなければできない。シャベルを持ってきて少しずつ土を除け、雑巾で何度も拭き取っているうちに敷いてあるゴムが露出してきた。でもシール剤がほとんどなくなっており、中から水がいつまでもジクジクと洩れ出てきた。ドライヤーを持ち出して長時間当て続けた。どうにかキレイになった。

シール剤の説明書を読むと、付けてから24時間放置、とある。結構時間かかるなぁ。現場をなんとか乾かしてシール剤を詰めるところまでこぎつけた。
ふー。なんだか一仕事終えた気分(^^;。今日はもういいかぁ・・・。

というわけにもいかず、いつもどおりオークション出品作業を続けた。店の通路は徐々に開きつつある。あと二日で片側を片付け終われば子供たちに床掃除をしてもらうことにしよう。

■2006/12/26 (火) 1日店

朝から雨。季節はずれの大雨になるという予報。

朝飯を食べながら昨夜録画したのだめの最終回を見始める。やはり最終回ということもあってラストに近づくほどあまりギャグ的要素は出てこず、コンサートの場面に多くの時間を取ってあった。このコンサートのあと留学する、というストーリーは原作の通りなので、これは近いうちに続編が作られなければならないだろうね。
原作では出せない”音”をドラマでは出せるので、それは表現上大きかったのではなかろうか。・・・と言いながら未だ原作を読んだ事のないワタシ(^^;。

見終わらないうちに午前中から息子の友達が遊びに来る事になっているという(^^;。中学生が集まってもやるのはPSPだ。先日息子は自分の小遣いを貯めて中古のPSPを買ってきていた(!)。それ以来ゲーム三昧である(^^;。ゲーム機もまたケータイ同様若者を家族から切り離すアイテムなのは言うまでもない。

ノロノロと荷造り作業を開始する。まだなんとなく本調子ではない感じ。午後になって雨は激しさを増していた。昼飯にきしめん。弱っている胃にはこういうのがうれしい(^^)。つるつるっと頂いて午後も仕事だ。

結局雨は1日中降り続いた。外には一歩も出なかった。まあ出る必要もない。夕食のカレーを半分食べ残し、替わりにリンゴを頂く。やはりまだ本調子ではない。

■2006/12/25 (月) クリスマスって

昨日体験した渋谷のムンムンはすごかった。

ここに「若者殺しの時代」という本がある。堀井憲一郎と言う人が書いている。この本には今のようなクリスマスになったのは「1983年が転換点」と明言してあった。
それまでのクリスマス風景は子供たちのものだった。年末の忙しい中、親たちが片手間で用意したクリスマスのプレゼントをもらい、ケーキを食べておしまい、というもの。まだ「若者」というくくりも無かったという。
その世界を変えるきっかけを作ったのが女性誌だった。1983年の12月、アンアンはクリスマス特集を組む。「今夜こそ彼のハートをつかまえる!」というタイトル。まず女の子がクリスマスに目覚めた。その頃男性誌ポパイのクリスマス特集は「今年もらいたいモノカタログ」だった。男の子にとってクリスマスはまだ子供の頃の枠組みそのままだった。
男性誌はその後数年間はクリスマスをパーティして騒ぐためのイベントとして取り上げる。「花見と同列」と堀井氏は切り捨てた。たしかに忘年会ともダブりそうだ。男の子にも今のクリスマスが浸透したのは1987年。ポパイに「クリスマス、今年こそ決めてやる」という特集が組まれたころらしい。ここに至り、クリスマス=恋人たちの日というテーゼが完成した。

1987年といえばワタシはまだ高校生の頃。そういう世界とはほぼ無縁だった事を思い出す。しかし、少しは世間を知り始める大学生になったあたりにはもうすでに「若者」という範疇が形成され、信仰などとは一切関係なく消費行動を即すイベントとしてのクリスマスが始まっていたことになる。

筆者はこれと似たものとしてバレンタインデー、東京Dランドの聖地化を挙げる。どちらも女子が主役だ。

題名が「若者殺しの時代」と銘打たれているのはどうしてか。それは、大人が社会において”利益を生み出す構造”を文化を切り売りしてシステム化していく過程と筆者が見ているからで、その一番のターゲットに「若者」が据えられていたことによる。
恋愛ドラマ、携帯電話、プライバシー、そして一人暮らしとコンビニ。どれも家族から若者を切り離し、消費というレールに乗せるため巧妙に用意されたアイテムだった。

昨日、ほんの少し歩いただけの渋谷でまるでエビちゃんのようにメイクアップした女性を何人も見た。スラリと背が高くてカッコいい。大抵傍らに男の子を連れていた。明らかに女子が主で男子が従だった。日本におけるクリスマスとは1987年からそういうものになっているらしい。

■2006/12/24 (日) ムンムン

朝起きて快晴。

息子は朝から部活。娘は撮り溜めたビデオ(アニメばっかり)を見続けている。朝飯を食べながら女房が今日返す予定の「ROBOTS」のDVDを見始めた。一緒に見続ける。全部見終わってからお掃除大会が始まった。
と言っても主に娘のゴミが中心(^^;。置き場が少ないからはみ出ているとも言えるけど・・・。ワタシはその様子を見ながら出たゴミを縛ったりして。明日は大量のゴミ袋が出る予定。

昼前には息子が帰ってきた。昼飯に釜たまうどんを皆で食べてから息子はすぐに自分のクリスマスプレゼントを買いに川崎まで。ワタシは先週出したフィルムを回収しに渋谷まで。ちょうど昨日届いたK10DにDA21mmを付けて出る。女房と娘はクリスマスケーキを作ってくれるらしい。

渋谷は・・・ものすごかった(^^;。なんていうか、こう、ムンムンしていた。何がどうムンムンなのかと言われても、ムンムンしているとしか表現の仕様がない・・・(^^;。ものすごい人の数なのは言うまでもないが、そのうえさらにムンムンなんだからたまらない。
Bカメラはクリスマスプレゼントを買い求めるお客で混雑。売り場にはミニスカサンタ。ちょっと寒そうだ。フィルムを受け取ってすぐに出た。スクランブル交差点から少し流そうか、と思ったけど、人波に飲み込まれそうなのであまり深入りしなかった。病み上がりだし仕方ない。完全に負けていた(誰に?)。

ウチでがんばっている女房と娘にお菓子でも買って帰ろうと思い、百貨店の1階へ足を踏み込んだところ、とんでもないことになった。普段は閑散としている売り場に二重三重の行列ができていた。クリスマスケーキを買い求める人の群れだった。なんでまたこんなにたくさん・・・(!)。ヨックモックのシガールを買って早々に引き上げた。なんせ病み上がりですから(^^;。

店に戻って買ってきたお菓子を食べる。息子も帰ってきた。ガンプラか・・・?。 あとは回収して来たフィルムを使って甘露PHOTO日記を1本書く。終わった頃に夕食の時間。今日から普通の食事に復帰。ポークシチューを食べながら録画しておいたコトー先生の最終回を見る。彩佳さんの手術中に展開された鳴海先生と医者のアイデンティティーを賭けたやり取りに思わず唸る。どちらの立場も正しかった。でも人間には感情がある。そこから逃れられないむずかしさ。

