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■甘露日記 2003年04月

■2003/04/30 (水) 1日店

朝から雨と風。生ぬるい月末。

ついこの間桜が咲いたと思っていたら、もうGWも後半とか。今月も早かったなぁ・・・。

店を開けて早速仕事仕事。祝日に1日仕事をしても全然片付かない。1人で出来る量ではないみたいだからしょうがない。あせらずゆっくりやっていきましょう。

午後に入って銀行振り込みによるご入金が立て続けに。ありがとうございます。
郵便振替は配達がお休みのようで、1件も入らず。荷造りしながらドナルド・フェイゲン。軽快なリズムに味のあるボーカルがノる。あくまでも正確なドラムのリズムが心地よい。このアルバムは大学時代に入っていたブラスバンド・サークルの先輩オススメの1枚だったので、特に印象が深い。1曲目の「I.G.Y.」のなかに「What a Beautiful World this will be」という歌詞があるのだけど、感嘆詞”What”から、すばらしい世界がやってくる、と読むのが表の意味。
「海底を突き進むグラファイトきらめく列車に乗れば未来は薔薇色に輝く。ニューヨークからパリまでたったの90分」薔薇色の未来を描いた上で、さっきの”What”を疑問詞として読むと、そんな世界が何処にある?と意味がまるっきり逆転する。淡々と進むリズムと軽快な歌声。作者のこめた裏の意味を発見した、と、先輩が少し興奮しながらそう歌詞を解説してくれたっけ。現在その先輩は長崎の方でアナウンサーをしていらっしゃる。
もう16年くらい前の話、か(^^;。そんなに時間が経ってしまったとは思えないなぁ。あの頃の空の色と今の色、そうは違っていないはず。それなのに時間は付加逆に突き進んで行く。もうあの日の空には手が届かないのだろうな・・・。

閉店後、甘露旬報を作成。明日発送荷物の荷造りを平井堅のラジオを聴きながら。

明日は夕方から3週連続となる前日荷受@明古。

■2003/04/29 (火) GW

いい天気。さぞや行楽地はものすごい混雑でありましょう。

昨日から本の売れ方が休日モードのような気がする。そういえば世間はGWの真っ最中。11連休という方もいらっしゃるのでは?
ウチは自営業。GWだろうがお盆だろうが、あくまでも週1日のお休み。それでいいのです。

とはいえ、子供たちは連休中。今日は女房が蒲田にある大型手芸店まで子供たちを連れて行った。女房の買い物があったのと、最近は店舗拡大でいろんなものを売っているから楽しめるだろう、と。確か吉祥寺駅にも支店があったな・・・。

金曜日の明古で買った荷物が到着。同時に頂いた目録に注文させていただいた本も届いた。あら、うれし。初めて扱う本がいくつか当たっていた。すぐに入力・データベース投入。キーワードは森山大道氏。

愛書会中の金曜日に買った荷物がそのままになっているのを発見し、開梱・整理。棚に入れる待ちの本が積み上がってしまった(^^;。ご注文をお待ちしておりますヨ。

ラジオは朝から夕方まである外食チェーンの宣伝番組のようになってしまい、全然面白くない。お客様が少ないこともあってMDでSASを聞いたり。「マンピーのG・・・」がかかっているような時に限ってお客様がいらっしゃったりして(^^;。
18時からはいつもの番組が始まる。交通情報を聞くと、案の定高速道路はどこも20km以上の大渋滞が・・・。「GWは出かけないのが一番ですよ。」といつも文庫を買っていただけるお客様。ホントにそうですね、とワタシ。

そういえば最近忙しくてコンテンツの更新をしてないなぁ・・・。

■2003/04/28 (月) 1日店

朝起きて8時、と思ったら9時少し前(^^;。明らかに寝坊。

10時から歯科医へ。歯科衛生士のお姉さんに歯の掃除をしてもらった。歯茎が1箇所腫れてブヨブヨしているという。手鏡を渡され、詳しく状況を説明される。次回、PMTCという歯と歯茎の掃除をしませんか?と最後に勧められた。高濃度フッ素を歯に塗ることで虫歯予防に効果があるらしい。3ヶ月に1度の施術。費用は歯1本あたり250円から300円の計算で、1回あたりの基本料金1000円も合計すると8000円を超えるという。保険が利かない治療なのかしら。虫歯で苦しむことを考えたら安いものかもしれないが。

店に戻り荷造り作業。明日はまた休日なので、今日出せるものは忘れずに。いつもお買い上げありがとうございます。

16時過ぎにある人がケーキをご持参でご来店。どうもすいません。ありがとうございます。店でしばしお話した後、近くのお店で18時過ぎまでお話。頂いたケーキは家族皆で楽しませていただきました(^^)。ご馳走様でした。

閉店後、本の整理と入力作業。今度の木曜日、3週連続となる明古の前日荷受が決定したとご連絡を頂く。さっそく経営員の皆さんへFAXを入れる。

今度の前日荷受はワタシも仕分に入ってビシビシ行きます。

■2003/04/27 (日) 多摩川

昨夜、日記を書いた後、ビデオ屋の店内を徘徊。

平井堅と一青窈のCDを手に取り、あと何か見たいものがないか、とウロウロしているうちにタイタニックとグランブルーに手が伸びた。なんでかな。そういう気分だったのかもしれない。
24時頃からタイタニックを見始めてしまい、終わったのは27時(^^;。早く寝りゃあいいのに・・・ネ。

朝起きて9時。隣の自然食品のお店で買ったというパンを食べてから、息子のたっての希望で多摩川散歩へ。グローブとボール、サッカーボールも一緒に持って出る。娘は自転車に乗りたいらしい。息子用に前買った自転車を引きながら丸子橋を登って河川敷に入る。
あいかわらず駐車場は満車で入り待ちがズラッと並んでいる(^^;。至る所から白煙が立ち昇っている。バーベキュー場と化しているわけだ。

せっかく季節が良くなったので、ウチも野外でカップラーメンくらい食べようか、ということになり、キャンプ用のコンロ持参である。すぐに湯が沸き、3個のカップ麺。旨いうまいと4人であっという間に食べつくす。
横を草野球チームに草サッカーチームが通り、サイクリングコースではバイクが行き交う。自転車って最近はカッコいいのが多いなぁ。ママチャリにしか乗ったことのないワタシ(^^;。娘は補助輪付ながら自転車を慎重に慎重に転がしている。方向転換がまだ苦手と見える。
食後はサッカーにキャッチボール。1時間ほどして息子の「疲れた」で終了。

散歩がてら河原へ出るとバーベキュー場になっていた。堰堤にルアーを投げ入れる少年釣師。いや、よく見るといい歳した人も結構いらっしゃる。この時間にバス用ルアーを投げても釣れないんじゃないの・・・?(ニゴイが釣れるらしい)
滝のように流れ込む急流を登ろうとしている魚がいっぱい水面を跳ねていた。稚鮎だろうか。時折アジサシと思われる鳥が垂直に落ちてきて小魚を咥えていく。蓄えることを知らない彼ら。養う自然。暑くもなく寒くもない。いい季節になった。ワタシは圧倒的に春が一番好きだ。すべてが萌え出る春。

