1日店


晴れてる。

大市会の落札品が到着。店内は本だらけとなった。はやく整理を進めないとね。

昨夜は動画サイトでケビン・コスナー監督「ダンス・ウィズ・ウルブズ」を見た。3時間の映画。当時は長いなぁ、と思ったものだが、今回はそれほど長いとも思わなかった。世界史的知識を以前よりも持ったからじゃないかしら。
アメリカの南北戦争の頃。西部開拓の最前線。戦場で勲功を挙げた兵士が志願して西部のフロンティアへの赴任を希望した。その赴任先の砦に到着したところ、荒れ果てて誰も居なかった。一人で砦を守る毎日。そこで一人の「インディアン(スー族)」に遭遇する。
言葉は通じない。が、互いに興味を持った。どうにかコミュニケーションを取れないか。お互いにそう思っていた。
作中、「インディアン」を温厚で礼儀正しい人間としてとても肯定的に描いている。そういう点は過去の西部劇とは違うようだ。主人公の白人も常識人として描かれている。ただ、言葉が通じない。互いに敵意のないことを伝えようとするもどかしい時間が暫く続く。
よく言われることだが、面と向かっていれば言葉が通じなくても互いに互いを理解しようと努力することでコミュニケーションは取れる、って話。この映画でもその前提に沿っている。スー族が狩りの目標としているバッファロー(タタンカ)の群れの到来を主人公が気がついて彼らに知らせた。主人公は狩りの功労者となり、スー族の仲間と認められた。
文明の発達は人を幸せにするのだろうか、という視点がこの映画の底の方に流れている。白人は文明を発達させたことで”他国”を侵略する宿命を帯びた。スー族は昔ながらの生活を維持することでできるだけ不必要な争いを避けていた。しかし、文明は容赦なくスー族の領域だった場所へ侵略を開始する。
主人公はスー族として生きることを決意する。そして、”文明”と決別するが、”文明”はそれを許さなかった。文明を持つ側がむしろ野蛮人に描かれていたことがとても印象に残る映画だった。

夜、雨。
1080歩 0.64km 11分 50.3kcal 1.2g

20150608

2015-06-08 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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