ケーキには蜂蜜で煮たリンゴが入っていた。チョコのスポンジに生クリームってのがウマイ。並ぶことないよ、あんな行列に(^^)。

■2006/12/23 (土) どうにか

丸二日間寝たり起きたり。

明古クリスマス市会も欠席でご迷惑をおかけしました。すみませんでした。
どうにか起きたものの、まだ本調子ではなく、椅子に座る仕事のみ中心に。荷造り作業もなかなかはかどらない。ひどい年末になってしまった。

寝たり起きたりだったのは、オークションが次々に終了となるため。身体を引きずるようにしてなんとか作業した。人に任せられない仕事をいくつも作った報いだと思った。しかし、どうしようもない。

結局医者にも行っていないのでどんな病気なのかもわからない。ただ、だんだん腹も減って女房が作ってくれたおかゆとすりおろしてくれたリンゴから食べ始めた。徐々に体力を回復していく過程です。

丸二日間出品作業ができなかったので、今日こそは、とオークション出品作業。来週は30日。まだ間に合う・・・と念を込めて。

夕食もおかゆ。オークション落札品のメール書き。どうにか終えて日記書き。今日もすぐ寝ます。

■2006/12/22 (金) 体調不良2

ご迷惑をおかけしております。

■2006/12/21 (木) 体調不良

すぐ寝ます。

■2006/12/20 (水) 復帰

晴れ。女房の布団を干す。

昨日はなんでだか作業がほとんどできなかった。気持ちが消耗していたらしい。軽い鬱。忘れた頃に来る。鬱になるとグルグルといろんな事がアタマを駆け巡る。大抵は公に書いちゃならないことばかりだ(^^;。

どーにか立ち直る。てゆーか、やらなくちゃならない。朝飯後、荷造り作業を一渡り終えた頃に昼飯の時間。女房は午前中娘のクリスマスプレゼントを買いに小杉まで入ってきたらしい。娘はサンタさんにわざわざ手紙を書いていた。「サンタさんへ インラインスケートがほしいです。おとうさんとママはたかいからといってかってくれません。ほんとにおねがいします。」
で、インラインスケート買ってきたの?「買って来ないよー。だってすぐに小さくなっちゃうじゃない」と女房。何か替わりに娘が喜びそうなかわいいものを買ってきたらしい。
娘も学校でお友達とサンタについて話しているらしく、この間「ねえおとーさん、サンタさんってほんとにいるの?」と聞いてきたことがあった。女房に言うと「アタシも聞かれたよ」とのこと(^^;。これって言ってしまえば悪意のない”ウソ”だからねぇ。子供がサンタを信じるってことは親を信じていることとほとんど同義。サンタの存在を否定したらそれは、子供も親の言いなりではなく自分で考えられるようになった証拠だ。
ちなみに息子はサンタの正体を知っている(中学生なんだからアタリマエだが)ので、この間川崎へ行った時ショルダーバッグを買って渡してある。

午後は荷造り作業と出品作業を平行して行う。夕食のおでんを食べながら「僕の歩く道」の最終回。徐々に状況が好転していくという近代的展開だったのである意味安心して見ていた。でも、現実はどうだろうか。すべてがバタバタとうまくまとまったラストを見て、やはりどうしてもその想いは拭えなかった。

オークション落札品のメール書きを終えてから散歩に出る。今日は雪谷まで。1時間ほど。
8579歩 7.71km 76分 487.9kcal 16.4g

■2006/12/19 (火) 作業はかどらず

曇っている。

朝飯を食べながらのだめを見る。コンクールで「今日の料理」(^^;。すげえ演出だ・・・。楽譜からじゃなくて耳から入れるからだろうか。天才肌だねぇ。コンクール1位該当者なしというのはのだめが失格になったからなんだろうね。樹里さん迫力の演技。

仕事を始める頃から晴れ間。関係なく仕事だ・・・。ご送金を次々頂き、発送作業に忙しい。50mの巻きダンボールが1週間で無くなってしまうくらいのハイペースでどんどん本を発送しているのだが、店の本はどうやら年内に片付きそうにないのが残念。

東京古書組合発行の古書月報を読んだ。10月に開催された古書の日イベントの内容が活字化されていた。これから開業される方向けということで、まだ業界経験のそれほどない方が壇上に上がられた様子。質疑応答ではかなり突っ込んだ内容まで質問された方がいらっしゃった。聴講者にはすでに古書店を始められている方も多かったのではなかったか。
街の古本屋さんにもいろいろとタイプがあることは組合の理事をやって初めて知った。それまではウチと神保町の場合くらいしか知らなかった。現在では神保町のお店も増えたので一概にタイプ分けできないとは思うのだが。
店を維持するには当然経費がかかる。その経費が実質固定資産税だけの場合と家賃の場合では前提が全く違う。いい場所は当然家賃が高いので毎月売り上げなければならないノルマもガーンと上がる。ウチの場合は上下とも家賃がない。だからやっていけるようなもの。今時小規模店を借りて店売りだけでやっていくには人並み外れた才能が要る。
まあこれから古本屋をやるにはネット店舗から始めるのが道筋でしょうねぇ。この講座の講師お二人も最初はネットで開業されている。

いろんな街を歩いてみて”お客が入っている物販店”は大抵大規模店なことがわかった。小規模の場合なら飲食店じゃなければ場所のメリットを生かせないと思う。しかも社会が夜型に変っているから、深夜まで開けないと採算が取れない業種も多くなった。
こうなってくると、朝から夕方までの営業、という商売は成立しなくなる。家族経営の商売は要らない社会になってしまった。家族はバラバラの生活を送り、一緒にご飯を食べるなんてありえない。人の孤独化は避けられないのだろうか。

今日は作業がはかどらなかった。夕食後、オークション落札品のメール書きを終えてから散歩に出た。小杉の商店街を抜けて元住吉まで。
6740歩 6.05km 58分 395.3kcal 12.5g

■2006/12/18 (月) あっという間

もう12月も中旬が終わりそう。今年もあっという間に過ぎていく。

朝から次々にご送金いただき、どんどん荷造り作業をこなしていく。積み上がっていた山はいつの間にか小さくなっていた。次々に作って次々店に降ろしていたら、今度は店に発送荷物が積み上がる。どうも多いと思ったら50個ほどになっていた。昼飯を挟んでどうにか仕上げた。いつもお買い上げありがとうございます。

朝飯を食べながら借りてきた「男はつらいよ」5作目望郷篇を見はじめる。大体1作で二つのエピソードを描くのがパターン。前半は北海道が舞台。まだ現役のD51が走る走る。力強いねぇ。後半はマドンナが登場する。長山藍子さん。皆さん若いなぁ。ただ、4作、5作目はマドンナの作りこみが浅くてちょっと食い足りない感じ。2作目が強すぎたか。今の所2作目が最強です。御前様役の笠智衆さんのお元気な姿はいいなぁ・・・。

16時すぎからオークション出品作業開始。なかなかはかどらないものの、今日も途中からペースを上げて予定分を終える。

夕食後はオークション落札品のメール書き開始。1時間ほどで仕上げて散歩に出た。たっぷり1時間。今日も丸子橋を渡って雪谷まで。橋の上で風がビュービューと吹いて結構寒い。折り返し点で自販機のコーヒー(無糖ね)を飲んでホッとする。なんとか歩数を伸ばした。
8159歩 7.33km 74分 453.4kcal 12.9g