商店街はイベント開催中。ものすごい人でごった返していた。一旦店に戻り、近くの洋食屋さんで夕食。ボリュームたっぷりだったが、一人も残さず食べきる。

19時からイベントの片付けを手伝う。会場のテントを畳み、道に張られた横断幕の撤去作業など。1時間ほどで開放される。

20時過ぎより仕事を始める。

■2003/04/26 (土) その翌日

大変な木・金曜日を過ごした後の土曜日。

眠い眼をこすりながら、気が付けば昨日の市会を反芻していた。

いっぱい出たなぁ。量だけではない。大市を除けばここ数年で最も高品質の品物が揃っていた。仕事に追われながらも品物に齧りついた。初めて見た品物だろうが、感覚を駆使(?)してがんばって入札した。自分の見当から大きくはずれて高くなっていた品物もある。しかし、そんなのは日常茶飯事だ。同じ品物に対して2000円を入れる人のすぐ横で、真剣な顔をしながら50万円までの札を書いている人がいるのである。
同じ本に対してここまで評価に開きがあるのか・・・、と愕然とすることも珍しくない。経営員をやって人様の入札札を見せていただくこと8年。そこでわかったのは「本に相場などない」ということだった。その本を自分はいくらで値踏みするのか。本を見ていながらまるで鏡を向けられ、自分のアタマの中を映されている感覚になる。自分に自信のないとき、札にはそれが出る。コワイことだ。そんな時落札できても不安になるだけ(^^;。
市場で本は値札をぶら下げてなどいない。最後に頼れるのは自分の感覚とサイフの中身だけだ。

市会というある種非日常空間。独特のざわめきの中で苦労しながら札を書き、落札して喜ぶのも束の間。店に持ち帰ればあとは日常の店空間に引き戻される。価格の高いものから売れない傾向をどうにかしてやろう、と無いアタマを絞る日々。この品物の良さをどうやって必要としている人に伝えられるか。

本の持つポテンシャルを信じられなければ入札さえ出来ない。モノが売れなくなった日本だが、本はモノであると同時にテキストでもある。魅力は複雑に入り組んでいる。本と本は見えない手で繋がれていて、1冊手に入れると関連図書から世界はくもの巣のように広がっていく。
自分が関心を持てる範囲だけ世界は広がる。本を持つこと(読むこと)はモノを買うなかでも少し特殊な存在のように思う。それは本がカルチャーの本道という地位に座り、クロスジャンルする文化の橋渡し役として全く揺るがないからではないだろうか。本の文化は日本だけでも千年以上前から存在する。その重さ・厚さに日本人は早く気付くべきだろう。

眠いと抑制が効かなくなる(^^;。何か書きすぎたかもしれない。
来週の明古もたぶん前日荷受になるはずである。年度末に向けての出物ラッシュが続いている。

■2003/04/25 (金) 金曜、明古。特選市!

朝は当然の8時半集合。

経営員とほぼ同時に荷主さんがお一人いらっしゃる。ありがとうございます!その方の仕分荷を、作業台ごとあいている台と入れ替える。さあ、作業開始!

今日の作業終了後、分け切れないカーゴ12台あまりの居場所がまず心配になった。残置品を何とかしなければならない。事業部長にお願いして残置品を置いている方に職員さんから電話を入てもらい荷物引取り要請。この仕事が通るかどうかで来週1週間のイライラ度が決まってくる。

そんな心配が伝わってしまったのだろうか。それとも大量の荷物と2週連続の前日荷受の影響か。どうも作業が順調に進まない。なんとなくの停滞ムードがゆるーく流れ始める。この仕事を終えたら次の仕事を片付ける。そういう前向きな気持ちで仕事にあたらなければならないはず。作業人数が慢性的に不足する中、危機感を感じながらテキパキ作業している人と、そうでない人に分かれてしまっている。残念だがそういう雰囲気が漂い始めていた。

自然に声が出た。

すかさず反応してくれたのは、記号表のことで呼ばれたと思ったMくんだった(^^;。次に会員さんが作業に加わってくれた。
急に仕事が流れ始めた。気が付けばこの信じられないような量の荷物は12時前にすべて捌ききれていた。

フロア全体に優品が満ちる。文学書の3口に含まれていた限定本から珍しい異装本、作家原稿に大日本古文書の口や写真集、金泥の文字が映える古写経に古典籍、映画関係資料、はては四谷シモン作の人形まで。まるで明古に来ていれば本に関するすべてのジャンルに出会うことが出来る。
そういうすばらしい市会で経営員の主任を任されていることに誇りを感じた。

総出品点数は1200点余り。出来高は大変な金額になったと聞いた。スゴイ・・・。

開札が終わっても明古の仕事は終わらない。残置品の片付け。そして、今日出せなかった荷物を仕舞うための作業もろもろ。1週間の間にたまったと思われるダンボール箱や残置品の片づけまで。我々がやらなければ中央市会の方々がしなければならない。

解散後、靖国通り沿いのビヤホールでご馳走になり、その後Oさんと錦華通りにあるバーへ。後で神楽坂へ移動し、再び神保町に戻って1時過ぎ。タクシーで帰宅後、仕事をしているうちにやっぱり3時。・・・寝なきゃ(^^;。

■2003/04/24 (木) 前日荷受け

先週に続き、今週も前日荷受け。

2トントラック3台分の限定本の口、カーゴ5台分の文学書の口、別にカーゴ4台強の文学書の口。大変な量と大変な高品質。パッと見ただけでもわかるくらい。これを明日までに仕分けて陳列するの?(^^;。

16時に集合すると、今日開催の市会が終わった直後だった。大量なので明日は先週に引き続きフロアすべてを使って市会を開催しなければならない。残置品の多さが気になっていた。おまけに控え室には他会出品の札がついた大量のダンボール箱が積み上がっている。このままでは身動きが取れない。ピンチである。

作業場の確保を最優先に考えた。終了した直後の市会片付けを手伝い、とにかく作業台をフラットにしなければ。ご迷惑をおかけします。申し訳ないです。

この口をここで広げ、この口はあそこに展開するよう指示を出す。実はこの決定は非常に重要で、明日の午前中の荷物・会場の状況がどうなっているかを予想・イメージしながら考えている。一旦広げてしまったら仕分が終わるまでその場所はふさがってしまうから。
大口ほど仕分に時間がかかるため、すぐ荷撒きしたい本口荷物を並べる場所に配置してはならない。これ鉄則。
2トン車3台分の荷物はエレベーター前の後半部分に広げはじめた。経営員主任は今日の作業開始から明日の作業終了までの全体の流れを把握しておかなければならない。そうでなければ判断も指示出しも出来ない。事業部の方といろいろ相談しながら方針を決定する。

ところが、結局は途中までで量が多すぎて荷物をすべて並べきれない。他にも仕分荷が増えてきたため、明日1日でこの量を仕分し切れないと判断。特選市会にふさわしい荷物を選び、他の荷物はカーゴに載せたまま端に寄せることにした。開けられなかったカーゴは12台で、他にダンボール箱は120ほど(^^;。

作業は順調にすすんだものの、今日だけで終わることはとても無理無理。幸い文学書の口が荷主さんのご協力もあってほとんど目処が付いていた。明日この荷物を縛ってしまえば荷撒きが始められる。助かった。

19時半までに床を掃除し、今日の作業は終了。夕飯をご馳走になり、帰宅。仕事をしているうちに2時。早く寝なきゃ・・・(^^;。

■2003/04/23 (水) ひさしぶり

朝4時起き。シトシト雨。

いくらなんでも仕入れじゃありません(^^;。久しぶりにロッドを振りに多摩川へ。5時前から8時ころまで釣り。4回のアタリをもらったものの、釣り上げ(岸に寄せた)られたのは1匹のみ(^^;。ただし特大の70cmクラス。食いついた瞬間から走り出し、ロッドは半円を描き、リールのドラグが悲鳴を上げた。あわててフリースプールにするとコイは100mも一気に移動。重い。動かないと思っていたら産卵を控えているのか、お腹パンパンの魚体。迫力。すぐに離す。時に6:30。細かい雨が降り続いていた。

店に戻り、一渡り仕事をしたあと、朝飯を食べてからオヤジと二人で仕入れ2件に出発。10時過ぎに1件目。11時過ぎに2件目。クルマの荷台は一杯になった。
1件目でも2件目でもオヤジが奥様から言われていた言葉。「本を売るなら甘露さんに、と生前よく申しておりました。」お二人ともよく買いにいらっしゃっていただいたお客様だった。最近いらっしゃらないな、と思っていたら奥様からお電話で突然お知らせを受ける。

