交換会へ


晴れた。梅雨があけたらしい。なんともぬるっとしたあけ方だ。

昼過ぎに出て東横線。今日は交換会へ向かう。車中では今日も「世に棲む日日」の続き。幕府による長州征伐の件。長州は四国艦隊下関砲撃事件により外国船と戦闘し、完敗。すぐさま和睦しようとしたものの、交渉の場に出られる人物が居ない。そこで高杉晋作を立てることにした。高杉は英国に対して傲然と構え、彦島を租借したいという要求をはねのけた。香港のようにはしなかった。その後、攘夷派から和睦するとはどういうことだ、となり、命の危険を感じた高杉は身を隠すことになった。
このあたりがややこしいが、長州といっても一枚岩ではなく、改革派と保守派に別れていた。改革派は京都での敗北のため失脚し、保守派が政権を握っていた。高杉はまず長州内での勢力争いに勝たなければならなかった。

神保町。晴れて暑い。古書会館。入札を終えて昼飯。御茶ノ水駅周辺をまわってから地下鉄で帰路。

店に戻って荷造り作業の続き。そうこうしているうちに店で本が売れた。ありがとうございます。買い取りもあったりしてあれこれと忙しい午後だった。

昨日の演奏会。解説の三枝成彰さんが「これだけは覚えて帰ってください」と言っていたことを備忘として書いておきたい。長調で書かれた曲と短調で書かれた曲。日本人が感動するのは圧倒的に短調で書かれた曲だが、短調の物悲しい旋律に感動し「曲に酔う」ことを良しとするのは日本人とスラブ人だけ、なんだそーだ。クラシック音楽の本場、ドイツ・ゲルマン人は「曲に酔う」なんてことは恥ずかしいこと、と考えているらしい。それはキリスト教思想に由来する。長調の曲は「神の曲」で、短調の曲は人の心の隙を突いてくる「悪魔の曲」とされている。それならなんで短調で作曲するんだろうなぁ。ベートーヴェンの第九(ニ短調)は彼の気の迷いが作らせたんだろうか・・・(^^;。ちなみにモーツァルト(ゲルマン人)作曲の交響曲で短調の曲はたった2曲。ラフマニノフ(スラブ人)は全曲短調で書かれている、とはっきりくっきり。
11142歩 6.68km 96分 590.7kcal 17.6g
20160728

2016-07-28 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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