■2006/12/17 (日) 渋谷-原宿-代々木-新宿 その2

別にどこを歩くつもりもなかったのだが、高層ビル街を左手に見て前に進む。駅前広場を抜けると大ガードから抜けてくる青梅街道の交差点、新都心歩道橋下に見た事のある風景があった。
荒木さんの写真集で見た絵だった。「冬へ」に掲載されている天国へ続く階段。新宿の高層ビルを巨大な墓石と見れば、そこへ登っていく階段はそんなふうに見える。
早速写真。ところが、持ってきたローライ35ではフレームに収まりきらない(^^;。ペンタDSに付けた21mmで写してみる。なんとなくこんな絵だったな、という感じになった。そーか、ここでしたか。

この間江戸東京博物館で見たアラキネマでは、荒木さんは三脚立ててペンタ67で狙っていた。あのレンズは何ミリだったんだろうか。そーとー広角なはずなのだが・・・。

大ガードをくぐる。思い出横丁を歩いてから今日は歌舞伎町方面には行かず、靖国通り沿いを歩く。アドホックという建物に地下駐車場があることを確認してから横断歩道を渡る。目の前に斜めに切れていく歩道が目に入った。そのまま歩いていく。すると、ゴールデン街に出る。ああ、そうか、ここは荒木さんの写真集「東京は、秋」でも見た風景だ。かつてここには都電の線路が走っていたのだった。そのまま歩いていくと微妙なRを描きながら妙に歩道の広い通りに出た。

新宿五丁目の交差点を右に折れ、新宿駅方面へ。さすがに疲れてきたのでそのまま新宿駅からJRに乗った。渋谷で少しローライに入れたフィルムを消費してBカメラに出す。それでもトライX3本撮った。

店に戻る。すぐに息子が帰ってきた。しばらくして女房と娘も帰ってきた。ワタシは夕食まで荷造りの仕事。女房が渋谷で帰り際買って来た洋風お惣菜各種。美味なり。平成教育学院を見ながら。食べ終わった頃からサッカーを見る。さすがクラブ世界一決定戦だけに見ごたえのある試合。結果は下馬評の期待を裏切ってブラジルのインテルナシオナルがロナウジーニョの居るバルセロナを下す。

その後、日記書きをしながらグーグルマップで今日歩いたルートなどを確かめる。
15940歩 14.34km 149分 877.9kcal 23.1g
やっと1万歩を超えました(^^)。

■2006/12/17 (日) 渋谷-原宿-代々木-新宿 その1

朝起きてどんより曇り。

息子は早々に部活へ。娘は「しぶやのじどうかいかんへ行きたい」ということだったので別行動となる。
昼前まで半額セールで借りてきた「新男はつらいよ」(第4作目)を見る。昼過ぎに出て渋谷駅。明治通り沿いを通り、途中山手線のガードをくぐる。線路沿いの道、いわゆるファイアーストリートを真直ぐ原宿方面へ。国立代々木競技場を歩道橋の上から眺めた。国土計画の建物が取り壊しの真っ最中。歩道橋を降りて雑踏の中を山手線に平行して歩く。竹下通りのすさまじい混雑。
ちょっと外れると一気に人影がなくなった。皇室用ホームを見ながら道なりに進んでいく。急に住宅街になり、大小のマンションに混じって出版社やら専門学校やらが点在。さすがファッションの街ですな。坂を降りていくと道が急に細くなり、直角に左へ折れる。角にはコンビニ。その真向かいには黄土色の塀で囲まれたまるで箱庭のような墓地がある。人通りは少ないといいながらもまったく無いわけでもない。自転車で颯爽と通り過ぎる人あり。なんだかすごい光景だ。四谷シモン人形学校。

歩いているうちに明治通りにぶつかった。この道の下に今度地下鉄が通る。通りは工事のパネルで蓋がされた状態。明治・大正(靖国)・昭和通りにはそれぞれ13号線・新宿線・浅草線が走るということに。

北参道交差点からすぐに代々木駅方向へ歩き出す。湘南新宿ラインの踏み切りを渡る。右手から中央・総武線の線路が入ってきて、ここの線路集中の様は見もの。すぐ隣の通りの地下を大江戸線も走っている。

代々木駅。受験勉強していた頃、ここに通ったなぁ・・・。その頃の面影はほとんどない。駅周辺にちょっと古いビルも残っているがワタシ自身の記憶が消えているということも大きいか(^^;。あの頃の自分は一体どんな人間だったんだろう。

小田急線の踏み切りを渡り、マインズタワーというビルの横を通ってとうとう甲州街道にぶつかる。新宿西口だった。そろそろ腹が減ってきたのでどこかで何か食べたい気分。Yカメラ周辺の雑踏を抜けて駅の地下街へ。久しぶりにここのスタンドカレー(イマサ)を食べる事にした。いつものようにぬるかったが、なぜかここのカレーは好き。お客もひっきりなしに入っては出て行く。以前よりもメニューは増えていたが、厨房からは淡々と皿が出てきた。
食べ終わってからYカメラにも入らず、新宿を歩き出した。

■2006/12/16 (土) 今日も往復

晴れ。

朝から女房は娘を連れて出かける。息子のもとには朝からお友達が遊びにくる。ワタシは追い出されるように昨日の荷物を引き取りにクルマで神保町へ向かった。

幸い道中はすいている。すいーっと走りながらラジオを聴く。オセロの中島さんがしゃべっていた。同世代なんだねぇ。だんだん自分と同世代の人が各所で活躍し始めているね。
古書会館到着。荷捌き場はクルマで一杯。溢れている(^^;。何度かグルグル回ったが埒が明かず、300円のパーキングメーターに停めた。ワタシにとっては時間の方がもったいない。2箇所に積まれていた本をカーゴ1台にまとめて停めてある場所までガラガラと押す。どうにか載せ終わり、空カーゴを古書会館まで戻しにいくと次々とクルマが出て行くところだった(^^;。あっという間に荷捌き場はガラガラとなった・・・。マーフィーの法則(古い)。まーそういうもんですよ。

店にもどって早速仕事開始。荷造り作業を一渡り。今日は少なめですぐに終わった。昼飯を食べながら録画しておいた徹子の部屋を見る。山田洋次監督。すでに次回作の製作に向かっているという。なんて精力的な・・・(!)。溢れる才能とはこういうことをいうのだろうな。

午後、ビデオ屋でCD5枚で1000円セール中につき、クラシック、ジャズなど、仕事中に聴きやすいものを借りてきてCDダビング。専用ソフトがあるのでものの10分くらいあれば80分のCDをコピーできる。CDも売れなくなるわけだ。早速聴きながらオークション出品作業開始。夕食まで。
BOSEのWAVE RADIO CDで聴くにはジャズやクラシックが似合うことがわかってきた。

夕食後、オークション落札品のメール書き。今日は大量だったので日付が変るくらいにやっと終わった(^^;。いつもお買い上げありがとうございます。

日記を書き終わって、どうしようかな、散歩へ行ってくるかな・・・。

・・・で帰ってきた。近所をぐるっと40分だけね。
6895歩 6.19km 60分 405.8kcal 11.6g

■2006/12/15 (金) 往復

朝起きて曇り空。

朝飯を食べながらコトー先生。先週は電波の関係か、ほとんど見られなかったが、今週は大丈夫。いよいよ最終回に向けて話は転がりだした。公人と私人の狭間で揺れる立場。ナルミ先生との直接対決は見ものだ。