2件目のお宅では奥様といろいろとお話をした。「僕にとって本は命の次に大事なものなんだよ」と奥様にお話をしていたというご主人。本の保存状態がよいことはもちろん、全体の傾向にも品格があって評価する我々を唸らせる。当然、お出かけする先々で本屋を見るのがお好きで、ウチ以外のお店にもよく足を運んでいらしたそうだ。そんな方から「本を売るなら甘露さん」と言われていたのか・・・と思うと、ああ、オヤジはいい本屋なんだな、と思う。

帰り道は雨。安全運転。なんだかまとまった本の仕入れをするときには雨が多いような気がする。持っていた方の涙雨だろうか・・・。託された本はちゃんと次に必要としている方に受け渡します。

店に戻ってから荷造り仕事を少々。いつもお買い上げありがとうございます。その後は例の仕事の続き。

・・・外は雨。涙雨だろうか。

■2003/04/22 (火) 1日店

朝から快晴。出かけたいよなぁ、こういう日は・・・。

店を開ける前に一仕事終える。開店してからは本の整理。ただひたすらに・・・。その甲斐あって、2週間前までにワタシが買った荷物はきれいに棚に並んだ。途中、約1ヶ月ぶりに甘露通信の在庫データを更新する。お待たせしました。

先日お邪魔した結婚式の写真が上がってきた。当日はちゃんとしたプロの方がコンタックスRTS2を片手に立ち回っていらっしゃったので、ワタシはシロートとしてあまり気合を入れずにシャッターを切っていた。そんな雰囲気が濃厚な写り方(^^;。いーかげんってことです。
教会堂の中が思っていたよりも暗くて、ペンタックスの露出計も少しだまされている(^^;。間接照明の明かりを拾うと露出不足のカットが出るわけ。こういうときには恥ずかしがらずにフラッシュを焚くのが正解。フラッシュのカットに被写体ぶれなどの失敗はなかった。
AFカメラの弱点の一つに、ピントが合わないとシャッターが切れない、というものがある。ピントが合わなきゃシャッターを切ってもしょうがないじゃん、という意見もあるだろうが、絞り気味にしていればおおよそのピントで全体は写っているように見えるもの。妙な厳密主義はシャッターチャンスを逃すという欠点を生む。
動態予測フォーカスという高級機にしか搭載されていない機能がないと、ビュビュっと細かくAFを合わせているうちに被写体は通り過ぎてゆく。中級機MZ-5の明確な欠点である。
こういうときにはAFをはずしてMFで被写体を追うか、MF機を使ったほうがよい様だ。そういえばプロの方はコンタックスRTS2というMF機を使っていた。

ライカのレンジファインダーカメラだと、広角レンズ・ズミクロン35mmを着けていたこともあるが、おおよそのピント位置で大体写っている。明確にはずしたカットは出なかった。やはりカメラは慣れているものを使うのがいいみたいだなぁ。(アタリマエ(^^;)

写真の出来はともかく、皆さん楽しそうに写真に収まっている。佳日が甦ってくる。

閉店後、妙義山まで出かけてきたというオヤジからTEL。明日は仕入れが2件重なっているという(^^;。朝から大変だ。

■2003/04/21 (月) 出品など

昨夜、仕事を終えた後、借りてきたDVDを1本見てしまった。

トム・クルーズのヴァニラ・スカイ。途中で眠くなったら停めて寝てしまおうと思いながら、見始めたら一気に・・・(^^;。

この映画に出てくる主人公はハンサムでお金持ち。ある日、嫉妬に狂った元恋人に捨てられたことを詰られる。一緒に乗った車の暴走事故で半身不随のようになってしまう。急に周りから疎外される主人公。現実に耐えられなくなった彼は夢を売る会社と契約を結ぶ・・・。テーマは夢と現実。

現実社会とはいったいなんだろう、と見終えてからつくづく思った。手の感覚や目で見たこと、耳で聞いたことを、脳は電気信号として受け取って”現実”を感じている。夢は?これもまた今までの経験のようなものが寝ている最中の自我が薄れたとき、脳の中を駆け巡っている電気信号なのだろう。脳が情報のやり取りに電気を使っている以上、どんな内容もいずれ読み取られ、解析されてしまうような気がする。

それはさておき、映画を見ながら頭に浮かんだのは「マトリックス」だった。この映画も、現実世界を丸ごとコンピューターによるデータで仮想世界として作り上げてしまった。一生目覚めず、夢を見続けていれば、現実と夢の区別などなくなってしまう。
空想と現実。地上世界と平行世界。今生きている自分は本当ではない、という感覚。こういう感覚をテーマにした映画や物語に何度か巡り合っていた気がする。誰もがふと考えることなのかもしれない。

今ここでキーボードを叩いて日記を書いている自分の姿。これはもしかしたら布団の中でスヤスヤと寝ながら夢の中で描かれている自分の姿なのかもしれない。夢の中で「これは夢かもしれない」と考える自分。現実と夢が入れ子状態。夢の中の自分が「この生活が夢だったらどうしよう」と心配したりして・・・。
映画になるくらいだから、こんなことを考えている人は沢山いるのだろうな、きっと。

朝は7時半起き。霧雨の降る中、9時過ぎに店を出て、中央市会へ出品に向かう。月曜日の地下駐車場は大変な混雑だった(^^;。とにかく停めるのが精一杯。台車で3階に上げると、3階も荷物で大混乱していた。むむむ、これが月曜日の午前中か。
昨日の結婚式の主役を含め、中央市の経営員さんたちはそんな中もくもくと働いていらした。どうかがんばってください。

店に戻り、1日本の整理。これは現実の自分、と確かめながら。

■2003/04/20 (日) 佳日 その2

「夢の中へ」の演奏が終わると、今度はわが明古が誇るエンターティナーお二人、HIDEさんとOさんのショーが始まった。

パンチのカツラにサングラス。西部警察のテーマに乗ってバズーカ片手に飛び入って来る二人。会場の皆さん、あまりのことにちょっと失笑気味(^^;。それでも、次から次へと繰り出すマジックに、会場の(特にお子さん)皆さんは釘付けに・・・とまでは行かなかったかな?(^^;。ハンカチがスティックになったり、花になったり、何もないボックスから花が出てきたり・・・。1000円札を1万円札に変えるマジックでは、会場のY先生も参加。1万円に変わったときに「ああ、そのままでいいから返してよー!」と突っ込みを入れられる場面も。
今回マジック初挑戦のOさん。見るわれわれもちょっとひやひやしながら。ミルクを新聞紙に入れて消すマジックを成功させたものの、新聞にちょっと残ったミルクが勢いよく払った瞬間ビャッと飛び散り、新郎新婦席にミルクシャワーとなって降り注ぐというハプニング有り(^^;。
スプーン曲げマジック。会場にいらっしゃる全員にスプーンが配られ、HIDEさんの案内どおりに精神統一。曲がった人と曲がらなかった人が出たみたい(^^;。ホントはね、これにはタネが・・・(^^;;;いえ、バラすのやめときましょー。

最後、HIDEさんが白い紙で作った薔薇の花に火を点けて、一瞬のうちに赤い薔薇に変えるマジックで〆め。いいだしものでしたねー。お疲れ様でした。

恒例のブーケトス。新婦さんのお友達がキャッチ!感極まっての涙。いいですねぇ。そこかしこでフラッシュが光る。おめでたい日に写真は付き物ですなぁ。ご結婚おめでとうございます。

いい気持ちをお土産に西麻布からバスに乗る。雨は上がっていた。渋谷から東横線。店に戻ったら「今さっき仕入れたんだよ」という本が山のように積み上がっていた。日常回帰(^^;。さあ、仕事だ!

