甘露PHOTO日記

2017年9月晴海埠頭 小西六PEARL RS HEXAR75mmF4.5


小西六 PEARL RS HEXAR 75mmF4.5

よく晴れている。気温も低め。絶好のお出かけ日和。

午前中一杯発送作業をしてから二人で出かけた。今日はドコへ行こうかなぁ。晴海埠頭へ行ってみようということになった。横須賀線で東京駅下車。グランスタで昼飯を買ってから地上へ出て、KITTE前のバス停からビッグサイト行のバスに乗って晴海方面へ向かった。ここんところバスに乗る機会が増えたね。
晴海通りも銀座あたりはノロノロ運転。築地は先日の火事場がほぼ手付かず状態。勝鬨橋を渡ってしばらく行ったトリトンスクエア前で下車した。そこから埠頭まで歩くつもり。風も吹いて空気は少し涼しくなったものの、日差しが照りつけるとまだまだ暑い。特にオリンピック選手村建設地あたりは基礎工事中でほとんど何もない状態だから、当然日陰もまったくない。目隠しシートで風も遮られているから暑かった。埠頭の方に帆船が停泊しているのが遠目に見えた。

晴海埠頭に到着。とりあえず公園で日陰を探した。少し歩いてどうにか木陰を見つけて腰をおろした。ようやく弁当を使い始める。気温であったまっていないか心配だったが、冷たいくらいだったので一安心。女房の選んだちょっと変わった巻物はおいしかったな。

さて、公園を端まで行ってみよう。さすが埠頭公園だけあって、海洋開発機構と水産庁使用限定の桟橋があったり、練習船のような船が停泊していたり。その船のそばで釣りをしている人がいたけど、釣れるのかな・・・?

さて、埠頭に停泊していた帆船の正体を見に行ってみよう。と、歩きだすと、建物の向こう側に灰色に塗られた船も見えてきた。もしかして自衛艦かな?・・・果たして「護衛艦おおなみ」だった。わー、すげえ。早く見に行こうぜ。で、どこから入るのかな・・・?

入り口はバス停前あたりだった。手荷物検査を受けてから入場。さっき見えた帆船はメキシコ海軍の練習船とのことだった。ドーンとでっかいメキシコ国旗が船のマストから風にひるがえっている。カッコイイなぁ。え。乗せてもらえるの?
もちろん乗せてもらった。中では船員さんと記念写真を撮っている人がいたりして、和やかムード。「メヒコメヒコ」と歌っているメキシコの歌が船内には流れていた。帆船なので、そこらじゅうロープだらけ。これを全部機能的に使うだけでも一苦労しそう。艦船が近代化してもちゃんとこうして帆船から訓練するんだろうな。大変だねぇ。

小西六 PEARL RS HEXAR 75mmF4.5

次に護衛艦おおなみへ向かう。かつて横浜で海上保安庁の巡視船の中を見学させてもらったことがあったけど、護衛艦は初めて。写真とか撮っちゃって大丈夫なの?・・・大丈夫らしい。乗船する時、ズラッと並んだ隊員の方々に挨拶された。ちょっと緊張してしまった。
ドーンと主砲。その下には主砲に込められる砲弾と薬莢が安全な状態で展示されていた。傍らにいた隊員が「持ってみてください」と30kgの重さがあるという砲弾を見学者に体験させてたりする。オープンな雰囲気だね。
さすがにかつての海軍の戦艦とは趣が違う。護衛艦おおなみはいわゆる駆逐艦に相当する。・・・ってことは、主力戦闘艦ってことじゃないすか(!)。
主砲の他にも対空砲や魚雷もあり、後部にはヘリの格納設備がある。たしかに、いわゆる大型戦艦ってのはもう時代に合わないんだろうな、って気がする。でかい大砲よりもヘリで接近して攻撃の方がおそらく確実で早い。

小西六 PEARL RS HEXAR 75mmF4.5

船を降りて、晴海の選手村の工事進捗状況を見てからバスに乗って帰路。有楽町駅前で降りて交通会館の向かい側にある石川県のアンテナショップに立ち寄った。いろいろ置いてあって、ゆっくり見てたらみんな欲しくなってしまいそうだったため、意を決して「菊姫」のひやおろしとホタルイカの沖漬けだけを買って店を出た。

小西六 PEARL RS HEXAR 75mmF4.5

ポチッとした結果手元に来たコニカ(小西六)のパールという蛇腹カメラ。なかなかの美品だったがシャッターが完全に粘っていてそのままでは使えなかったため、カメラの修理工房に清掃・調整をお願いしていた。それが作業完了ということで送られてきた。早速開梱して各部をチェックしてみると、シャッターは全速調整されており、各部の動作が滑らかに整備されていた。
今回入手したのはパールRS型。距離計連動式の名機パールII型から距離計連動機能を外し、レンズをHEXAR75mmF4.5にした廉価タイプ。当時新型として発売された上位機種II型と平行販売されたようだ。
ただし、筆者は距離計連動機能を必ずしも必要としていない。どうしても近距離に合わせたくなった場合に使うくらい。むしろ故障する箇所がひとつ減ったと考えている。それはかつてパールII型を使っていた時に思っていたことでもある。単独距離計は付いているので、距離計で被写体までの距離を測り、その数値をヘリコイドを繰り出して設定すればOKだ。∞から4feetまで撮影可能。ひとつひとつ落ち着いて操作すれば間違うこともない。
今回楽しみなのは、HEXAR75mmF4.5というレンズの性能だ。II型にはF3.5が付いていたので、F4.5レンズを使うのは今回が初めて。これが開放から高性能と評判がいい。
いろいろと各部操作したあと、ついうれしくてネオパンACROSを込めてみた。ブローニーフィルムを扱うのはマキナ67を使っていた時以来。随分ひさしぶりだ。裏蓋に付いている赤窓を開けて巻き上げると、中のフィルム裏紙の数字「1」が出現した。二重撮影防止装置など付いていないので、シャッターチャージとフィルム巻き上げ・シャッターリリースの一連動作にルールを決めておく必要がある。どこか順番を間違えたり、あれ?巻き上げたっけか?状態になると二重撮影する可能性が出る。ま、それはそれで楽しいんだろうけど。

こういう原初的な構造のカメラを使ってみると、現代のAUTOカメラのなにが「AUTO」になっているのか、が理解できる。一般的には「ピント合わせ」が代表格だろうけど、それすら当たり前の機能になってきている気がする。フィルム選び、フィルム込め、フィルム巻き上げ、距離合わせ、絞りと露出時間の決定、シャッターチャージ。それらの要素をすべて自分で判断して操作しないとシャッターボタンを押しても写真は写らない。

不便と思う?だから楽しい、と言ってみたい。

2017-09-13 | Posted in 甘露PHOTO日記Comments Closed 

関連記事