荷造り作業を終えた頃、明古へ向かう時間となった。今日はオヤジも行くという。先週「買って来るな」と言ったのはどなたでしたっけ・・・?
いつの間にか青空。果たして古書会館に到着。会場を本が埋め尽くしていた。とんでもない出品量だった。ワタシは昨日本を一掃するという目標を立てたこともあり、今日も落札できない札を書く。年末に向けて本が暴流しているのだろうか。しっかりと舵取りしないと飲み込まれそうだ。

入札を済ませてから先週分の支払いを済ませて古書会館を出る。昼飯は錦華通りの讃岐うどん。釜たまを食べる。うん、やっぱりここのが一番うまいね。最近ずっと昼飯はうどんばかり食べている気がするな。

店に戻って荷造り作業の続き。オークション出品作業を始めようと思った矢先、店で「日本」東松照明が売れる。

晩飯は豆乳鍋。最初からうどんが投入されていた。昼夜とうどんだがおいしいので問題なし。TVでサッカーを観ながら食べる。

夕食後はオークション落札品のメール書き。終わらせてから出品作業の続き。散歩に出られず。
6731歩 6.05km 62分 378.0kcal 9.1g

■2006/12/14 (木) 1日店

朝は曇り。

よし、今年中に店の通路にある本を一掃しよう、と今年最後の目標を立てる。オヤジは言う。無理無理、と。まあやってみますよ。ダメ元で。交換会へ行かずにせっせと続けていれば何とかなるんじゃないかなぁ、と甘いことを考えている。交換会へ行かないことの是非もあるんだけど・・・ね。

朝飯を食べながら「14才の母」を見る。なんでも視聴率好調につき、1回放送を増やしたとか。小児科医役で反町氏ご出演。確かにいろんな意味で増やした回だな、という印象(^^;。

昼飯を食べながら「武士の一分」関係プロモーション番組を見る。徹子の部屋にも木村拓哉さんご出演。意外に緊張している様子で素の状態なんだな、と思った。人によってはTVに出ている以上はいつもスイッチを切り替えている様子の人も居るけど、この人は違うらしい。ちょっとカッコいい普通のお兄さんにも見えた。

仕事、と言いながらTVばっかり見てる(^^;。

もちろんご入金いただいた分をダァーっとキアイで荷造りして発送作業を母親に任せる。オヤジは店に積み上がった本を少しずつ整理を続けている。オークション出品分とデータベース入力分を分けるのはオヤジの担当。店で本が動かない分だけ手間は倍々で増えていくのは仕方のないところ。
そのまま夕食まで出品作業を継続する。

夕食後、オークション落札品のメール書きをしてから年賀状の打ち出し作業。外は雨。散歩は中止となる。散歩しない日の数字・・・悲惨だ(^^;。
1669歩 1.5km 15分 93.6kcal 2.3g

■2006/12/13 (水) なかなか

朝起きて快晴。布団を干す。

朝飯を食べながら「ALWAYS」の続き。意外に長い映画だった。オヤジたちは映画館まで見に行ったらしい。昭和30年代の再現。その頃を懐かしいと思う人にはたまらない映画なのだろう。キャストも豪華だ。主題は幸せはおカネには変えられないということのよう。ネット時代。こういう映画が作られるというのは人の孤独化が加速していることの裏返しか。一度無くしてしまったものを回復する事は非常に難しい。

荷造りを一渡りして店に降ろす。すでに11時半。オヤジも母親もいた。開口一番、昨日「武士の一分」を見に行ったという話。とにかく良かったと。オヤジも母親も途中から泣きっぱなしだったらしい。「今の日本が無くしてしまったものがちゃんと描いてあったわよ。山田洋次監督ってすばらしいわねぇ。」とかなんとか。キムタクも良かったけど、「アタシあの檀れいって人の演技がすっごくよかったと思う。」とベタ誉め。「今じゃ考えられないだろうけど、昔はこういう女性が居たのよね」とちょっと流れによっては微妙な発言かな・・・?
いずれにせよ、この話は時代劇にしないと話が成り立たないんじゃないか、とオヤジ。なんとなくわかる。人のために命を捨てるなんて、現代の価値観じゃないからね。そんな話を現代劇でやっても浮いてしまうだけだろう。

午後はオークション出品作業。今日もそれほどはかどらなかったものの、ペースを上げて帳尻を合わせる(^^;。いつの間にか外は雨。どーなってんの?

17時半に黒いスーツに着替えて出る。鹿島田駅。横須賀線と操車場の跨線橋を渡る。高層マンション街とのコントラスト。これだけ広大な土地がまだあって有効利用されていないというのもちょっと不思議なかんじ。鉄道用地って何かしら意図があって鉄道用地になっている、ということがわかってからその周辺を良く見るようになった。近辺の開発状況。見方によってはアタリマエとして見過ごされがちだが、再開発というキーワードで点と点を繋いでいくと見えてくるものがあったりする(^^;。

帰り道は雨が上がっていた。店に戻って夕食。オークション落札品のメール書き。日記を書き始めたのは日付が変ってから。
6432歩 5.78km 365.4kcal 9.7g なかなか1万歩いかない。

■2006/12/12 (火) 夜の街

曇り空。

店は定休日。朝起きてメルマガ発行。朝飯を食べながらのだめを見る。留学に向けてコンクール出場・・・か。音楽家って大変だねぇ。

荷造り作業を一通り済ませてから今日出品する本の写真を撮る。嵩はそれなりにあるけど点数的にはそれほど多くない。火曜日はついのんびりしてしまうのだが、なんとか緊張感を持続させる。外はいつのまにか雨が降っていた。

夕食後に散歩へ出た。雨は上がっていた。今日はどっちへ歩こうかと思いつつ、綱島街道を南へ向かって歩き出す。車通りが多い。排気ガスのにおいがする。南武線を渡る橋の上。右手には建設中のタワーマンション。こんなデカイの作りやがって・・・(^^;。
このタワーマンションが建ち上がるあたりはなぜか長い間ずっと更地のままだった。この時期に開発されるのは何か意味があるのだろうか。NECのツインタワーも建ち、サッシ会社も移転してマンションになる。そういえば新幹線はこのあたりで不自然なほど大きくカーブしている。横須賀線の新駅ができるのもこのあたりだ。綱島街道を挟んでの大型開発ラッシュ。ちなみにこの街道は元連合艦隊司令部のあった日吉台へとほぼまっすぐに伸びていく。

”鉄の城”を過ぎると低層のマンションがパラパラとあって、公園と病院が両側に。この間娘が怪我をして運ばれたところだ。そういえばこの病院も現在全棟建替え中だ。
そのまままっすぐ進んで右に折れる。元住吉商店街。ここは神奈川屈指の商店街だが、そこかしこで閉店してしまった店舗も見える。駅前に行くと妙に暗い。東横線が高架となり、元住吉駅ホームが地上3階の位置に上がってしまったため、元あった踏み切りが真っ暗になっていた。西口と東口は繋がったがそれがいい効果を上げているかどうかはこれからだろう。せっかくだからエスカレーターに乗って改札口まで行き、様子を見て降りてきた。電車から降りて来る人はほとんどが西口商店街へ向かっていった。

