2004年12月上野駅 PENTAX *istDS smcPENTAX-DA18-55mmF3.5-F5.6


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12月の日曜日。浅草から上野まで散歩することになった。浅草ではどぜう屋さんで昼飯を食べる予定。

浅草駅に到着は11時少し前。吾妻橋袂の出口から出た。そーいえば浅草も久しぶり。娘が川向こうを見て「あー、きんいろの○○○だー」と大声をあげる(^^;。気持ちはわかるけど口に出して言うなよなぁ。まあ親しみを持っているのだろうけど。

今日は浅草寺には行かず、すぐに道を南下する。普段は吾妻橋から臨むだけの駒形橋を間近で見た。相変わらず隅田川の橋は百年の仕事だなぁ、と感心することしきり。おもちゃメーカーBの隣に駒形どぜうはある。店の前には大勢の人が居た。うーむ(^^;、やっぱり並ばないと食べられないのかな。Bの本社ビルの前にはキャラクターの人形がいくつも飾ってあり、娘はキャーキャーはしゃぎながら「おとーさん、しゃしんとってー!」と次々付き合わされた。息子は一人でクールにウィンドウの向こう側に陳列されているフィギュア群を眺めていた。
「おなかすいたー」と娘。さんざんはしゃいでエネルギーが切れたかな。開店時間をすぎてどぜう屋さんの前に居た大勢は皆さんお食事の最中らしい。早速入ってみると2階の座敷に通された。

下足番がいらして4人分の靴を棚に仕舞うと木の番号札をもらった。大広間に2列、計12台の4人席。どぜう鍋にどぜうのからあげ、江戸風玉子焼きと鶏の山椒焼きにご飯を三つお願いした。飲み物は軟弱にもビール。ホントは熱燗ってのがセオリーなんだろうけど、寒くないんだよねぇ、今年冬は(^^;。

しばらくして鍋が出てきた。目の前にある備え付けのガスコンロに火が入れられた。鍋といっても直径20cmほどの平底鍋に少量の割下が敷かれてその上にすでに調理済みのどぜうがキレイに並んでいる。
「ネギを載せてネギに火が通ったら出来上がりです。あとはお好みで七味をかけてください。」とお兄さんに説明してもらった。早速ネギを山盛りに載せた。火が通るのが待ち遠しかった。

いよいよネギに火が通った。火力が強いのか、割下が蒸発してどぜうが焦げ付かないだろうかと心配になった。もういいだろう。小皿に取り分けた。

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ん。こりゃうまい(^^)。七味をかけると風味が増す。生臭さも泥臭さもまったくない白身の魚というかんじ。そーいやワカサギも川魚だったな。一緒に取ったからあげもカリカリに揚がって上品な味。なあんだ、すっごくウマイじゃないの(^^)。息子も「この味付けがいいね」といいながらパクパク食べる。ご飯がほしくなる味。ちいさなお櫃に入ったご飯はお茶碗に二杯分あって、どぜう鍋をおかわりするとご飯もあっというまに食べ終わってしまった。メニューには他にもクジラやコイのあらいもあったけど、それは次の楽しみに取っておきましょうか。
娘は「ほねがあるー」と言ってどぜうには手を付けず。もったいない。玉子焼きはおいしそうに食べていたが。
割下がおいしいから、取り放題のネギと割下だけで酒が飲めちゃうねぇ。と筆者が言うと、「そうそう、安上がりでいいよねぇ」と女房。でもさすがにそれをやっちゃあ見咎められるでしょ(^^;。気がつけば周りの席もすべて人で埋まっていた。
清算は席で。その間お茶を飲んで余韻に浸る。店を出ると外には順番待ちのお客さんがあふれていた。やっぱり混むお店なんだね。

女房と息子と筆者の3人で「ああうまかったねー」といつまでも言いながら浅草通りを西へ歩く。本願寺を過ぎたあたりに巨大なシェフ像がビルの上に。ここがいわゆる合羽橋道具街の入り口だ。息子がぜひ歩きたいという。食器、厨房器具、食品サンプルのお店がずらり。休日なので開店率が低かったが。合羽橋の交差点を左に折れて商店街を歩く。こちらは道具屋さんではなくて従来形商店街。寂れた雰囲気に娘がポツリとつぶやいた「さみしいところだね」。なんだか普段元気な娘が言うと余計寂れているように見えるなぁ。河童寺がこの通り沿いにあり、河童画像が祀られていた。なんでも河童は商売繁盛の神様らしい。どうかこの商店街を救っておくれ。空はいつしか曇り空。天気予報はよくないほうには当たるらしい。

左に折れて再び浅草通り。仏壇屋さんが軒を連ねる。歩いているうちに上野駅に到着。広角側(18mm)で撮影。駅でトイレ休憩をしてからアメ横を通過してABABでシュークリームを食べた。広小路から地下鉄に乗って渋谷駅。Bカメラに今日のフィルムをDPに出して帰ってきた。ふう。結構疲れたな。

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使っていたAF一眼レフのMZ-5が壊れてしまい、代わりに一眼レフが欲しくなってしまった。ちょうどデジタル一眼レフカメラも普及機が各社から出揃い、選んで買える状況になっていた。壊れた一眼レフを下取りに出し、買い換えることにした。こうなってくると別にメーカーを限定する意味もなかったが、*istDSの小さいボディには魅力を感じていた。いよいよ買い替え実行の前日に量販店でその使い勝手をチェックすると、*istDSのこなれた操作系に 感心してしまった。これはいい。安いから、という理由ではなく、積極的にこれを選ぶことにした。

細かい機能については別にこだわっているわけではない。スイッチオンしてからの起動が早く、AF合焦もMZシリーズ並みで普通に撮影するには特に不満はない。この使っていて”不満がない”ということは結構大事なことだ。カメラとして必要とされる機能はすでに10年以上前から頭打ちだから、もう”あれができる、これもできる”なんていうスペック競争よりも、軽くて小さくて持ちやすいという 使い勝手の方を筆者は重視する。そういう点で言えばこの選択はデジタル一眼レフにおいて私的にはベストだ。

今までデジカメといえばコンパクトタイプばかり使っていた。今回初めて一眼レフ型を使い、出来上がった絵を見たら驚いた。写り方がまったく違っていた。CCDの大きさが違うという要素がこの違いを生んだのだろうか。縦横比もコンパクトタイプよりフィルムフォーマットに近い。

篠山紀信氏が雑誌のインタビューで語っていたが、「デジカメは夜に強い」というのは本当で、フィルムカメラではとてもじゃないけど拾えなかったような暗い光源もデジカメでは捉えることが可能だ。普通フィルムカメラならフラッシュを必要とする状況でもデジカメを使うとフラッシュ無しでもちゃんと絵に仕上げてくれる。デジカメならではの機能をうまく使いこなせば写真表現の世界は広がっていくのかもしれないと思った。

2004年12月30日記

2016-02-08 | Posted in 甘露PHOTO日記Comments Closed 

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