今日も交換会へ


快晴。布団干し。

今日も午後から交換会へ向かう。車中では「功名が辻」の続き。読了。昨日の時点でほぼ読み終わっていた。領民のだまし討を知った千代は気を失うほどのショックを受ける。そして、伊右衛門に言う。ここまで苦労して一国一城の大名になった結果が、領民を殺すことになるなんて、と。他にいくらでも策はあったろうに、と伊右衛門とその家臣たちの無策を嘆いている。
高知城が完成し、賑やかに入城の儀式。そして養子の二代目藩主の縁組をしたところで伊右衛門は倒れ、そのまま帰らぬ人となる。61年の生涯だった。千代は髪を下ろし、京都に移り住んで晩年をすごしたようだ。そして、伊右衛門と同じ61歳でなくなっている。
著者は、他に戦国時代の豪傑は伊右衛門の他にたくさん居たが、途中で討ち死にするなどしてほとんど生き残らなかった。凡庸凡庸と書いてきたが、明治まで続く土佐藩を創業した者として伊右衛門の能力は高かった、と書く。
巻末の解説は永井路子さんが執筆。著者である司馬遼太郎とその項を書くにあたって本作についてあれこれとおしゃべりしている様子が書かれている。物語には「あはれ」と「をかし」の系統があるが、司馬遼太郎の作品は著者の好奇心のおもむくまま「をかし」話を描いているんじゃないか、と。
解説に書いてあって、そうなのか、と思ったのは、この話はやはり千代が主人公として描かれている、ということ。でも、やっぱりその分だけ話としては軽いから、歴史小説というよりも時代劇ってイメージだったね。

神保町。古書会館。交換会。入札を終えて昼飯。食べてから神田駅まで歩いて地下鉄に乗った。
銀座駅で日比谷線に乗り換える。駅の改札でワタシと同年代くらいの外国人夫婦が何か駅員さんに尋ねていた。ああいうとき、駅員さんは英語で会話するんだろうか。
この間、小川町交差点で「ロンドンスポーツ」の場所を外人さんに尋ねられた時、とっさに全く言葉が出なかった。まあ、でも、ワタシより下のスマホ持つのがアタリマエの世代ばかりになれば人に道を尋ねることもなくなりそうだよね・・・。

店に戻って荷造り作業の続き。終えて本の整理。
4856歩 2.91km 44分 247.4kcal 6.4g

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2016-06-03 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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