友人の一生の記念日に立ち会えることは、その時間を共有させてもらった我々にとっても佳日となるのです。佳い日をありがとうございました。

■2003/04/20 (日) 佳日 その1

明古で一緒に働いているMさんがご結婚されるという招待状を、少し前に頂いていた。

今日がその日。あいにくの雨がぱらついていたが、14時半からの挙式に備え、カメラ2台(M6とMZ-5)を携えて地下鉄でカトリック麻布教会を目指した。六本木駅で降り、もうすぐオープンの六本木ヒルズの横を歩く。曇天を貫くでっけぇビル・・・。

式が始まる。とてもクラシックな教会堂の中へ通された。明古、中央市の経営員皆さんが集合。明古事業部からもお二人いらっしゃっていた。バージンロードを花嫁と一緒に歩く紋付袴の青年。Mさんだった。なんだかそのミスマッチが妙だったけど、彼の体型にはとても似合っていた。
式次第が進む中、彼らお二人が選んだという聖書の一説が朗読された。
「マタイ6章」:自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな。命は食べ物よりも大切であり、体は衣服よりも大切ではないか。空の鳥をよく見なさい。種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。だが、あなたがたの天の父は鳥を養って下さる。思い悩んだからといって、寿命をわずかでも延ばすことができようか。だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である。(以上)
ワタシはキリスト教徒ではない。それでも素直に心に響く言葉だった。普段世俗にまみれて暮らしている我が身。たまにこういう荘厳な雰囲気に身を浸すのも悪くないと思う。

新郎新婦退場。大変沢山の人が入っていたから、出るまでにしばらくかかる。そのまま同じ教会の敷地内にある集会場で開かれる披露パーティーに案内された。用意されたお料理は参加された方の手づくりという。うーん、すばらしい。まして、ここに並んでいるシュークリームは新郎Mさんお手製とか・・・。そうか、こういう特技もあったのね。
会場が暖まってきたからか、ストッパーをはずしたシャンペンがポンッ!と音を立てて蓋を飛ばし、ジョバジョバと噴出す。そんな光景があちこちで展開。なんだかおめでたいけどもったいないね。
会場にはよくTVでお顔を拝見する街歩きの達人、Y先生の姿。特徴的なヘアースタイルは今日も決まってます。

新婦Mさんのお友達が約1週間前に結成したというバンドの演奏が始まった。「夢の中へ」井上陽水さんの曲って結構スタンダードになっているんだなぁ。

■2003/04/19 (土) 眠い土曜日

昨夜も帰ってからつい仕事をしてしまった。メールチェックすると逃げられなくなる(^^;。

朝は8時起き。それでも眠い。昨日録画しておいてもらった「ブラックジャックによろしく」を見る。いいね、妻夫木クン。一生懸命さが伝わってくる。朝飯のお茶漬けを食べ、店を開けてから昨夜の続き。オヤジは昨日クルマ一杯仕入れてきた本と格闘を始めていた。やることだけは一杯ある。
午後になり、発送荷物が積み上がった時点で郵便局に集荷依頼。15時までに電話しないと取りに来ないという先日の失敗を思い出し、早めに電話。

眠さを抑えながら作業をしているものの、やはり能率が落ちてくる。仕事は充分な睡眠を取ってシャキッとした頭でするのが一番かもね。

閉店後、近所のビデオ屋が100円セールを展開中なので2本借りてくる。
今日は23時には寝ることにした。

■2003/04/18 (金) 金曜、明古。今日は多いよ。

朝8時半集合。

経営員は全員出席。助かる。残置品は昨日のうちに整理済みだから、昨晩の続きをすぐに始める。平行して会場の設営を。仕分は3口すべて未解決だったが、カーゴ5台分の口を鉄の台ごと入れ替えて少しでも展示台をあける努力。

持ち込みの荷物が引きも切らさず入荷。仕分のものもいくつかあったりして場所のやりくりが結構大変(^^;。仕事が早く片付いて行くと助かるのだけれど、仕分は早ければいい、と一概に言えない仕事だけに・・・。大口もあれば小口もある。細かく分けるべき荷もあれば、大雑把で充分という品物もあり、すべてケースバイケース。見極めは各人の経験値による。

どんどん増えていく荷物。場所を取る荷物も出てきたため、11時過ぎから残置品置き場になっていた台をあけ、荷を陳列。最終的には2階ワンフロアをフルに使用する事態にまで発展した。スゴイなぁ。

昨日から見ている荷物だけに買いたい品物が結構あった。ところが今週は体調が今ひとつだったらしい(^^;。落札できないものばかり。困ったものだなぁ。
最終台でかろうじて1点だけ落としたっきり。

作業終了は18時すぎ。その後近くの中華のお店でご馳走になりました。ありがとうございました。2次会は小川町にあるバーへ。気が付けば終電が終わっている。Rくんと一緒にタクシーで帰宅。

後、仕事しているうちに3時(^^;。

■2003/04/17 (木) 前日荷受け

明古の経営員・幹事さんがどんなにがんばっても時間には勝てないことがある。

大量の本が入荷した時のことだ。そういうときには前日の夜に集合して仕事に当たる。17時の集合時間に向けて東横線に乗る。初夏の陽気。暑い。渋谷駅を降りて歩き出すと前をTシャツの女の子が颯爽と歩いていった。もう夏なんだなぁ・・・。

今日までに161箱の荷物とカーゴ5台分の要仕分荷が入荷していた。明日の午前中ですべてを捌くには時間も場所も人も足りない。17時に明古事業部幹事さんと経営員が集合し、まずは市会会場に散在する本日開催市会の残置品をきれいに整理する。その作業と平行して控え室に鎮座する161箱もの大量荷物を運び出し、事務室側のフロアをすべて使い、本を白日の下に曝す(大げさな(^^;)。カーゴ5台分の荷物は市会前半部分をほとんど占領。広げきるのとほぼ同時に残置品も整理し終わった。本日この大口荷物をご出品の方も作業に加わるために駆けつけてくださった。ありがとうございます。

その作業と平行してもう一口入荷分の荷物の仕分も進む。専門的な品物なので、出品者ご自身で分けられていた。お疲れ様です。

作業も進むが時間も進む。箱から出てきた本がほぼ全冊大切にカバーがかけられていたため、それを剥く作業があり、剥いたカバーと開けたダンボールが足元に散乱し、普段の様子とは異なる光景が展開。19時半のタイムリミットが近づき、明日の段取りをHIDEさんと相談しながら床の大まかな掃除作業。終わった時点で古書会館を出る。時に19:40過ぎ。

全体の荷物を作業の合間に確認すると、封筒付きながらカーゴ3台の荷物、カーゴ2台の一口、もある。明日は大変なことになりそうだ・・・(^^;。

帰り際、明古経営員を一緒にやっている3人から共同目録を頂いた。その完璧なまでの完成度に驚嘆。いや、読めば読むほど押し黙ってしまったのだけど・・・(^^;。とにかく、すばらしい出来。この目録が送られたお客様の許で本の面白さ、多様さを謳い出すのだ、と思うと、わが事のようにうれしいような、”やられた!”と凹むような・・・(いや、半分以上凹みなんだけど・・・ネ)。

近くのお店で晩御飯をご馳走になりました。明日もがんばります。

帰宅後、仕事をしているうちに3時(^^;。

■2003/04/16 (水) パソコン講座

いい天気。気分もいい。

いつもどおり朝8時に起きると、息子は学校へ行った後だった。娘を起こそうとするともがいて暴れた(^^;。睡魔と闘うとはこういう感じなのかしら。

午前中は荷造りなどをして過ごしていると、午後になって女房に余裕が出てきたのか、「パソコンやるよ」と。
早速店の本の入力方法を説明。甘露パソコン講座実践篇も二日目に突入。ワタシは2階で例の作業をコツコツと続け、女房は3階で店の本データ入力。いいペースかも。
ああしてこうして、と一度教えるともう大体大丈夫のようで、よっぽどわかりにくい本で一度「教えて」と降りてきたきり。一安心。お願いしたい本は山積みになっているからがんばってねっ(^^)。