帰路。さっきの病院の横を通り、綱島街道。市ノ坪で左折して小杉駅前へ出る。もうすぐこちら側が旧市街と言われる地区になるのかな・・・。そんな事を思いながらJRの線路をまたぐ。FROMの建物がほとんど取り壊されていた。

店に戻ってからオークション落札品のメール書き。いつもお買い上げありがとうございます。
8109歩 7.29km 70分 482kcal 13.1g

■2006/12/11 (月) 今日も夜歩くのだ

晴れ。

いい天気だろうが外には出られない。年末に向けて店に積み上がっている本を片付けてしまわなければならないからだ。ここに何度も書いているが、ウチの場合、「本を片付ける」とはココに積み上がっている本をアッチに移動する、というよーなことではなく、全部売り切る事を指す。キアイ、なのです。

朝飯を食べながら大河の最終回。まあ最後ってこんな感じだろうね。どーしてもさびしーく終わる。新年から始まって1年の終わりまでの話をちょうど人の一生に当て嵌めているわけで、人生の最期は冬で終わるという暗示。「センチメンタルな旅・冬の旅」を思い出す。
誰にでも冬が来る。その冬を暖かく過ごすのか、寒々と過ごすのかはご本人次第。他の誰でもない、自分にしか決める事ができない問題だ。

荷造り作業を午前中一杯。発送荷物がドカンと積み上がる。いつもお買い上げありがとうございます。紙目録からのご注文は1週間でピタリと止まった。もうワタシは発行自体やめてしまいたいのだけど、オヤジには過去に目録で売れた頃のイメージがハッキリ残っているらしく、まだ未練がましいことを言っている(^^;。こちらが変りたくないと思っていようと世の中はどんどん先に進んでいく。そして決して後戻りはしない。ネットのない時代には絶対に戻らない。これからは、”ある”ということを前提にして仕事を組み立てていかなければ、ね。

午後もずっとオークション出品作業。あまりはかどらず。終了間際にペースを上げて帳尻合わせする(^^;。

夕食時、この間TVでやっていた「ALWAYS」を見始める。息子は興味なさそう(^^;だったが、娘は面白く見ているようだ。ちなみに息子の見たがるドラマは三谷幸喜の「王様のレストラン」「HR」など。アニメは今やってるガンダム。ワタシは今やってるガンダムはまったく見る気がしない。最初のガンダムを見て育った世代としては、あんな薄いのはガンダムじゃない、と言いたい。

オークション落札品のメール書きを終えてから深夜の散歩。出掛けに見ると909歩とあった(^^;。丸子橋を渡り、雪谷駅でUターン。空気はキンキンに冷えているが、身体はポカポカしていた。日付が変る頃、店に戻って日記書き。
7270歩 6.53km 63分 425kcal 12.6g

■2006/12/10 (日) 大井散歩

朝は曇っていたが朝飯を食べる頃には快晴。

息子はお友達のうちへ遊びに出かけた。ワタシは女房と娘の出かける支度ができるまで仕事。12時頃に出た。
たまに新聞に掲載されるお手軽散歩コース。中高年向けなのでちょうどいいとばかり、今日の散歩に採用。東急で大井町まで移動。昼飯を駅前のヨーカドーで買出し。おにぎりと焼き鳥など。商店街を歩き出し、散歩開始。
新聞を切抜いて来たのだが、確か地図が付いていたと安心していると、これがかなりの略地図で実地と比べようもなかった(^^;。大体方向が間違っていないはず、と細い路地を歩き続けると、比較的大きな坂を下りて国道にぶつかった。どうやら間違いなさそうだった。クジラのアバラのような京急のガードをくぐると急に街が下町っぽくなり、程なくして勝島運河に辿り着いた。風景が広がる。水面には鴨がゆっくりしてる。釣り船の乗り場があり、ちょっと乗りたくなった。杭の先にカモメがとまっている。鮫洲橋がその向う側に見えた。

さて昼飯を食べるか、と弁当を広げると、すぐお隣にお散歩で来たと思われる老夫婦に連れられた小さな女の子が座った。やおら食パン1斤を取り出して鴨の餌にちぎって投げ始めた。その様子を見つけたカモメが杭から飛び出して食べに来る。その様子を見た鳩があわててパンに向かってくる。その様子を見た1kmくらい離れた場所にいたカモメたちが目ざとく見つけて、一目散にすっ飛んでくる。あたり一面鳥だらけになっていた(^^;。カモメの乱舞を見ながらさっき買って来た焼き鳥を食べる。妙にリアルな味がした。ベンジャミン伊東の好物はカーラスの焼き鳥(^^;。

運河沿いには花畑。遅れたコスモスが揺れている。運河が切れるところにも船宿があり、看板には”ハゼ”と書いてあった。江戸川河口で釣ったハゼが懐かしいなぁ。

運河沿いを歩いていくと立会川となる。浜川橋という昭和9年のコンクリート橋がある。別名涙橋。鈴ヶ森刑場に護送される罪人を親族がひそかに橋で見送ったから、という。八百屋お七、白井権八、天一坊など。

そのまましながわ区民公園へ。娘が待望の公園遊具で遊ばせる。日が翳ってきたので寒くなる。あわてて帰ることにした。送迎バスが大井町直通であったので飛び乗った。店に戻ったのは16時半。

晩飯は手巻き。八海山を飲んでいい調子に酔っ払う。今日はもう仕事しません・・・。
7466歩 6.71km 74分 390kcal 10.0g

■2006/12/09 (土) 今日も往復

朝から雨。

息子が熱を出す。今日明日でお友達のうちに遊びに行くと言っていたが中止。それは仕方ない。熱を出すほうが悪い。
朝飯を食べてからクルマで神保町往復。昨日落札した荷物を引き取りに。車中ではラジオを聴く。千葉麗子がヨガの事をしゃべっていた。

店に戻って荷造りなど。一渡り終えてからオークション出品作業を開始。いよいよ12月も中旬に入るのでいい品物を優先して出して行こう、と言うことに。ネットもいろいろあるけれど、実際的な事を考えればオークションに仕事を集中させるのが有効という判断。とにかく本屋は本を動かすことを考える。それ以外に仕事なんてないのです。

それにしても今日は寒いなぁ・・・。ずっとストーブは弱くして耐えてきたのだが、今日は無理。とうとう強に入れて仕事を続けた。寒いのは着ればなんとかなるとはいえ、室内での厚着が過ぎると仕事しづらいのは確かなのだ。外はずっと冷たい雨が降り続いている。

なんとか今日予定していた分を仕上げた頃に晩飯。結局息子の熱は下がらず。でも上がらない。煮え切らない症状のままだ。

夕食の時録画しておいたコトー先生を見始めるも、なぜか途中で画面が真っ暗に。録画していたとき電波がおかしかったのだろうか。原因はアンテナから取ったコードが動いて微妙に調整が崩れたらしい(^^;。ミナさんの暴力夫が倒れて手術がうまく行ったところで切れた・・・。

夕食後はオークション落札品のメール書き。いつもお買い上げありがとうございます。大量だったので終わるまで時間がかかる。桑田さんのラジオが終わりかけた頃、どうにか全部終えた。

