河口湖報告・亀山湖爆釣!

HOME > KANROKANRO > BASS > 2000年8月その1

 8月の頭には家族旅行へ行くことになっている。8月1日は富士スバルラインを使って富士山五合目まで車で登山をした。眼前に広がる雲海。視野の半分を斜めに入ってくる富士の尾根線。冷房の吹き出し口にいるようなキーンと冷えた空気。どれも富士ならではのダイナミックな感覚を充分味わうことが出来た。

 3時に河口湖ホテルにチェックインするやいなや、家族を置いてホテルすぐ前の河口湖へ出た。夕食が6:30からなので、時間は2時間と少ししかない。わずかな時間を有効に使うためにも無駄は排除しなければならない。昨年も来ているが、結局はイモグラブにしか反応が無かったため、今回は最初からスピニングタックルにイモグラブノーシンカーの仕掛けで臨む事にした。

 ・・・しかし、相変わらずの超クリアな水面下に見える魚の数々は確認できるものの、ルアーに反応してくれるものはいない。ごつごつした溶岩帯を渡りながらじりじりと日に焼けていく。30分くらい見えバスの横へ何度もルアーをゆっくり通すが反応しなかった。スレスレにスレ切っている。無理も無い。バスのすぐそばにはベイトフィッシュがうようよと数限りなく泳いでいるのだから。仕方なく、その場所をあきらめ、去年釣り上げた実績のある場所へと移動した。

 やはり溶岩でごつごつしている場所をひょいひょいと越えて、去年中学生がイモグラブで爆釣していた場所へ来た。階段を下りる前は誰もいないので「しめた!爆釣だ!」と思って行こうとすると、高校生らしき団体が8人ほど急に横から出てきて場所を占領してしまった。彼らはミミズでバスを釣りたいらしい。これはまずいことになった。ただでさえスレ切っているバスである。イモグラブよりも本物のミミズを狙うのは道理だ。しかし釣りはじめると彼らにもなかなかヒットしない。おもりを使わずにふかせ釣りをしているようで、キャストしても遠くへ飛ばず、隣のヤツにラインを絡ませたりしている。沈黙が支配し、時間だけが過ぎていく。ワタシは彼らの邪魔にならないすれすれのラインにイモグラブを注意深く通す。しかしバスの反応が無い。ん!高校生のうち、一番ルックス的に地味なヤツにヒットした。もちろんエサはミミズである。「オー、写真!写真!」と本人よりもそばのヤツの方が騒ぐ。チラッと見ればやはり13,4cmのコバスであった。内心「エサのヤツよりも先に釣ってぎゃふんと言わしてやる!」と思っていたワタシの気持ちは宙ぶらりんになってしまった。現実はそううまく行かないのだ・・・。

 その後も8本のエサ竿にバスは気を取られたか、ワタシの竿よりもミミズに反応してしまうようだった。時間はどんどん過ぎ去っていく。雲行きが怪しいと思っていた矢先、突然降り出す雨。去年も経験済みだ。高校生の団体はアタリの遠ざかっていたヤツの「雨だぜ、どうする?帰らない?」の一言でわらわらと帰り始めた。ん!チャンスだ!一気にプレッシャーが激減。まさに恵みの雨となる。15分くらい降った雨はこれまた急に止み、都合よく人払いをした格好になった。

 食い物が無くなったバスは仕方なしにワタシのイモグラブを口にした。4:56.PMの事だった。

 イモグラブ(パープル)に反応した20cm

 その後リミットの6:00まで一時間もの間イモグラブを投げ続けたが、バイトは皆無。ワンバイトでワンフィッシュと、綱渡りのような結果であった。河口湖は遠いし、帰りの高速は混むし、わざわざ釣りに行くほどの場所ではない、そんな気がした。バス釣り初心者の率直な感想。

 河口湖夕景。

 ハイプレッシャーの河口湖でもボーズを回避できた。ホテルへ帰る道すがら、自動販売機で買ったビールで一足先に乾杯。アサヒスーパードライの350mlで300円と観光地価格ナリ。

 