夕食後もラジオを聴きながら仕事。平井堅のラジオはリニューアル後勢いがなかったんだけど、だいぶこなれてきたのか、気分がハイになってきたのか、面白さが回復(^^)。放送時間を削られたのが痛い。

明日明古には大口荷物が入荷する。2日間店に居られない(^^;。

■2003/04/15 (火) 春雨

雨が多いなぁ・・・。

昨日から荷造り三昧。今日は雨なので郵便局に集荷してもらう。ちょっと量が多かったものだから・・・(^^;。

荷造りの間、女房に店番をしてもらいながら仕事を手伝ってもらう。そろそろ甘露パソコン講座も実践篇に突入といったところ。以前PC-98を使っていたころに少し手伝ってもらっていたからか、こちらが思っているよりも上達がうんと早い(^^)。がんばってねー。

日曜日に岡本太郎美術館に行って撮った写真が一部出来上がってきた。母の塔。実は複雑なRを描いている。館内の「記念写真はこちらで」と書いてある場所には、岡本太郎氏の少し若いころの写真(等身大)パネルが置いてあり、その横に椅子がしつらえてある。息子と娘を座らせライカでスナップ。キャラの強い氏の肖像はモノクロの写真パネルからも伝わってくる。妙に子供たちが澄ましているからか、実物ではないのに存在感があって不気味な感じもする。

美術館の映像として生前の氏の喋っていることにじっと聞き入ってしまった。
氏は岡本家の家族旅行でパリに行った折、そのまま気に入ってパリに留学を決めてしまった。そこで民俗学を勉強し、ピカソに会ったりしている。そこで西洋的なものと日本的なものを十分意識した上で、新しいものを「創作する」と言った。ワタシなどがもし何か”創れ”と言われても、今まで勉強したことを生かして1+1=1的にうまくまとめようとするだろう。それは創るというよりも”作る”という感じかもしれない。到底”創作”とは言えない。創るというのはゼロを1にすること。日本でも西洋でもないまったく新しい様式が太陽の塔でいきなり出現した。

太陽の塔を創った時、インタビュアーに「どうしてあんな太陽の塔みたいなものが出て来たんのですか?」と聞かれた氏はしばらく押し黙った後、「当人に聞いてみないとわからないねえ」とつぶやいたという。”当人”とは太陽の塔のことだ。氏にとって造形物は生まれてきたものであり、氏の創ったものでさえないのかもしれない。

横尾忠則氏の展覧会でも思ったことだが、アーティストにはなにか神がかり的な発想がパッと頭に浮かぶのではないだろうか。一言で言えばそれが天才ということになるのかなぁ。何人かのそういう人たちにワタシたちは導かれているのかしら。亡くなってからも氏の作品には力を感じるわけだし。

さ、仕事しよ・・・(^^;。

■2003/04/14 (月) 春だから

春だから、いろんなことを始めたい。気持ちだけでも(^^;。

先週発送した甘露通信の受注が始まった。注文を受けて伝票を書いて荷造りして発送。いつもご注文ありがとうございます。
その合間、例の作業を断続的に続け、今日だけで全体の1/6を仕上げる。なかなかよいペース(^^)。疲れたけど。

始めたいと思っているのはワタシだけではなく、女房もいろいろと。
彼女は正月から始めた通信の書道講座だけでは飽き足らず、先日ボールペン字講座にもはがきを書いていた。急にやる気だねぇ(^^)。今までで2回ほど添削してもらった作品を見たけど、意外にうまい(なんて書いたら失礼かな・・・)。そうかぁ、女房にこんな才能があるとは思っていなかった。
さらに娘が幼稚園に入ったこともあり、そろそろパソコンも始めてもらうことにした。たとえば本の入力をやってもらうだけでもワタシは別の仕事にかかることができ、その恩恵は計り知れない。1日パソコンに向かっているのは大変なストレスになる。分担してもらえるに越したことはない。幸い、覚えていくことにちょっとした知的好奇心をくすぐられるのか、嫌がらずに入門メニューをこなしてくれている。ゆっくりあせらなくてもいいから、早く上達してねっ♪

女房がパソコンを始めてくれたら、ワタシは何を始めようかな。ホームページの全面リニューアル、ができたらいいな・・・(^^;。

■2003/04/13 (日) TARO!

春霞。暖かい。

今日は生田にある岡本太郎美術館へ行くことにした。投票を済ませいざ出発。
武蔵小杉から登戸まで南武線。駅前の雑然とした商店街で昼飯の弁当を買う。そのままタクシーでワンメーター。生田緑地に到着。ソメイヨシノはほとんど散り、若葉が出始めている。民家園入口前では散った桜がハラハラとお芝居の雪のように降ってくる。娘は「あつい!」と早くもTシャツに半ズボン。春だなぁ。夏になったらどうする気だい?
SLやらプラネタリウムのある広場のベンチで弁当を広げる。食後、広場の噴水を見てから、緑地のどんづまりにある美術館まで歩く。立派なメタセコイア並木の先に近代的な美術館が姿を現した。

「こっちにもあるんだよ」と美術館入口に入る前から息子が階段を登った奥の先を指す。彼は去年小学校の社会科見学で一度ここを訪れているのだ。その時の「面白かった」という印象が今も残っているらしい。階段を登りきると、果たして眼前には「母の塔」という大きな作品が聳え立っていた。7本の足と、顔から胴体から飛び出してくる人型のオブジェ群。太陽の塔を思わせるいかにも岡本太郎らしい作品だった。

入場料800円を支払って入館。原色を多用した抽象画は難解だったが、赤青黒黄色で彩られた世界には確かに共通するタッチの存在を感じた。
どちらかといえば具体的な形を取るオブジェの方が作品としてはわかりやすく、シロートのワタシでも楽しめる。ウチの子供たちは「座ることを拒否する椅子」に座って喜んでいた。

展示は作品そのものだけでなく、マスコミにもよく登場した氏の活動をとらえた映像としても残っており、「芸術は爆発だ!」という有名なビデオテープのCFや、「顔のグラス差し上げます」というウィスキーのCFも流されていた。
ミュージアムショップで本とケータイストラップを買い、映像ブースで表に聳えていた「母の塔」製作記録のドキュメンタリーを見た。あの滑らかな曲線の中には鉄骨がびっしりと入っているという。驚いた。
原型の完成は1971年というから、万博の「太陽の塔」直後に製作されたものらしい。印象が似ている気がしたのも無理はない。きっと二つの塔は相似形なのだ。

枡形山に登ると展望台があり、近所のS大の学生さんが酒盛りの真っ最中。遊具で遊ぶ子供たち。走り回って汗までかいている。春だねぇ・・・。

夕食は小杉の居酒屋へ。教育上良くないなぁ(^^;。

■2003/04/12 (土) 積み上がる仕事(^^;

朝はなぜか8時に目が醒める。もっと寝とけよ。

起きても眠い。朝飯のあと、昨日買った荷物を引き取りに古書会館へ。ついでに昨日の落札表のため、取引封筒のチェックをする。すぐそばでは本屋さんがお二人、本の仕分作業に精を出していらっしゃる。お疲れ様です。

帰り道。さすがにソメイヨシノは散り果てた。ポツポツと雨が降り出すなか、散った花びらが疾走するクルマの風に舞っていた。そのはかなさが好い。中央分離帯の植え込みに黄色い花。たんぽぽだった。地味だけど、なくなったら寂しい花だろうな。”たんぽぽ”というよく考えれば不思議な名前が好きだ。