雨は上がっていた。

2024歩。

■2006/12/08 (金) 往復

曇り空。

朝飯を食べながらのだめを見る。RSオケのコンサート。さすが音楽ドラマ。聴かせてくれます。当初原作がコミックなのでコミック的な演出がかなり目についたが、それにも次第に慣れ、シリアスな場面とのメリハリもきいているのでむしろ楽しい。及川ミッチーのオーバーアクション付せりふはなんとなく毎回楽しみにしている(^^;。「これはこの人しかできないよねー」と女房。そだね(^^)。
最近のドラマ視聴率を見ていると、ラブストーリー系は数字が取れていないことに気が付く。もう見ている方もそういう気分じゃないもかもしれない。ていうか、恋愛ドラマって単純なストーリーじゃつまらないし、複雑にしすぎても感情移入できないんだろうなぁ・・・。一応自分を主人公に投影したくなるはずだけど、投影できるような人物がTVに出てこない(^^;。真面目が冷遇されている今、二枚目なドラマをやるには現代劇じゃ難しいと思う。

午前中一杯荷造り作業をしてから明古へ。出掛けに「この状況を良く考えてから行ってよね」とオヤジに言われる。これは事実上「今日は買うな」と言っているに等しい(^^;。確かにこのままのペースだと通路が開くのはと年明けになってしまう。今日は自重ぎみに行こう。そう思わざるを得なかった。

古書会館。先週分の清算を済ませてから軽く入札。買わないつもりで札を書いた(どんな札だ?)。小川町交差点そばにある銀行で通帳を繰越してから昼飯。今日もうどんを食べる。讃岐うどんと書いてあったが、普段食べている讃岐うどんとは食感が全然違っていた。どっちかがウソをついていることになるが、まあうまかったからいいや。

聖橋方向へ歩き出す。銀杏並木は見事に黄葉してハラハラと葉を散らしている。いよいよ冬がやってくるんだな。山の上シケインを抜けて神保町。友愛書房さんへ時候のご挨拶。
神保町交差点から九段まで歩く。たまに歩くと随分様子が変っている。でかいビルが建っていたり、あったはずの建物が駐車場になっていたり。

店に戻り、お茶をいただく。それから荷造り作業を一通りして郵便局へ走る。17時前で外は真っ暗だった。オークション出品作業を開始し、今日予定分の本を写真に撮って積み上げた。途中夕食を挟んで深夜までひたすら出品作業を続けた。

今月はとにかくがんばっておかないと・・・。

9540歩 8.57km 85分 540kcal 14.4g

■2006/12/07 (木) もっと歩かなきゃ

朝は晴れ。

12月に入ったが、あまりペースは変っていない気がする。もっとピッチを上げていかないとマズイと思うのだけど、日々の雑事から抜け出せていない。座らないと仕事にならないということも災いして運動不足にも陥っている気がするし、何か新しい発想を持ちたいな、と思い始めている。仕事に追われ、生活にも追われ始めたらと思うと、ちょっと気が重い(^^;。

この焦燥感は突き詰めて考えると時間が足りないということに思い至る。ここに来てオヤジと仕事のペースに付いての考え方にも少し開きを感じる。基本的にオヤジは仕事を変えようとしない。ワタシはそれではマズイと思っている。オヤジも変えられるものなら変えてみたいような素振りはあるのだが、どうしたらいいのか、その変え方がわからないようだ。それでジリジリしているのか、たまにワタシに当たることもある。ご注文いただいた本が見つからない時とか・・・。
世の中の動きが早過ぎる。変化に対して対応できるにも程がある。この変化のペースが鈍るとは思えないから、結局は対応していかなければならない。どこまで付いて行けるだろう。それには体力と時間が要る。

女房は朝早くから娘を病院に連れて行った。息子は今日からテストか。しばらくして娘が帰ってくる。今日抜糸だったようだ。今後半年はテーピングしてください、と指示されたらしい。
午前中一杯荷造り作業。いつもお買い上げありがとうございます。午後は断続的に荷造り作業とオークション出品作業。オヤジの本を入力しているので自分が仕入れた本に手をつけられず。オヤジの本はなかなか売れてくれない。

夕食後、オークション落札品のメール書き。終わらせてから防寒着を着こんで外に出た。今日も深夜の散歩である。今日は丸子橋を渡って中原街道を北上。環八とぶつかる田園調布警察署前まで行ってUターンした。
夜は昼とはまったく違う風景が広がっていた。夜にならないと営業しない店が結構あって、普段はやっているのかやっていないのかわからなかった場所の看板に灯がともっていたりする。あ。やってたのか、というかんじ。
丸子橋の街路灯がオレンジ色で幻想的だった。歩くと少しアタマがスッキリした。やっぱもっと歩かなきゃダメだ。
6393歩 5.74km 56分(運動時間) 370.6kcal 10.1g(燃焼脂肪)

■2006/12/06 (水) 足りない・・・

晴れ。

朝飯を食べながら「振り返れば奴がいる」の続き。1回分見終わってから仕事開始。昨日オヤジたちが休みだったので、受注品で見つからないものが出ていた。主に文学書関係。オヤジの担当分野だ・・・。
オヤジは本屋だが、本屋に勤めた経験がなく、どこにどの本を並べたらいいか、という点に余り意識が向かないようだ。大雑把、というか、どこか1点抜けているというか。全て自己流でここまで来れたのは、やはりお客様によることが大きいのではないだろうか・・・(^^;。我慢強くお付き合いいただいたおかげです。

オヤジにはワタシが神保町の古書店に4年間勤めたり、その後明古の経営員を8年間やった経験をちょっと過剰に評価しているきらいがある。都合12年間も外の経験を積んできたんだから「できてアタリマエ」という言い方をたまにされる。その評価は一面で当たっているのかもしれないが、どちらも古本屋になるためのマストな要素ではない。現にオヤジ自身は他店に勤めた経験を持っていない。
この世界、あまりキッチリキッチリとしておらず、”アソビ”がそこかしこにあってもよかったのが今までだった気がする。いい時代だった、と言うべきか。ネット時代になり、なんとなく外界と隔てられていた古本世界の垣根が取っ払われてしまった。ネットは世界をフラットにする、というのはこういうところには適用される。たった10年で何もかも変ってしまった。新規参入業者との競争。体力が要る。

「自分の専門を持て」とは昔からミミタコで言われる言葉だが、ワタシの専門分野は何だろう・・・(^^;。好きな分野はあるのだけど、高くて品物が集まらないからねぇ。たぶん専門店にはなれないと思う。だから目録も作れない。ならどうするのか、がこれからの課題。

昼飯まで荷造り作業。午後はみっちりとオークション出品作業。満足のいく点数を出せた。夕食は昨日ヨーカドーで買ってきた讃岐うどん。女房が釜たまにしてくれた。なぜか「うどんきらい」という娘を除いて3人でうまいうまいと食べた。

オークション落札品のメール書きが終わって万歩計を見ると、なんと567歩(!)。これはヤバ過ぎる。あわてて防寒着を着こんで外に出た。近所をグルグルと歩く。外はキーンと寒かったが、20分を過ぎた頃から脂肪が燃え始めたか、全身が温かくなってきた。空にはオリオン。40分歩いて帰ってくる。
5743歩。まだ足りないね・・・。

■2006/12/05 (火) 歩数が・・・

朝から晴れ。

昨日は猿の惑星を見た。今朝は「続・男はつらいよ」を見る。第二弾だ。女房もワリと気に入ったらしく、面白がって見てくれている。ワタシがオッサン化しているように女房も○○○○化しているということだろうか・・・(^^;。まあ一緒に歳を取っていくのが夫婦ってものですよ。
今回も演出・ネタともツメツメ。たかだか1時間半ほどの映画にもかかわらず、終わった後大作を見たようなかんじ。

