「荒木経惟センチメンタルな旅1971-2017-」「写狂老人A」展をはしご


今日はKさんと写真展をはしごする予定がある。

朝は少し早く起きて仕事。荷造り作業を鋭意。いつもお買上げありがとうございます。
さっさと支度をして、11時過ぎに出かけた。まずは恵比寿ガーデンプレイスにある東京都写真美術館。「荒木経惟センチメンタルな旅1971-2017-」展が開催中だ。いつものように目黒駅から歩いてほぼきっかり12時に到着。
Kさんから招待券をいただき、早速入場。ありがとうございます。
膨大な作品のなかから「陽子」さんにテーマを絞ってセレクトされている。最初の出会いの写真から始まり、デートを重ねた写真群。中には経年で退色したポジフィルム(もしやオリジナル?)がドンと100点くらい置いてあったりする。
やー。壮観。「センチメンタルな旅」全カットがプリントで展示されている。いままでは写真集で見ていたオフセット印刷の細部がかすれたような写真世界がプリントだとまた全然違って見えた。これだけでもとてもいい経験をしたな、と思った。「わが愛陽子」「東京は、秋。」「ノスタルジアの夜」「食事」から「冬の旅」へ。今回「空景/近景」を観ていて気がついたのは、いわゆる”ピーカン”の空を写した写真が一枚もないこと、だった。晴れていてもどこかに必ず雲があるし、空全体が薄雲で覆われているときもある。キレイな夕焼けならドス黒く影を落とす分厚い雲。陽子さん亡きあとの荒木さんの心象が空の写真に投影されていたんだね・・・。センチメンタルだなぁ。

図録を購入してから山手線で新宿へ移動。歩く途中の新宿中央公園の移動屋台でKさんに生ビールをおごってもらった。ありがとうございます。木陰のベンチに座って近くで鳴くセミの声を聴きながらの昼ビール。サイコーだよね。時折涼しい風が吹き抜けた。

初台の東京オペラシティアートギャラリーで開催中の「写狂老人A:Photo-Crazy A」。まず、ポスターがかっこいい。カメラを首から背中に提げて東京を颯爽と歩く荒木さんの後ろ姿。撮影は野村佐紀子さん。写真の物語性もいい。
入場券を買って入ると、係のお姉さんに中は写真撮影可、と言われた。それなら、と控えめながらも引きの絵で何枚か撮影させてもらった。
入ってすぐの大広間にドーンと「人妻エロス」がずらり。サイズも大きくて迫力があった。空写真、花写真、日記写真のコーナーがあり、スクラップブック写真集の「八百屋のおじさん」。こんなの初めて見た。インクジェットでプリントされたレプリカが展示台に置かれて閲覧可能になっていた。贅沢な展示方法だ。
今回とてもおもしろいと思ったのは最後の「切実」のコーナー。プリントされたキャビネ判のモノクロ写真を無造作にハサミで真っ二つ。その断片を別の写真と無作為に(ホントに?)組み合わせて壁に貼ってある。中には絶妙の面白さを出したり、微妙に怖かったりするから不思議。まあ、”怖い”要素で写してある写真も含まれているんだが(^^;。

荒木さんの写真展をはしごするなんて初めての経験。二人して密度に感嘆しながら会場をあとにして、新宿西口の飲み屋もはしごした。とても楽しく過ごさせてもらった1日だった。
12378歩 7.42km 125分 578.5kcal 15.4g

ILCE-7II SUMMICRON35mmF2

2017-08-13 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

関連記事