2006年1月歌舞伎町 GR DIGITAL


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 ある1月の日曜日朝。起きたら快晴。今日は出かけたいなぁ。

 先日来、流行の風邪に罹ってしまった娘は漸く元気を取り戻しつつあったが出かけるにはまだ早かった。となると今日はワタシ一人で出かけるか・・・。少し遅めの朝飯を食べ終わってから昼ごろに出た。どこへ行こうかな。久しぶりに新宿を歩いてみましょうか。

 渋谷から山手線。原宿駅を通過するとき竹下通りが見えた。まるで初詣の参道のような混雑。なんで(^^;?
 新宿駅に到着する。駅改良工事中。随分工事期間が長いね。平成19年までとか。北口から地上へ。ALTA前だ。歩行者天国中。人だかりもなく人が流れている。映画の看板も真っ白。広場から見えたカメラ屋さんもビルの2階に入ってしまい、なんだかだいぶ様子が変わってしまった印象。そのまま直進し、大通りの信号を渡れば歌舞伎町だ。夜の歌舞伎町は学生だった頃に飲み会で来た事はあったが、それ以外で歩くのはほとんど昼間だ。それにしても昼間っから人が多いなぁ。通りの両側には飲食店か風俗店が犇く。この人通りの多さは意外だった。
 ふと右に眼をやると荒木さんが「東京は、秋」で撮影していたお城があった。当時は喫茶店だったはずだが、今はカラオケになっていた。手前が神社の広場になっていて今でも全景を見ることが出来る。
 戻ってきてコマ劇場広場。ぐるりと映画館やボーリング場。むしろこの広場の方が人があまり居なかった。コマ劇場では小林幸子さんの新春公演中。ヴィジョンではエミネムがラップしている映像が流れていた。

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 そうだ、ゴールデン街へは一度も行ったことなかったな。たしか区役所の向こう側だ。行ってみることにする。すると、周りを高いビルに囲まれた谷間のような一角を発見。「新宿ゴールデン街」の看板。ここだ。

 昼間なので人はほとんど居ない。自転車で駆け抜ける女の子。掃除している人。あとはワタシのように「ここがゴールデン街かぁ」とか言いながら通り過ぎる人。冬の低い日差しは周りのビルに遮られてほとんど届かない。戦後から辺りは二周りくらい作り変わっているだろうに、この場所はまだまだ戦後の面影という風情。変わろうとする力と変わらないようにしたいという力がこうして並存しているんだな、と思う。街の姿は人間の中の混沌を反映する。

風林会館のカメラ屋さんのウィンドウを覗く。もう銀塩カメラは過去のものになったのだなぁ、という感想。腹が減ったので歌舞伎町へ戻り、王城のそばのラーメン屋で昼飯。

大ガードをくぐって西口へ。思い出横丁を抜けて西口広場の歩道橋。 広場を俯瞰で撮影。駅前を歩いてYを少し冷やかしてからKO線に乗った。今日はこのあと15年前の思い出をまさぐりに下高井戸まではしごする予定。

GR DIGITAL

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 GR DIGITALが 届いたのは2005年12月1日。それからは筆者の腰巾着にずっと収まってどこへ行くにも一緒に連れて出ている。前回のPHOTO日記に書いたフラッシュの件だが、説明書をよく読むとスイッチをオンにしたときの状態を細かく設定できるとあった。これでデフォルト値をフラッシュ発光禁止とすることが出来た。ひとまず安心して使えるようになった。
一時は撮影時の失敗を防止するという目的で常時フラッシュ発光させるコンパクトカメラも登場したが、現在はそのカメラを発売していたメーカーからフラッシュ発光を前提としない撮影するためのISO1600フィルム装填を標準とするカメラが登場し、結構人気があるらしい。フラッシュ一発で写場の雰囲気が壊れるような場合があること、当てられた被写体が平面的に写るなど、撮影者の好みによってフラッシュの評価は分かれるのではないかと思う。
GR DIGITALで撮影していて気が付いたことがもうひとつ。測光の特性について。明暗差の激しい風景・被写体を撮影するとき、測光をマルチにするとなんともどっちつかずの絵になってしまう。冬の青空を大きく取り入れて何枚か撮影しているとほとんどがオーバー露出の絵になってしまった。前に使っていたカメラの測光方法が中央部重点測光だったこともあり、どうもマルチ測光に自分の感覚が慣れていないらしい。これまた取説を読めば(読まなくても)すぐに中央部重点測光モードに変更できた。このあたりは確かにプロ仕様かも、と感心する。

2006年01月16日記

2016-01-21 | Posted in 甘露PHOTO日記Comments Closed 

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