『オデッセイ』


天気がよくない予報が出ていたので、川崎まで映画を観にいくことにした。

少し前から気になっていたリドリー・スコット監督『オデッセイ』。お昼前から開映するスケジュール。いつもより早く電車に乗った。慌てることなく到着。いつも電車がなんらかの理由で停まってしまうことを心配したりする(^^;。

火星でのミッションからいきなり始まる。突如嵐がやってきて地球に帰還するロケットが危うくなったため、緊急避難することになる。突風によって飛んできたアンテナに当たり、一人が吹き飛ばされて行方不明となる。彼は確認されないまま死亡したと判断され、他のクルーはそのまま火星を脱出した。
嵐が収まる。吹き飛ばされた彼(マット・デイモン)は死んでいなかった。火星に一人置き去りにされたことになった。残された施設と残された備品。そして食料。彼は植物学者だった。生き残ろうと決心する。
よくこの段階で生きようという意欲があったなぁ、と。
残されていた食料の中からジャガイモを取り出し、それを種芋として栽培しようと思い立つ。火星の土を施設内に持ち込み、保管してあった排泄物を”肥料”として一緒に土に埋めた。水は燃料として大量にあった水素を燃やして(酸素と化合させて)作り出す。いやあ、冷静だねぇ。
地球との通信手段を確保しなければならない。彼が火星探査用のローバーを運転して、過去に火星で動いていた「マーズ・パスファインダー」を見つけた頃、NASAで衛星写真を解析して彼がまだ生存していることに気がついた人が出た・・・。通信回線を回復させて画像によるやり取りで地球との通信が可能になった。
・・・遠い未来の話ってわけじゃない。映画はリアル路線で描いている。とすると、あの火星表面の描写は科学的にいろいろと裏付けられたものなんだろうか。空は青かったのと、大気があった。気圧は?重力は?大気の成分は?とか気になった。で、一番知りたいと思ったのは、火星から再び打ち上げられるロケットの仕様。それだけの装備をそもそもどうやって火星に運んだんだろうか。映画ではまるまるそのあたりの描写を省いていたが・・・。
それにしても、火星は遠いねぇ。補給物資を運ぼうと思い立ってもオーソドックスな方法だと1年以上時間がかかってしまうようだ。そんな遠い場所に人を送り込もうとする気持ちの強さには敬意を表するけど、”なんのために”なんだろう。将来火星に人間を移住させるため?それとも、資源採掘?科学力(軍事力)誇示?まさかの領土欲?(^^;。
別に映画にケチをつけてるつもりはない。ただ、見ているうちにあれはどうなってる?これはどういうつもりで?っていろいろと出てくるのよ(^^;。でも、そのあたりの一切を描いてないわけさ。まあ、いちど描き始めたらそれこそきりがないから仕方ないんだとは思うけど。

映画を見終わって、女房と定食屋さんで昼飯。食べながら観てきたばかりの映画の話をいろいろと。邦題は『オデッセイ』だけど、原題は『火星の人』だった。なんで邦題を『火星の人』にしなかったんだろうね。火星人を連想してしまうからかなぁ。
7646歩 4.58km 72分 378.2kcal 9.5g
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2016-03-06 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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