店に戻るまでは雨が降ったり止んだりだったが、次第に雨足は強まった。あいにくの雨の週末は4週連続。お客様が沢山いらっしゃっていただき、ありがたかった。

水曜日に入稿しておいた甘露通信が到着し、宛名シールを打ち出し、母親に封筒を作ってもらってから発送しに行く。受注は月曜日からの予定。春で心機一転。どうか多数のご注文をいただけますように。

少し片付きかけた店の本の山は結局追加されて増えるばかり(^^;。お店の売れ行きが堅調に推移しているのが何よりの救いか。いつもお買い上げありがとうございます。

そろそろ夕食、という時間に電話1本。仕入れのお話。先日一度お訪ねしたお宅だった。雨の中、ディパックを背負って夜道を急ぐ。駅前では今日が最後になった統一地方選挙の選挙運動中。投光機に照らし出された候補者の名前が大書きされた看板付ワゴン。マイクで拡声された候補者の名前連呼。何度も頭を下げる候補者。こうしなければ勝てない選挙なら何かが間違っているな、絶対。
玄関先で本を受け取り、濡れないように気をつけながら帰路につく。途中お酒の量販店を覗くと、カシスリキュールの大瓶を見つける。オレンジジュースで割ってカシスオレンジ。白ワインで割ってキール。シャンペンで割ってキール・ロワイヤル。ちょっと飲みたくなり、つい重い荷物を一つ追加する羽目に(^^;。

夕食のとき、ちょっと1杯。ンまいねぇ(^^)。急にめまい。あまり寝てないことを思い出した(^^;。

■2003/04/11 (金) 金曜、明古。

6時起き。仕事を少ししてから出掛ける。

今日は事情により経営員1名欠席。事前に本が多めに出ている事を知らされていた。要仕分荷が4口ほど。そのうちのカーゴ6台分の仕分荷物をワタシは担当。

事業部幹事さんが10時からの新会館下見会に出席のため、働き手はハッキリ手薄状態(^^;。それでもめげずに作業が出来たのは、店売りに丁度良い本をいじれたからかもしれない。とはいえカーゴ6台分は結構な量なので、ウカウカしていると時間切れになりそうだ。常に自分と周りを急かしながら作業を進める。分野で分けて縛り上げる。全体としてのおおよその量は朝の時点で把握出来ていたので、最初からエレベーター前に陳列品を張り出すことにしていた。

12時が近づく。作業はあと一歩。声を出して緊張感を繋ぎとめようとする。そんなことで効果あるの?と思う人はワタシと同じ立場に立ってみればわかる。自然に声が出ますから(^^;。

昼飯のからーいチキンカレーで汗が噴出し、スイッチが入った。よし!今日は買うべし!他の入札にいらっしゃる方々と違い、経営員には開札の仕事があるため、昼休みのたった1時間が勝負。わかっているもの、欲しいものに片っ端から入札をしていく。その日の体調が札に如実に反映されるのは札を書いてみればわかります。体調が悪いときには本を見る眼が狂うので、札が高すぎたり安すぎたりして、欲しいものほど落札できず、要らない本ばかり落ちてきたり(^^;。
今日は眠かったけど体調は悪くなかったらしい。程よい値段で程よい量が落ちてきた。品物的にも自分のスジをはずさなかった点が良い。
1点尾崎喜八氏の署名入り限定本はお値打ち品(^^)。

仕事がハネて夕食は久しぶりに神保町の中華へ。ビールと紹興酒とカシューナッツ炒めばかり摂っていた印象がある(^^;。その後は専大前交差点そばのバーへ経営員2人でお邪魔。お久しぶりですね。カラオケでシャウトしたら日ごろのウサが晴れました。

タクシーで深夜帰宅。それにしても今日の運転手さんはルート取りが非常に巧かった。料金も驚くほど安く上がった。この道ウン十年のベテラン運転手さん曰く「会社タクシーの人は(水揚げ額のために)混む道を選ぶからダメよ」とのこと。

店で仕事しているうちに3時(^^;。寝よ。

■2003/04/10 (木) 10年目のセンチメンタルな旅

今日が10年目の結婚記念日。

とはいえ、何が変わるわけでもなし。まあ。晴れてよかったな程度か。

10年目だから何かしなきゃ、とか、10年の記念になる指輪を買わなきゃ、とかそういうものがない。

結婚すると決めたとき、ワタシは周りの反応が気になっていた。まだ神田の本屋さんに勤めている頃だった。そんな分際で家庭を持つのってどうなんだ?自分でもそう思っていた。
その一方で、なんだかんだと言を左右に時期を延ばしたりしたら、結婚というのは相手のある仕事だから、愛想を尽かされないうちに手を打たなきゃいけないだろう、と危機感も感じていた。何しろこの業界内で相手を見つけるなんて、シャイ(コラコラ(^^;)なワタシには到底無理だ。

付き合い始めて4年半。丁度今から10年前に結婚した。その日はあいにく曇っていた。大学時代のサークルの先輩・友人たちに3次会まで開いていただき、お祝いしてもらった。
結婚した次の年に息子が生まれ、1歳になる頃に神田のお店を辞し、甘露書房に入った。業界のことなんてまだ何にもわかって居ないに等しい状態だったワタシは、毎日市場へ通うことにした。そんな時、明治古典会の経営員に誘っていただいた。ありがたかった。

娘が生まれ、今春からいよいよ幼稚園生になる今、正直部屋は手狭になってしまった。「自分の物が置けない」と女房にも苦情を言われたり(^^;。そんなこんなしながらも、なんとか明るい毎日を送れるのも、まずは女房のがんばりのおかげだと思う。

10年前、今の自分を少しでも想像していただろうか。
子供が生まれ、成長して行く姿を楽しみにしている自分を10年前にどれだけリアルに感じていただろうか。
この10年でワタシの中の世界は拡がった。見えていなかった部分が見えるようになり、そのことで、まだまだ見えていない部分がいくらでもあるのだろう、と気が付いた。見ようと思えば拡がるだろうし、見ないと思えばいくらでも縮んでいく。世界は常に自分のキャパと連動している。

何をやっても不確かな世の中。それでも何とか渡って行ける様な気がするのは、傍に家族が居てくれるからではないか、と思う。
道案内をしてくれている両親はいずれ居なくなる。その瞬間が来た時、へたりそうになる自分をシャンとするように支えてくれるのは、きっと家族の存在なのだろう。それだけはリアルに見える。

これからもどうかよろしく頼みます。

■2003/04/09 (水) あれこれと。

晴れた。風が強い。春の嵐。

昨日から新生活。子供たちに引っ張られる。朝はまだ眠いなぁ。春眠というのもからんでいるような・・・。
今度の日曜日に選挙がある。朝から街宣車が名前を連呼している。正直ウルサイのだけど、当事者は必死。お気持ちはよくわかります(^^;。

今回の選挙の争点って何だろう。というか、これから政治は何をしていけばいいのだろうか。小学校の時に習った「国民主権」。この文字が憲法にある限り、政治は国民のために行われていくはずだ。その一方でよく聞く言葉が「制度疲労」(^^;。50数年が長いのかどうかは別問題。しかし、同じ制度の下で同じような組織が運営していると、仕事は”変化”していくのに仕事が”増えた”と誤解して人員を増やして対応する、なんてことになっていないか。要らなくなった部分を減らさずに新たに出てきた仕事のために人員を増やしていないか。

変わらないこととほっといても変わっていくこと。変わってはいけない部分と変わらなければならない部分。近年の混沌とした状況のなか、変わってはいけない部分が変えられ、変わらなければならない部分が手付かずだったりする。そういう舵取りをするのが政治の仕事だと思うのだが。

