往復


GW中なので変則。
今日は交換会へ行くことにした。晴れているんだか曇っているんだか。
荷造り作業を終えて東横線に乗る。車中では今日も「城塞」の続き。大坂夏の陣に向けて家康があれこれと足場を固める段。その間、大坂方はほとんど為す術もない。濠が埋められた時点で勝負あった、ということだが、「城主」が淀殿であったがために濠くらいで和睦できるなら、と判断してしまったのが運の尽きということだろう。
家康は尾張徳川家と浅野家の婚儀を名古屋城で行う、という名目によって上洛する。浅野家というのは太閤の妻・高台院(寧々)の実家だった。太閤の死後、家康は徹底的に高台院を大切に扱い、太閤が育てた大名を関ヶ原で味方に付ける。芸州浅野家は42万石で明治まで続く。
淀殿は無官だが、高台院は女性では最高位の従一位。高台院を立てるのはそもそも筋だった。大坂城の「城主」が無官の淀殿という時点でいろいろとムリが出てしまうのはなんとなくわかるなぁ。彼女は太閤の側室だっただけ、でしかないわけだから。武将が戦うには必ず理由が必要。淀殿の為に徳川と戦うってわけにはいかないだろう、って思うから。
婚儀を済ませた家康はいよいよ上洛を果たす。
入札を終えて昼飯はうどん。空いている。
食べ終わってからそのあたりをブラブラと。神田駅から銀座線。表参道駅で半蔵門線に乗り換えた。
渋谷駅で東横線に乗換え。確かに覚えてしまえばこの乗換えは距離といい時間といい、以前に比べて格段に早く簡単になっているのはわかるが、その、なんていうか、歩いていてぜんぜん楽しくないんだ、これが。
鉄道って子供のころからなんとなく楽しさみたいなものが伴っていたはずなんだけど、今度の渋谷駅にはそれが全くない。常に狭くて天井の低いビルの通路をただ歩かされるような押し込められた窮屈な感じがする。人の流れに複数のルート設定もなく、”遊び”の要素がない。駅の中に立ってしまうと常にある一方向に歩くことを強制される。通路の真ん中でどこへ向かって歩いていいかわからない人が常に立ち往生している。気持ちはわかる。あれはわからない人が悪いんじゃないね。そもそも「駅にまったく余裕がない」から発生するんだよ。
天井の高かった地上の渋谷駅はたぐいまれな名駅舎だったことがよくわかった。あのどこへもつながっている自由度はぐるぐると回遊する楽しさがあった。どこへ向かって歩いてもどこかには着いた。なくなるまであまり渋谷駅の良さを自覚することがなかったのが今更ながら惜しまれる。
5801歩 3.48km 53分 293.4kcal 7.6g

2013-05-01 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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