国芳・国貞と渋谷散歩


朝から雨。

出かけるつもりだったが、どうしようかな~って雰囲気に。まいったね。
とりあえず仕事。荷造り作業を鋭意。いつもお買い上げありがとうございます。終えて、さて、そろそろ出かけるか、と思った頃に雨が上がった。女房と二人で渋谷の文化村へ行くことにした。「俺たちの国芳わたしの国貞」展の招待券をもらっていた。
その前に、中目黒駅のホームに降りて、渋谷側の端へ。そこから目黒川の桜を見下ろした。わざわざ川そばの道を歩かなくともここから見る桜が一番美しい。これだけ立派な桜並木を”上から俯瞰して見られる場所”はほかにない。

渋谷駅が地下になってから渋谷の街を散策することがほとんどなくなった。いつの間にか渋谷が東京の繁華街から世界の繁華街へと変わったため、かもしれない。この混雑っぷりが閾値を越えてしまったんだろうなぁ。
途中のビル地下にあるスパゲッティのお店で昼飯。ここはワタシのオヤジたちがやっぱり文化村の美術館へ行くときに使う店なんだって。確かに渋谷にしては安いね。ボロネーゼを食べた。女房はクリームスパゲティ。

で、ミュージアム。入場して観る。結構混雑してるなぁ。場所が渋谷だからか、若い人が思ったよりもたくさん居る。こういうの、観るんだな。・・・そんで、展示作品の話。状態がものすごくイイ(!)。色が全く褪せてない。複製か?って思うくらいキレイだけどちゃんと幕末に刷られているんだって。
やはり役者絵はとても凝った作品ばかり。当時の芝居小屋がタイヘンな人気だったことが伺える。有名な役者が亡くなった時に非売品として配られた絵もあって、通称”死に絵”というんだって。
遠近法じゃないから空間を表現するのにいろいろ工夫しているが、手前に人物を大きく描くってのは大原則みたい。遠くの人物を小さくしたり、影絵(シルエット表現)にしたりするのが面白いと思った。
あとは、光の扱いね。提灯からもれた光に当っている箇所と当っていない箇所で描写を変える、とか、幽霊が透けて見える表現とか。さすが当時最高の画家は表現の幅を広げようといろいろとチャレンジしているみたいだった。

渋谷のスクランブル交差点を抜けて宮益坂方面へ。昨日から息子がお世話になっている会社の場所を確認しに歩いた。あ。ここかあ。よく知っている場所の隣だった・・・。息子は小さいころこの辺までよく遊びに来てたんだけど、覚えてるのかなぁ。

渋谷駅の工事進捗を上から見てみよう、ってことになり、ヒカリエの8階へ。おお。見える見える。前回来た時よりもだいぶ工事が進んでいるね。下を歩いても塀に阻まれて様子がわからないが、上から見れば一目瞭然。ヒカリエ2階から伸びる連絡通路(途中で切れて先は仮設)と、新たに建設中の銀座線ホームの位置関係から察するに、この位置まで新たに建設されるビルが敷地を広げるってことがわかった。旧渋谷駅ではバスターミナルになっていた場所。ここがまるごと高層ビル化する(!)。
やー、それにしても、渋谷は子供の頃から来ていたが、当時はとても広い街って思っていたけど、ヒカリエから観ると東急百貨店はとても小さく見えるし、ランドマークとおもっていた109も随分こじんまりしている。あてるモノサシが変わったからなのかな。きっと渋谷も手狭になってしまったんだろうなぁ。今回の再開発はそういう”歴史的必然”も一気に解決してしまおうって気概の現れなのかも知れないな。
6355歩 3.81km 61分 305.2kcal 8.2g

ILCE-7II VarioTessar16-35mmF4

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2016-04-03 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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