前回散髪に行ったのは9月だった(^^;。すでに3ヶ月ちかく経ってしまった。仕事を始める前にまず近所のとこやへ行く。当然すいていた。ワタシの他にいるのはご年配のお客さん。AMラジオがつけっぱなしになっていて、児玉清の人生相談が聞こえた。
散髪が終わってから散歩することにした。昨日の歩数の少なさに驚いたためだ。意識して歩かないとまずいと思った。別に目的地もないがとにかく歩こうか。腰巾着にはデジカメが入っていたので時折シャッターを切りながら。
小杉に出たのでヨーカドー地下へ。たしか何かうまいもの市をやっていたはず。讃岐夢2000を使ったうどんがあり、だし汁と一緒に思わず買ってしまった。まだ昼前なのに買い物客で地下は一杯。レジには行列ができていた。繁盛してるなぁ。

店に戻って仕事開始。今日はそれほど発送荷物もない。終わらせてから昼飯。女房が借りてきた「振り返れば奴がいる」の続き。

午後はオークション出品作業をしながら甘露通信紙版の受注作業を平行して。店は閉めていても中ではちゃんと働いているわけで・・・。
息子はもうすぐテストだというのに全然勉強もせずお友達と遊んでいる。勉強ってのは周りが言ってもやらない奴はやらない。こればっかりはどーしよーもないなぁ・・・。ま。昨今報道されている学校の様子を思えばゼータクな悩みになるのかもしれないが。

夕食を食べながらスマスマ。のだめと千秋様ご来店。上野樹里は素がのだめっぽかった・・・。千秋様は落ち着いて見えたなぁ。スマップのメンバーよりかなり年下のようだったけど。

夕食後はオークション落札品のメール書き。いつもお買い上げありがとうございます。
3638歩。・・・足りない・・・。

■2006/12/04 (月) 1日店

快晴。朝はゆっくりと起きた。

ビデオ屋さんで借りてきたのは「男はつらいよ」だけじゃなかった。いよいよ「猿の惑星」を借りてきたのだった。町山さんの映画の本を読むと、紹介されている作品は片っ端から見たくなる。朝飯を食べながら女房と見始めた。
いわゆるSF的な設定がなければこの物語自体成立しないのだが、これは厳密にはSF映画ではないと思う。扱っているテーマが微妙な問題を含むのでコメントしづらいのだが、まあ、ちょっとだけ。
タイラー(チャールトン・ヘストン)の率いる宇宙探検チーム。光速移動したため、相対性理論により実際の時間は700年過ぎているという。その帰りに不時着した惑星。そこでの支配者は猿だった。人間(らしき種族)は居るのだが、言葉はしゃべれず知能も低い。猿に狩られて”動物”実験に使われている。猿の聖典には人間は野蛮だから近づかないほうがいい、と書いてあるらしい。タイラーは他の者と一緒に猿に捕らえられる。そして”知能のある人間”という危険な存在として宗教裁判にかけられる。リベラルな学者夫婦(もちろん猿)はタイラーを弁護し、事の次第を理解する。体制を守りたい支配階級にいる別の猿たちは危険な存在であるタイラーを殺そうとする。タイラーは学者夫婦に案内され、猿たちにとって禁断の地とされる場所へ踏み込んでいく。そこで彼が見たものは朽ちた自由の女神だった。ここは別の惑星ではなく、まぎれもない核戦争後の地球だったのだ。タイラーは馬鹿な人類を罵倒し、絶叫する・・・。

全体的に今のハリウッド映画とは違う淡々とした描き方に思えた。女房は「音楽がなかったね」とまで言った。ちゃんとゴールドスミスが音楽を付けていたけど、それが聞こえてこないような演出に思えたようだ。つまり派手さはなく、演出的な押しがちょっと弱いのではないだろうか。やはり今回も町山さんの文章が映画よりも表現豊かに状況を描写してしまったようだ。とはいえ、この映画が製作された背景を考えると話はヘヴィになってくる。アメリカの60年代。それはこの映画で描かれた猿と人間の関係をまるっきり正反対にしたようなひどい社会状況だった。

・・・ちょっとだけ、と書きながら書きすぎたようだ(^^;。

朝から昼過ぎまでずっと荷造り作業。いつもありがとうございます。荷物は40個を越えた。その後はこの間お客様から買ってきた本をオークションに出品する作業を続ける。

夕食後、年賀状の印刷。そーいえば娘にも頼まれていたな・・・。
1122歩(こりゃヤバい)

■2006/12/03 (日) 荒木経惟東京人生展 その2

ここに貼られている写真群は、皆、荒木さんの目を通じて見ている東京の断片なのだが、同じ断片なら自分の体験した記憶だって断片しか残っていないものもある。写真集、写真展と繰り返し自分が見てしまうことで、それはアラーキーの写真から見たイメージなのか、自分が見て覚えているイメージなのか徐々に区別が付かなくなっていくようだ。

見ては立ち止まりの繰り返し。お客はさまざま。皆さんそれぞれお持ちの東京感とすり合わせながら見ているような気がした。初公開らしいコンタクトプリントのスクラップには見物人が皆無(^^;。まあそれだけ写真展のインパクトが強かったのでしょう。ゆっくり見せてもらいました。

一角でアラキネマがエンドレスで上映中。東京の各所を巡るパワフルな撮影風景をずっと眺め続けた。三脚に付けたペンタックス67を軽々と背負って歩く姿が印象的だった。

ミュージアムショップでカタログ代わりに写真集を買って(1575円は安い!)から出る。外はもう日が傾いていた。帰りの電車に乗って中平卓馬さんの話の続き。氏はグルグルと写真家として撮るべき写真は何か、をずっと悩んでいた。まず、詩の含まれた写真は撮ってはならない、と言う。撮るべきはたとえば植物図鑑のように事物があるべきそのままの姿で記録できるもの、が最上だと言う。つまり写真に主観を入れてはイケナイのだ、と力説していた。”悲しそう”な猫の図鑑というものは存在しない。有名な文言もここで登場する。荒れた絵、ぶれた絵、ぼけた絵、粒子の粗い写真。そうした手法を用いて写真に詩情を込めることは世界の私物化・歪曲化に繋がっていく、というのが中平さんの持つ写真に対しての危機感だった。
写真に詩を込めることを肯定すれば、政治や権力がイメージ操作によって世界を歪曲することと理屈の上で同じレールに乗ってしまう。それが中平さんにはできなかった。撮りたい写真が撮れなくなってしまった。

まさに荒木さんとは正反対だと思った。たとえそれが理論上何かと同じレールに乗ってしまおうが、荒木さんは迷わずすべてを写真にぶつけた。ある意味で荒木さんは鑑賞者を全面的に信用していた。自分の全てを写真にぶつけて、それを鑑賞者は詩情(私情)の塊であることを理解した上でちゃんと受け止めてくれるはずだ、と。もっとも、荒木さんは「写真なんていいかげんなもんだから」とも言ってのけるのだが・・・。