日本にもかつて政治の季節があったという。そのころワタシは小さい子供だった。現在はどうだろう。朝、駅前の街頭に立つ候補者は、名前の連呼と「お勤めご苦労様でございます」を繰り返す。選挙公報にはすべての候補者が「改革」を掲げている。「自分が議員になったらこれがこうなります」と具体的に言ってくれるならいいが、ただひたすらの名前連呼に「社会基盤整備をします」だけではぜんぜんわからない(^^;。また何かハコモノを作るのかい?とむしろ不安になる。
判断材料の圧倒的不足。どうやって「選挙」したらいいのか。投票率低下の原因はここにある。
すでにハード部分については開発し尽くしているような印象がある。これからはソフトの時代。どうなったら暮らしやすくなるのか、という”形として現れにくい部分”を本気で考える人が出てきてくれるといいのだけど。

午後から市場へ。入札というよりは、月曜日の荷物を回収に。出品した荷物は売れてくれていた。よかった・・・。
戻ってきてからあわててご入金いただいた荷物の梱包・発送作業。いつもお買い上げありがとうございます。

その後は例の作業の続きをコツコツと。

■2003/04/08 (火)

昨日から新学期で、娘も幼稚園に行きだした。

そうなると親の生活も変わる。夜遅くまで仕事をしていると翌日が辛くなるが、子供たちの生活は規則正しくなるため、結局ワタシも寝ていられない(^^;。そろそろ夜型仕事生活を改める時期に来ている。

午前中から南風が強く、雲は早足で駆け抜ける。暗くなったと思ったら急に晴れ間が出たり、ザッと雨が降っていると思ったら日が差していたり・・・。どこかでキツネが嫁入りしているらしい。

午後からは本格的に降りだした。こうなると店の売り上げは見込めない。本の入力と先日来の仕事を変わりばんこに。同じ仕事を連続してやっているとすぐに飽きてしまうからだ。
この間から買ってきた本は積み上げたまま・・・。ま。仕方ない。この仕事が終わったら思う存分やってやるぞ!

さて、明日は晴れるのかしら。

■2003/04/07 (月) 入園式

今日から娘は幼稚園。息子も新学期だ。

娘はさすがに緊張しているのか、朝は7時半に目が覚めていたようだ。ワタシは連日の仕事の疲れが出て8時過ぎまで布団の中。息子は8時に学校へ(^^;。

とりあえず晴れてよかった。朝飯を食べて娘の着替えを手伝う。10時過ぎに入園式へ向かう女房も着替え。ワタシはお留守番なので、着替えてシャキッとしている姿をライカで撮る。荒木さんじゃないけど、まさに「LIFE by LEICA」。
そういえば息子が幼稚園に入ったのは今から5年前だ。ちょうど娘が生まれる1ヶ月前で、女房は着る服がなくてマタニティー用の服を借りて入園式に出たのだった。娘はすでにおなかの中で息子の入園式を聞いていた事になる。あれから一回りもしたのか・・・。時間の過ぎ去ることの早さよ。

皆、昼少し前に帰ってくる。ワタシは昼飯を食べて市場へ。金曜に出品した荷物の清算。その後は店に戻り、例の作業の続きをコツコツと。

晩飯にはお赤飯。食後には(小さい)ケーキ。ささやかなお祝い。

■2003/04/06 (日) 桜の木の下で

朝から快晴。お花見日和(^^)。

とはいえ、久しぶりの熟睡。布団が恋しい。9時まで起きれず。やっと起き上がってちょいと仕事をしてから遅い朝飯。出掛けたのは12時頃。行く先は新宿御苑。途中渋谷駅前にあるおにぎり屋さんで昼飯を買う。スゴイ行列。もともと行列に並ぶのがダイッ嫌いな女房と息子が「それでも並んで買う」と言うのだからよほどおいしいのだな。
千駄ヶ谷駅下車で新宿御苑へ。時間が遅かったからか、例年と違い券売機に大行列(^^;。こういう日くらいは券を買わせるなんて面倒なことさせなきゃいいのにね・・・。券売機横に窓口があり、こっちは空いていた。万券はこちらへ、と誘導されたのですかさずここで買う。なんだか対応がおかしい(^^;。

中に入ると例年以上の混雑。先週の日曜日はまだ咲き始めだったから今日1日に集中したのだろう。心配された桜の状態は満開を少し過ぎた程度の木が多く、見るには申し分ない。おいしいおにぎりを4つも平らげ、あとは子供たちが遊ぶ様子を久しぶりに出動のLXで写し止める。これまた久しぶりに出動のシグネットもポケットにしのばせる。
空ではヘリコプターが低空飛行をして旋回。きっと明日の朝刊を飾る写真を撮影したのだろうな。
写真と言えば今日ほどカメラが働く日はない。ハイアマチュアの人は一眼レフやら中判カメラを使用していたが、いわゆる普通のコンパクトカメラを使っている人がほとんど見当たらなかった。急に使い捨てカメラまでグレードが落ちてしまうのだ。代わりに台頭目覚しいのがデジカメ。LPが廃れてCDに切り替わったような現象が起きている様で、デジカメに力を入れなかったメーカーの業績が急落したのも頷ける。
そんな中、すでに発売されていないクラシックカメラで撮影をしているワタシ。そんなヤツは何処を探しても居なかった(^^;。
子供たちは、落ちている木を拾ってきて櫓を組み上げる作業に熱中。2時間もそればっかりやっている。たいした集中力だ。

新宿門まで歩いて行くとまたものすごい人。去年LXで写したあの写真的な光景は今年も再現されていた。

新宿駅から埼京線。ガラガラだったから座って渋谷駅。新宿から座ったのは初。東横特急で武蔵小杉駅。いつもの居酒屋で乾杯。春でメニューが大改編。それなりに楽しめたけど、おつまみの単価がかなり上がっていた。日本酒をやめて焼酎をなめる。

帰宅は20時少し前。

■2003/04/05 (土) 1日雨

昨日の夜降り出した雨はしつこかった。

予報では1日降り続くらしい。いやな日だね。

昨日落札した荷物を引き取りに古書会館へ。道中は結構激しい雨で、ラジオから流れてくる交通情報によれば山梨方面では雪が降り、事故が多発して大変なことになっているらしい。東京の気温は6度。まるで真冬(^^;
風も強く、路傍に咲く桜の木は大きく揺れている。花散らしの無粋な風め。明日は花見なんだからいじめるんじゃないよ。

古書会館に到着し、荷物を積んでいると「まいど」と声を掛けられた。HIDEさんだった。昨日はたしか明古大市の運営で会議をされてたはず・・・。お疲れ様です。昨日ボーリングをしに行った話など、あれこれと。
今年の明治古典会大市会は7月18日(金)19日(土)の2日間下見日を設定し、20日(日)が開札日。そう、日曜日に予定が入っている事に気が付かれた方は相当の事情通。現在は間借りしているから使えない日曜日。新会館に戻ることで使えるようになるわけです。
小川町に建設中の新古書会館最初の行事としてこの明治古典会七夕市会が予定されており、実はワタシの明古経営員としての仕事もこの行事で最後となる。・・・いよいよか。いよいよだねぇ・・・。終わりの始まり。

帰路につくと、雨は弱くなるどころか少し強くなっていた(^^;。いやな日だねぇ、と思いながらクルマを転がしていると、前を走っているワゴン車に桜吹雪。きっと桜の木の下に少し停めていたんだろうな。雨で張り付いたはなびらは少し哀しげだったけど、ワタシの気分は少し晴れた。

戻ってからはここ数日続けている例の作業をこつこつと。買い物に行くという女房と娘。雨が降っているというのに娘は楽しげ。「だってカサがさせるんだもん!」お気に入りのレインコートを着られるのも楽しみだという。うーんそうか。何事も気の持ちようなんだなぁ。娘に元気をもらった気がした。

