2008年3月河津桜~三笠~猿島 HORIZON perfekt


2803yokosuka

3月の日曜日。新聞に河津桜が見頃、とあった。

それもわざわざ河津まで行かなくてもいい、という。場所は京急三浦海岸駅。少し早起きして出かけることになった。息子は午後から部活なので欠席。
横浜から京急に乗換え。横浜から40分ほどで到着。まだ10時過ぎだった。
駅 前には桜色をした見事な河津桜。すでに満開を過ぎた感じか。出店も出て桜祭りという。盛り上がっている。高架線路の際を歩いて行くと、桜祭りの会場になっている公園へ。菜の花の黄色と桜色のコントラスト。空も青空だ。小腹がすいたので出店で売っていた桜餅を買って食べる。いい気分なのでビールも、と行きたいところだが、自重する。時折目の前を京急が通り過ぎる。
ぐるっと小松ヶ池を回る。かなりの人出。出店でジャガバターを買う。娘がこういうの大好きなのだ。駅への帰り道で三浦特産のキャベツ畑と大根畑。丘の風景がひろがっていた。

駅前の寿司屋さんでランチのちらし寿司を頂く。ちゃんと中トロまで入って800円。激安だ。女房も大満足の様子。昭和のラガービールをグラスで飲んだ。我々が入ったときはガラガラだったが、出るころには満席でお断りする事態にまで。娘がなかなか食べ終わらず、最後は少し女房とワタシで分けて食べる。

まだ昼過ぎだ。海岸へ行ってもよかったが、ここはひとつ横須賀へ行ってみようということになった。実は行ったことがなかった。森山大道さんの原点ともいえる街はどんなだろう、という素朴な興味もあった。

15分ほど電車に乗って到着。駅前にはペデストリアンデッキがあるほど発展した街並みだ。よく見るとアーケードの向こう側に見える建物が古かったりして、新旧が程良く混じっていることがわかる。ここは日本の近代からこっちは軍港の街として歴史を刻んできた。縦横に走る道をジグザグに進んでいくと公園にぶつかる。ここがかの有名な軍艦「三笠」に由来する三笠公園だ。中に入っていくと、ありました。軍艦三笠がドーンとあって、その前には東郷平八郎司令長官の像が建っていた。

2803yokosuka1

三笠の艦内には入場できるようになっている。

早速入ってみる。中はそれこそ三笠が大活躍した日露戦争資料館といった様相。坂本龍馬の海軍創設あたりから日露戦争までの歴史が書いてあった。日本海海戦のジオラマがあり、なんと日本軍はほとんど艦船を沈められることなく露西亜軍を撃滅したとある。ここに至る歴史はまさに今読んでいる「翔ぶが如く」の中で描かれる島津斉彬公が持っていた世界観そのままと言っていいだろう。尊王攘夷を言うことが普通だった当時、すでに40年後の露西亜南下の脅威までキッチリ把握・予想していた日本人が居た、ということに驚く。
展示スペースの横に大砲が並んでいたりして、そのでかいこと(^^;。ここからぶっ放したとして船は揺れたりしなかったのだろうかね。
上部甲板に上がると前方・後方にそれぞれ主砲があり、前甲板に艦橋がある。非常に急な階段を登って行くと司令塔の上の最上甲板まで行ける。結構狭いし海風が強くてじっとしているのもちょっと大変な感じ。日本海海戦のとき、士気にかかわるということで、東郷司令官はここから一歩も下りなかった、という。

2803yokosuka2

すぐ横に猿島行きの連絡船乗り場がある。釣られるように乗り場へ向かった。14時半の便に乗って要塞島・猿島へ。現在はバーベキューのメッカになっているようだが、ここは幕末に砲台が据えられてから昭和20年までずっと要塞としての歴史を刻む。船はほんの10分で島の桟橋へ到着。降りて早速島の中を散策する。
通路は外から見えないように切通しかトンネルになっている。そのところどころに砲台や弾薬庫が設置されていたようだ。フランス積みの煉瓦造りは珍しいという。近代化遺産のTVでも紹介されていた。

実はここで仮面ライダーのロケが行われていたようだ。それがわかると、確かに連絡船を降りるとき、コスプレした人が写真を撮っていたなぁ、と。

煉瓦の見事さに感心しつつ、帰りの船の時間を気にしながら、少し早足で島全体を見て回る。とうとう桟橋と反対側まで到着。ここの岩場に幕末の砲台が設置されていたという。沖には第二海堡とその向こう側に第一海堡が見える。その先はすぐに富津岬だ。今は沈んでしまった第三海堡とで東京湾を守っていたことになる。
実戦では使われなかったそうだが、軍備とはそもそも抑止力こそもっとも重要な用途だったはずだ。8月30日に飛行機で厚木へ降り立ったマッカーサーは東京湾の鉄壁の守りを恐れて海路での上陸を避けたといわれている。

横須賀駅そばのパン屋で一休み。イチゴのマフィンがうまかった。途中横浜でワタシだけYカメラへ。女房と娘は先に帰った。

HORIZON perfekt

horizon1

  ワタシの日曜散歩はほとんど行き当たりばったりなものが多い。この日も午前中までに三浦海岸駅の河津桜を見てしまおう、くらいの計画しかなかった。子供連れでの桜見物は子供がすぐに飽きてしまうのでせわしなくなることが多い。「次はどこへ行くの?」とせっつかれて、苦し紛れに出した答えが「横須賀」だった。駅前のペデストリアンデッキ上にあった案内板を見ると、海際に三笠公園とあり、「記念艦・三笠」があることになっていた。そのそばから猿島行きの船も出ているらしい。まるで下調べもせずにいきなり来て、こういう発見があるところが楽しい。
HORIZONを使い始めてしばらくたったが、まだ使い方に慣れていない。まず、フィルム巻き上げについて。最終コマが近づいたときには巻き上げに注意しなければならない。高級カメラのように巻き上げにギアの”タメ”がないため、いつものようにグイっと力強くやると「ブチっ」と音がしてフィルムが切れてしまうことがある。もうすでに3回もやってしまった。初めて行った場所で少し興奮気味にシャッターを押し続けているときが危ない。

2008年03月25日記

2015-12-16 | Posted in 甘露PHOTO日記Comments Closed 

関連記事