愛書会展初日


今日と明日は愛書会展。準備万端。よく晴れている。

朝飯を食べて仕事開始。荷造り作業を鋭意。いつもお買い上げありがとうございます。終えて交換会へ向かう。車中では今日も「翔ぶが如く」の続き。
昨日書いたけど、物語のピークは西南戦争が開戦する瞬間。あとは「坂の上の雲」もそうだったけど、異様に細かく戦況が書き込まれている。巻末には戦場となった熊本地方の地図が掲載されているんだけど、これだけだとちょっとワタシのような素人には理解できない気がしている。
薩軍は当時世界最強の軍団だった、ということと、命令系統が整っていなかった、ってことだけは理解できた。「最強」と「命令系統なし」は組み合わせるとどうなってしまうのか、の答えがこの小説、って風に読めばまだ興味は繋がるかもしれないが。
作戦がなかったことで実際に戦ってみたら思ったよりも熊本城が手強い、って気がついても方針の修正ができなかった。最初に「踏み潰す」と桐野利秋が宣言してしまったため、踏み潰すことなく東京へ向かって進軍はできなくなった、ということ。軍議の場では政府軍が援軍を派遣してくることに備えなければならない、という話は出たが、やはり熊本城を落とすことに固執する意見も根強い。意見を集約できず、最後は西郷隆盛が折衷案をだしてその場は収まったが、一気呵成に攻城戦するわけでもなく、熊本城をスルーして東京への進軍を優先するわけでもなく、ただ時間を浪費して政府軍に対策する時間を与えてしまっただけ、という結果につながった、と著者。

神保町。晴れて暑いけど、7月ほどでもない。古書会館。交換会。入札。終えて昼飯。

地下鉄で帰路。店に戻って荷造り作業の続き。で、本の整理。

昨日は怒り新党で「痕跡本」の回を観た。岩波文庫のアンデルセン全集に前の所有者がラブレターを挟んで恋人にプレゼントしていた、って話。そうなんすよね。古本そのものに面白さが詰まってしまってたりするから、なんていうか、いろんな角度から面白がれるんだよね。まあ、その面白さは基本プライスレスなんだけど。
商売とは別次元にもうひとつ「古本屋」の価値が存在していて、たぶん、ワタシにはあまり理解できない世界だったりする。理解できなくてもこの世界の片隅に置いてもらえるんだから、懐が深いなあって思いますよ、ホント。

夕食後、仕事をおえてから久しぶりにランニング。走りながら録音しておいたクドカンさんのラジオを聴いてたら、オギーノメノメのコーナーでリスナーから送られてきたデモテープの紹介があってすごかった。ちょっと坂本龍一サウンドストリートのデモテープ特集を思い出したけど、今はテクノロジーの発達もあって結構簡単につくれるのかねぇ。やたらクオリティが高かった。
12901歩 7.73km 112分 680.6kcal 24.4g
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2015-09-04 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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