 8月13日。女房は実家へと子供を連れて里帰り。にわか独身となるうれしさに亀山湖へと釣行することにした。直前の金曜日にHIDEさんに言うと、「オレも行こうかな」と乗り気。KENTAくんも行くことになり、現地集合を約束した。シティ・スリッカーズになったような開放的な気分。しかし、弱いながらも台風が近づいていた。夏台風特有のふらふらした動きで紀伊半島の南にあり、東進して直撃なら釣りどころではない。気を揉みながら天気予報を見詰めた。
 早朝、というか深夜2:30起きがなんでもないようになった。今月から5:30に出船なので5:00に到着すれば丁度いいのだ。5:00出船の時(6、7月)は2:00起きになる。雨も風も思ったほどではない。高速姉崎袖ヶ浦ICを出る直前にHIDEさんからTEL。え?もう着いちゃったんですか?

 お盆休みなので超混みと思いきや、台風を嫌ってか、よりとも駐車場の車はガラガラ。水位は3m減と最悪だが風は穏やか。台風で人がいないのか、減水で状態が悪いのでいないのか。受付もスムースに終わり、いざ出発。HIDEさんは笹川方面へ。ワタシは前回のパターンをさらうため、よりとも島周りを攻めることにした。
 雨も風もない。桟橋のボートは半分以上空いている。これは減水さえなければ最高の状態といえるかもしれない。

 HIDEさんからTEL。さっそく28cmを釣ったとのこと。場所は笹川入り口だそうだ。早いなあ。プレッシャーを感じ、朝一だからプラグを投げてみるかな?と思っていた手は止まり、スピニングに持ち替え、ノーシンカーを投げ始めた。するとすぐにヒットした。6:12

 カットテールのノーシンカーに30cm

 雲行きは怪しく、さっきから雨が降っている。デジカメが濡れてしまわないように慎重に撮影した。前回なかなか越せなかった30cmの壁を最初から突破できた。まずまずの滑り出し。
 HIDEさんにTELをする。8月からワタシのケータイcdmaOneは亀山湖でも通じるようになったのだ。なんとなく釣ったら電話することになって、ちょっとしたトーナメントのよう。次はHIDEさんからTEL。なんだか順番に釣っているみたいだ。

 3mの大減水にもかかわらず、岸際を丹念に探ることで釣果を稼ぐことが出来た。列挙する。

 カットテールノーシンカーで29cm 6:38

 カットテールノーシンカーで32cm(本日最大)

 さすがに32cmは引きが強かった。立ち木が並んでいる場所へ投げ入れた瞬間だった。7:14

 ミートヘッド3inchノーシンカーで30cm

 雨が強くなったり弱くなったりしているが、太陽は出てこない。ちょっと肌寒さを感じるくらいだ。しばらくあたりが止まったので、ワームを換えて、立ち木の間に入れると一投目でヒットした。8:44

 カットテール、スプリットで26cm 10:34

 HIDEさんとKENTAくんは渋滞を避けるため、昼で上がる事になっていた。12時が近くなったので、桟橋横へと行くと、HIDEさんが34cmを釣り上げた。

 サワムラのバレットで34cm

 ルアーはトランプというフォーミュラ配合の高比重ワーム、サワムラのバレットという新作だ。後方にはこの日ボーズを喰らったKENTAくんが”偶然”にも写っている。哀しいコントラストだ。

 二人が帰った後も釣りを続行するが、ミスバイトを連続し、なかなか上がらない。カットテールからイモグラブへサイズダウンさせたところ、本日最後の一匹が反応した。

 イモグラブノーシンカーで27cm 13:50

 その後はミスバイトがあったものの、結局釣れず。計6匹で納竿した。今回は笹川の入り口の方には全く行かなかった。島周りを丹念に探ることで減水でも釣果を得ることが出来た。

 渋滞を恐れて先に帰ったお二人には悪いが、渋滞が全く無いまま、アクアラインへ。うみほたるPAに寄ったが、お盆休みの家族連ればかりで4階の売店は混雑を極めていた。家族一緒で楽しそうな子供たちの笑顔を見て、すこしうらやましくなった。シティ・スリッカーズ気分は切れて、早く息子と娘に会いたくなってしまった。16日の水曜日は午前中で釣りを終えて迎えに行くからね!

2000年8月15日記