ただ好きで見ている写真にもいろいろな面があるんだな、とわかった日曜日だった。
6266歩。

■2006/12/03 (日) 荒木経惟東京人生展 その1

起きたのは9時半。よく寝た。

娘が怪我で今日は出かけないという。女房は付き添って「じゃあパンでも作ろうか」ということらしい。息子は朝から部活へ行っている。よし、ちょうどいいから今日はワタシ一人でアラーキーの写真展を見に行ってこよう。

朝飯を食べながら「男はつらいよ」の第一作を見る。ビデオ屋さんが半額セール中だった。ふと思い立ち、時系列で全部見てみたくなったのだった。出演者がみんな若いのは言わずもがな。でも寅さんの印象はそれほど変わらないのがすごい。それと、主要登場人物は最初からみんな出ているというのもわかった。毎回マドンナは変わるけど、この話の設定を支える人たちは欠けない。すばらしい。これも下町の人情ってやつですかねぇ・・・。
話はさくらと博が結婚して息子が生まれるまで。その間のドタバタがまた濃いのなんの。一瞬たりとも観客を飽きさせないようにするツメツメの演出だが、全然くどくないのだった。

12時過ぎに目黒線に乗った。山手線で秋葉原から総武線で両国まで。車中読む本は中平卓馬「なぜ、植物図鑑か」。氏は最初の写真集を出した後、自己批判を繰り返し、結果として写真が撮れなくなってしまう。その経緯がこの本に克明に書かれていた。
夢中で読んでいるうちに到着。駅前にどーんと立つ台形を建物。江戸東京博物館だ。1階から中に入ると人でごった返している。どうやらホールでバレエの発表会でもあるらしい。それを横目に常設展示階へ移動する。薄暗い照明の中、日本橋の実物大が復元され、その向こうのスクリーンにアラキネマが映る。さらっと展示を見てから企画展示室へ。「東京人生展」が展開されていた。会場の外にはみ出すように「さっちん」の写真群。作品はキヤノンで印刷されたものが壁面に直接貼り付けてある。もう「オリジナルプリント」を展示する写真展は過去のものとなりそうだ。

電通時代に撮影した冷蔵庫。ウォーホルにならって「幸福」と書かれた紙を1000枚(!)作っていろいろ貼り付けたらしい。陽子さんのファーストショットもあったりする。電通時代は人物の顔に対しての執着がすごい。辞めた後、「東京は、秋」という名作が生まれたりしている。
壁面に貼られた写真はおおよそ過去に出された写真集で見たものが多かったが、こうして写真展として再構成されてみるとまた違った感慨が生まれるから不思議だ。既視感のようなものすら感じる。

■2006/12/02 (土) 仕入れ有

朝から女房は娘を連れて病院へ急ぐ。

「お財布におカネが入ってなかったー(^^;。アナタ持ってない?」とあわてて駆け込んでくる女房。ついウッカリはいつものこと。いってらっしゃい。気をつけて。

ワタシは朝からオークション出品作業。今日は午後から仕入れに出かけるため満足に仕事ができない。ちょっとあせっていた。なんとかまあこれくらいならいいか、という量の仕事を片付けると女房と娘が帰宅。今日は経過を見るのと消毒作業だけしたらしい。抜糸は5日くらいあとだそうな。早く治るといいね。
息子は朝からお友達を呼んでゲーム大会の様子(^^;。あいかわらずだ。

で、早昼を食べてオヤジと一緒に仕入れに出かける。オヤジナビはうまく機能してくれた。途中いかにも元田んぼのあぜ道がそのままという1車線道を走ったものの、対向車もなくどうにか乗り切った。道幅が車幅一杯しかなく勾配15%くらいある急なクネクネ道。前からクルマが来たらアウトだった・・・。郊外の道には思わぬ落とし穴がある(^^;。

なんとか到着する。早速評価を始め、オヤジと二人がかりで2時間半ほどかかる。エレベーターのない4階建てだったのでワタシが階段往復の係りになり、オヤジが縛りの係り。オヤジの縛りは正直ゆるい(^^;ので運ぶのには多少のコツが要る。
荷台一杯の量を運び終えるとすっかりあたりは西日の絵。遠く河原を散歩する人。手前を時折電車が横切るのどかな田園風景を汗をだらだらかきながらしばしぼーっと眺めた。ありがとうございました。

クルマで店に戻ってきたのは16時半過ぎ。店に荷物を降ろすと床が見えなくなりそうになった(^^;。再び”もうこれ以上は積めません”状態。徐々に出して行きますのでお楽しみに。

で、午前中で中断していた出品作業の続きを仕上げて夕食。今日はおでんだった。腹一杯たべてせっかく運動して消費した分が帳消しに(^^;。意志が弱いと腹はゆるくなるものでござんす・・・。

オークション落札品のメール書きを終えて万歩計を読む。
6579歩 5.91km 61分 363.4kcal 8.9g(消費脂肪) これじゃ痩せるわけないね(^^;。

■2006/12/01 (金) 2往復

快晴の空。

朝飯を食べながらコトー先生。そのあと三波春夫についての番組を見る。ステージには必ず和服で上がることの意味を知る。言われてみれば洋服を着て歌を歌っている姿を見たことがなかったな・・・。

荷造り作業を済ませて明古へ向かう。今日もいくつか取りたい品物が出ていたが、さて、落札できるかどうか・・・。
昼飯がてら秋葉原方面へ歩く。今日もまつやへ。それほど混んでおらず今日は大もりを食べた。
歩きたい・歩けない、の昨今なので、ちょっと勢いを付けようと思い、Yカメラで万歩計を買うことにした。行ってみるとコーナーがあってピンキリの品揃え。従来型のベルトにつけるタイプは安くて1000円未満。最新型は3Dといってベルトに付けなくてもいいと書いてある。小型の薄型で邪魔にならない。これをポケットにいれて計ってみますか。
早速外で電池を入れて胸ポケットに放りこんだ。どういう原理かわからないがちゃんと歩数を刻んでいる。なかなかすごい。まあ万歩計なんだから当たり前といえばアタリマエなのだけど(^^;。歩いた距離に消費カロリーまで表示された。

今日は車中「写真ノ話」荒木経惟著 を読む。ラジオ出演番組の様子やらインタビュー記事をまとめたもので、全部口語体。荒木さん独特の軽口も随所に混じる。ただ、さっきまで冗談言ってたと思ったら急に核心部分をドンと持ってきたりして油断できないなぁ。縦横無尽で自由自在。荒木さんの傍らにはいつもカメラがあり、荒木さんの”指想”に基づいてどんどんと風景が人物がカメラに取り込まれていった。荒木さんの写真にはそのときそのときの荒木さんの視線が写っている。それ以上でもそれ以下でもない。写真は荒木さんの歩んできた道そのものだった。

アラーキーワールドを堪能して店に戻ると、母親が開口一番「今日○○が学校で怪我をしたらしいわよ。」とのこと。○○は娘の名前。今女房が病院まで付き添いに行っているという。「もう3時間くらい経つんだけど大丈夫かしら。」連絡がないってことは大丈夫なんじゃないかなぁ。お茶を頂いてから再び出かけた。商店街を歩いていくとちょうど女房と娘が向こう側から歩いてくる。娘はアゴに怪我をしたらしかった。なんにしてもたいした怪我じゃないようで良かった。

ラジオを聴きながら神保町を往復。カーゴ1台半分の荷物を載せて店まで。また通路は本で埋まってしまった(^^;。

3510歩(秋葉原から)

2006年11月 < > 2007年01月

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