ためていた日記も書き付ける。明日は晴れますように。

■2003/04/04 (金) 金曜、明古。

月初めの明古は、京都で開催の全古書連大市会の下見日と重なった。

大きな一口も無く、朝から少なめ。東京の理事さんは皆さん京都で開かれる会議のため、朝から東京にいらっしゃらない。昨日ウチが出品した荷物の心配はあったけど、それより買える品物が増えるかも知れないという期待もあった。

総出品点数は500点強と、かなり少ない。そのため、開札も15時半にはすべて終了してしまった。ワタシが担当した仕分けの口の中からボン書店の本を1冊掘り出したのだけど、これは最終台に並び、結果痛んでいるにもかかわらずすごい値段が付いていた。
で、今日のウチの目玉は木村伊兵衛さんの写真集「パリ」。最近出品されるごとに買い札を絞るのだが、頭ひとつの差でやられ続けていた。今日出た本は今までで一番コンディションがよいこともあり、絶対に取ってやる、と気合を入れた札を書く。気持ちが通じたのか、落札。但し、上札(^^;。利益出ず・・・。

あまりに早く終了してしまったため、どうしようか、ということになり、ワタシを含めた経営員3人は後楽園のボーリングへ行ってみることにした。随分久しぶり。平日は17時までの受付なら3ゲーム貸し靴付きで1100円と格安。腕が痛くなるほど投げた。結果はどうあれ、160台のスコアを出したのもひさしぶり。

その後、白山通りを歩いて神保町まで戻ってくる。道を1本入ったところの飲み屋さんは人気があり、入るとき「2時間でお願いします」と言われる。お勧めのおつまみやらビールを飲んでいるうちに一旦店に戻っていた経営員が3名合流。ワタシは栗焼酎をなめる。いい気分で酔っ払うと、2時間ほどできっちり追い出された(^^;。2次会はHくんお勧めの錦華通りに新しくできたバーへ。おつまみというよりは結構しっかりとした料理が出され、なかなかの満足感。ここでは泡盛をいただいた。来期明古経営員の主任をあなたに任せます、とR君に伝えた。

店を出ると雨。店に戻ってからは仕事を2時まで。

■2003/04/03 (木) 一歩一歩

朝からいい天気。

どうもここ数日単調な仕事を繰り返している。何か変化がほしいなぁ。

このあいだ買った未来少年コナンのDVDはやっと第7巻・最終回の「大団円」までたどりついた。うーん、面白かったなぁ。この面白さってのはワタシが小さいころに見ていたという経験が面白がらせているのかしら・・・。それともどの世代の人が見ても面白いのかしら。
ワタシが小さいころに見ていてすごく面白かったアニメが、大きくなってから見てみると、あれ?こんなもんだったかなぁ・・・。という経験を別の作品でしたことがある。
コナンには年月の経過を感じるようなそういう部分が全然ない。

本放送はNHKだったので、CMがない分だけ作品の時間が長く、民放で再放送されるときには決まってオープニングの暗ーいナレーションが省かれる。ひどいときにはオープニングやエンディングテーマも切られてたりする(^^;。小さいころ見た時に心に残っていた「♪こころがこんなにふるえるのはなぜ」という歌詞は今聞いてもジンとくる。

ラオ博士たちの開発した太陽エネルギーによって、核兵器をはるかに超える超磁力兵器が火を吹いて地球の地軸が捻じ曲がるのが西暦2008年の設定・・・。本放送は1978年だから、当時から30年後に技術社会は一旦破綻するという見通しがあったようだ。実際にはそうならないのは、2001年宇宙の旅、鉄腕アトムと同様だが、どの作品にも共通するのは、技術社会は必ずしもバラ色の未来を保障してくれない、という流れだ。
技術は人間が人間のために開発し発展させているはず。その行く先が暗く見えるのはなぜだろうか。種の進化の最終形態は死となって現れるという。先のことを考えると暗くなるのは、限りある生命を持つ者としてのサガなのかもしれないが。

午後になって明日の明古に出品する荷物を載せてクルマで竹橋へ。帰りの内堀通りを通るころ、空は見事な薄暮で、西の空にはオレンジ色に焼けた絹雲がたなびいている。霞ヶ関の外務省前には満開の桜。昨日今日の寒さで満開状態は少しだけ持ちそうで、日曜日は新宿御苑でお花見ができるかもしれない。

店に戻ってからは連日の仕事の続き。一歩一歩コツコツと進める。
明日もいい日でありますように。

■2003/04/02 (水) 1日雨

朝から雨。

昨日も遅くまであれこれとやっていたので、朝からちょいと眠い(^^;。

今年のカラス。ウチの目の前がゴミの集積所なのだけど、早朝に集まってくることが少なくなっている。実は秘密兵器がありましてね・・・(^^)。その分だけ安眠できるはずなんだけど、いかんせん寝ている時間が少ないみたい。今日は早く寝ようかな。

ご注文品の発送をする以外はほとんど店で作業。ずっとおこもり。仕事が積み上がっている。少しずつ片付けていくっていうシチュエーションは意外に嫌いじゃなかったり。辛いけどね・・・。

ラジオも新年度でリニューアル。楽しみにしていた平井堅のラジオもAM色が薄くなってしまった。ちょいと残念だなぁ。

■2003/04/01 (火) 満開

エイプリルフール。ウソついてる余裕はない(^^;。

ラジオでは桜が満開とか。咲き始めてそわそわ。散り始めてハラハラ。ぱっと咲いてさっと散る。人間引き際が肝心。・・・日本人の美学だねぇ。

今日から新年度。1日店。例の事件の詳細はここには書けません(^^;。あしからず。
とはいえ、そのフォローをここ2週間かけてしなくてはならない。大変なことになったのだけど、長い目で見ればいったんこういう事態になってよかったのかもしれない。思い切って仕事をするにはこういう経験も必要なのかも。なんて、何を書いているのかわからない人にはどーでもいいことばかり書き付けているなぁ・・・。

店を開ける前に郵便局へ愛書会の荷物出し。開店してから甘露旬報の更新をし、午後から愛書会の荷造り作業を続ける。やっている最中に電話。オヤジからだった。あわてて取ったというのに「随分取るのに時間がかかったね、お客さんが居たの?」と脳天気(^^;。こっちは女房を店番に立てて荷造り仕事中よ・・・。高尾から相模湖へと縦走して抜けたらしい。外はいい天気。仕事のことで頭がいっぱいな息子はこうして今日もテンパッておりますよ・・・。

荷造り作業終了は15時過ぎ。あまりにたくさんだったので集荷に来てもらおうと郵便局へ電話すると、「3時を過ぎましたので明日でしたら・・・」と言われる。さすが郵政公社だなー。無駄な仕事は絶対にしない。スタートからやってくれます(^^;。じゃあいいです、とガチャンと電話を切る。
しょうがないので大荷物を3回に分けてえっちらおっちらと郵便局窓口へ。多分この郵便局で5本の指に確実に入る荷物量(それも毎日(^^;)。上客へはサービスしてよー。

ちょっと休憩・・・。夕食後は例の仕事のフォロー作業を延々。今日も日付を跨ぐね・・・。ラジオを聞いていると、ニュースが「N銀短観で景気指数が五期ぶりに悪化」というのを繰り返していて、まじめな女性アナが読む”五期ぶり”の部分が”ゴキブリ”に聞こえて仕方ない。最初聞いたときはなんでN銀がゴキブリの悪化指数がどうのとコメントするんだ?と、仕事にトランスしている頭。ああ、くっだらない・・・(^^;。いつぞやの「チョー大型台風」を思い出してしまった。

ラジオは新番組。トータス松本氏がたどたどしいながらもトークを展開。

どうやら満開の桜は今日まで。明日は雨と強風で散る桜。

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