1日店


曇空。

オヤジは体調不良で休みを取った。やっぱり外仕事は厳しくなってきたのかな。午後は医者へ行くという。

愛書会展の荷物を運送屋さんが運んできてくれた。いつもお世話になっております。荷受け。母親がなんだか張り切って手伝ってくれた。無理しないでよ。
荷造り作業を鋭意。いつもお買い上げありがとうございます。少なめ。ツイートとニュースの編集。交換会の支払いなど、いくつかやるべき仕事を片付ける。
昼飯を挟んで本の整理。

昨夜息子が借りてきたDVDで観た「パンズ・ラビリンス」。調べてみたら2006年公開の映画で、アカデミー賞などを受賞していたらしい。アカデミー賞向けでもないかな、と思わないでもないが、いい映画なことには変わりない。
舞台は1944年のスペイン。独裁政権と反乱軍の間の戦いを描いている。そんな平和な状態ではない時代におとぎ話が大好きな少女。彼女の母親は前線に出張る大尉と再婚した。お腹には大尉との子どもが宿っている。臨月になったとき、凸凹道を長い時間クルマで揺られながら前線に居る大尉の元へ向かう。呼びだされた格好。
途中、気分が悪くなった母親のためクルマが停車。その間に少女は道端に転がっていた石を拾う。その石に描かれていたのは「目」。路傍に立つ石の彫刻の顔にはめ込むと、中からナナフシが出てきた。彼女は直感する。これは「妖精」だ、と。
新しく父親になる大尉は反乱軍に容赦無い男だった。前線に立ち入る疑わしきは捕らえてその場で処刑した。それがウサギを狩りにきた農夫であったとしても。いくら人を殺しても誰からも罰せられない存在。それが少女の新しい父親。ある夜、ナナフシの「妖精」に導かれて少女は森の「迷宮」へと誘われる。そこには牧神の姿をした迷宮の番人・パンが居た。そして、少女を見るなりあなたは地底王国の姫君だ、と言い出した。
文章にすると、ただのファンタジー系みたいだ。が、パンが少女に課す”試練”を果たさないと本物の姫君と認められない、って流れになり、ファンタジー範疇の課題だったものが、いつしか大尉の子どもを迷宮に連れて来なさい、という内容になったところで”現実”と”ファンタジー”が入れ子になる。彼女は果たして地底王国の姫君となれるのか・・・。
出てくる怪物の造形と動きの演出がとてもよく出来ている。ぶどうを食べて追いかけてくる手に目がある怪物は結構コワイ。これだけでも見る価値はあると思う。
あとは、少女の描き方。パシフィック・リムの中でも出てきたところをみると、監督は少女の描き方を得意としているはず。実際、どちらの作品も”少女”の存在感が映画の魅力に直結する作りになっている(と思う)。・・・ただ単にそう思うワタシの趣味かもしれないが・・・。
母親は出産の際に亡くなった。少女にとってセカイも家族も自分を助けてくれない。追い詰められた彼女にとって「地底王国」は唯一の居場所だったのかもしれない。そう思わないと救いのない結末。
何度も身体を傷つける「痛い」描写が出てくるので、そっち方面に弱い人は要注意。
991歩 0.59km 10分 45.9kcal 1.1g

ILCE-7II FOCOTAR50mmF4.5

ILCE-7II FOCOTAR50mmF4.5

2016-05-09 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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