2005年4月新江ノ島風景 LEICA M6 Summicron35mm F2


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新装1周年の江ノ島水族館へ行くことにした。そういえば江ノ島自体1年以上訪れていなかった。クルマで出発。 到着時間がちょうど9時だったので水族館にはすぐに入ることが出来た。大人2000円、子ども1000円で、女房は「6000円もするの?!」と。まあしょうがないんじゃないの(^^;?

 入ってすぐに相模湾大水槽。いきなり潮の香りがした。水槽が金魚鉢のように蓋をしていないので、水槽の中の海水の匂いがダイレクトに漂ってくる。ここがこの水族館のメインだ、とばかり、どーんと2フロア吹き抜けの水槽には相模湾で泳いでいる魚が一杯だった。鰯が銀色の雲のように水中でキラキラしながら群をなして移動していく様はなかなか感動的。あの鰯は8000匹もいるのだそうだ。
大水槽を取り巻くように順路がぐるりとめぐっていて、そこから覗き穴のようにいろいろなアングルで水槽を眺めることができる。大きなエイが頭上をヒラヒラと舞ったり、足元を巨大なサメがギョロリとした目をしてゆっくり通り過ぎたり。とにかく魚たちは一瞬たりとも同じ配置では居ないので見ていて飽きることがない。

 10時からイルカのショーが始まると聞いてショースタジアムへ急いだ。10分前だというのに席はかなり埋まっていた。端の方があいていたので滑り込む。「ドルフェリア」というショーは「人とイルカのコラボレーションショー」ということで、シンクロナイズトスイミングとイルカをうまく(?)合わせたような内容。女性4人の歌とダンス。プールに実際入ってイルカと一緒にシンクロしていた。なるほどねぇー。結構狭いプールを所狭しと泳ぎ回り、ジャンプを繰り返すイルカたち。スタジアムの向こう側には江ノ島と江ノ島タワーが見える。新江ノ島風景だな・・・。このショーは土日祝日限定とか。

 ショーが終わるとイルカと握手の会が開かれるらしく、舞台に一般のお子さんがずらりと整列。その前をイルカが立ち泳ぎしてヒレ(前足?)で握手していた。娘はしきりに「あれやりたーい」を繰り返す。もうチケット売り切れちゃってるよー。
 水族館とショースタジアムは渡り廊下で繋がっていて、その渡り廊下の目の前は相模湾の大パノラマが広がる。左手に江ノ島。右手には烏帽子岩から双子山越しの富士山がうっすらと浮かんで見えた。いいねぇ。こんな絶景の水族館は他にないのでは。

 ペンギン、オットセイを見た後、深海コーナーというちょっと変わった展示を見た。解説を読むととても興味深い事実が書いてある。深海には光が当たらないので、光合成による地上の生態系とは全く別の生態系が形成されているというのだ。曰く、深海の海底から湧き出る硫化水素やメタンからエネルギーを得るという方法なので、「酸素がなければ生きられない」という地上の常識が通用しない。彼らは生きる為に酸素を必要としていなかった。酸素のない世界で生きられるような身体を作っていた。地球上に棲む地球外生物と言っても言い過ぎではないのでは。
 小さい頃聞いていた「火星には酸素がないから生物は居ません」という一見まことしやかな説明はウソだったことになる。酸素がなければ酸素なしで生きようとするのが生命なのだ。まさにジャミラだ。

 クラゲの超癒し系展示を見た後、再びショースタジアムへ。11時半から先ほどとは内容が別のショーが見られるという。10分前に行くとすでに席は全くなく、立ち見となった。ちょうどいい時間だからだろうな。それでも観客はゾロゾロと増える一方であっという間に立見席も二重三重の人垣が出来た。
 今回のショーは従来型のイルカショーで、飼育係のお兄さんとお姉さんがイルカ笛をピィーっと超音波系で鳴らすとサっと潜ってバっとジャンプするような感じ。先ほど同様、狭いプールで「頭ぶつけそう」とちょっと冷や冷やしながら見る。

 ショーが終わってからミナミゾウアザラシのみなぞうくんを見る。デカイ。重さは2.5tあるらしいが、大きな身体をゆすって水のなかへドボン。それからは目をつぶったまま沈んだり浮かんだりしながらゆっくりと過ごしていた。水槽を横から覗ける場所があったが、見るとまるで潜水艦だね(^^;。

LEICA M6 Summicron35mm F2

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 春が来てお出かけシーズンになった。海水浴シーズンを外した時期に年2回訪れていた江ノ島からも、忙しくてなんとなく足が遠のいていた。その間に江ノ島水族館は新江ノ島水族館に建て直され、すでにオープン1周年を迎えていた。昔の鄙びた建物も良かったが、広大な相模湾のパノラマをバックにしたこの建物は他では実現不可能な雰囲気を演出してくれている。江ノ島を借景に目の前でイルカが揃ってジャンプを決める光景。新江ノ島風景だった。快晴の空の下、コントラストの強い光線状態という条件に水辺風景というカメラには不向きの被写体だったが、案の定シャドー部は厳しい描写となってしまった。フィルムはISO400ネガカラー。

 せっかくのお出かけシーズンにあわせて、持ち出すカメラもM6にした。このカメラにはズミクロン35mmが一番似合う。ほとんど付けっぱなしだ。M6が35mmなのか、35mmといえばM6なのかというイキオイ。いや、正確には筆者にとってのカメラが35mmなのだろう。所有するレンズの大半が28mmから40mmの焦点距離だ。近年の一眼レフデジタル化でCCDサイズの関係から焦点距離の1.5倍換算で使う必要が出てしまったが、やはり一番使うのは24mm(35mm判換算で35mm(^^;)だ。

2005年4月29日記

2016-02-02 | Posted in 甘露PHOTO日記Comments Closed 

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