1日店


閏年。今年はオリンピックがある。で、大統領選もある。

朝飯を食べて仕事開始。荷造り作業を鋭意。いつもお買い上げありがとうございます。終えてツイートとニュースの編集。

愛書会展のご注文が入り始めている。オヤジが電話を取る。FAXも適時入る。ありがとうございます。

昨夜は遅くまでミロス・フォアマン監督『アマデウス』ディレクターズカットを観た。なんと、3時間の大長編。おまけにメイキングまで全部一気に観てしまった(!)。一度走らせると止めるのが難しい。そんな映画。TVやビデオ、DVDで何度も何度も観た映画だが、今回買ったBDにはメイキングが入っていた。これが目当てで買ったようなもの。撮影はプラハで6ヶ月間にわたって行われたらしい。その前に脚本家と監督が脚本を仕上げるまで平日ずっとカンヅメになって打ち合わせを繰り返していた、とか。
キャスティングのためのオーディションを繰り返し。千人単位で人が集まったが、決まらない。有名俳優も来ていたが、意識して避けたんだとか。サリエリ、モーツァルト、コンスタンツェの主要3人はほぼ無名の役者さんを起用した、と監督。ただし、コンスタンツェ役には当初別の人が決定していて、リハを繰り返していたが、撮影の直前になって怪我で降板するアクシデント(!)。急遽代打で起用した方で撮影が行われた。波乱波乱。
冷戦下の東欧。東欧だったからこそ、18世紀の町並みが保存されていた、と監督。カメラを何処へ向けても広告看板ひとつ映らない。そのまま映画に使えた。オペラを撮影した劇場もまた、現存する世界最古の木造の劇場だそうで、モーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』が初演された場所でもあったらしい。同じ場所にモーツァルト本人が立っていた、と、脚本家が感動で泣き崩れる場面もあった、なんてことも。
モーツァルトの伝記映画、というにはエピソードが面白すぎる。この映画があまりに良かったから他の作曲家や音楽家の伝記っぽい映画をいくつかDVDを借りてきて観たことがあるけど、どれも途中で退屈した。監督が語っているが、伝記映画なんてそもそも面白くないものだそーな。『アマデウス』はたぶん監督が伝記映画として作らなかったんだね。
サリエリがモーツァルトの書いた楽譜を開くとその箇所に対応した音楽が鳴り始める、って演出がとにかくいい。これはもう映画ならではの表現だと思う。病床でサリエリとふたりきりで『レクイエム』を書いていく場面の演出は神がかっている。メイキングでは、この場面を描くかどうか賭けだった、と監督。いやいや、クライマックスにふさわしいでしょ。って単純に思ったけど、絵が地味だし、病床だから動きもないので、つまらなくなりそうで心配だったんだって。絵はたしかに地味だけど、この映画の”主役”である音楽がちゃんと鳴っていたから全然退屈しなかったよ。
835歩 0.50km 8分 42.3kcal 0.7g
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2016-02-29 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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