1日店


朝起きて快晴。
朝飯を食べてから仕事。ひたすら荷造り作業。いつもお買い上げありがとうございます。終わらない終わらない。昼飯を挟んで延々続けた。
今日は店を閉める時間くらいから雨が降りだした。あれよあれよの間に大雨化。どーなってんの。あれだけ雨が降らなかったと思ったら、今になってよくまあ降ること・・・。
仕事を終えてから、借りてきたDVDで吉田大八監督「パーマネント野ばら」を見た。菅野美穂主演。田舎の漁村に1軒だけあるパーマ屋さんの娘さんのお話。前半、というか、後半のクライマックス直前まで延々と田舎で暮らす女性の”生き様”をこれでもか、と見せられる。主人公の女性には娘が居るが、離婚して実家のパーマ屋を手伝っている。
田舎話の合間合間に彼女の彼氏との時間が挟まれる。学校の先生で、理科教室まで彼女は押しかけて行ったりする。江口洋介さん。
ある日、母親が農協の慰安旅行へでかけ、娘が元夫の所へ行っている時、彼女は彼氏を温泉宿まで一緒に出かけようよ、と誘う。「断られるかと思った」のに彼氏はOKし、学校が終わったらすぐに行くから先に行ってたら?と言われる。彼女は言われるまま先に旅館へ向かった。しばらくして彼の乗った古いビートルが宿に近づいてきた。喜ぶ彼女。ところが、気がつくと夕闇迫る部屋に彼氏の姿はなかった。駐車場に行くと彼のビートルも消えていた・・・。
途中まで、なんだろう、このノリは?と少し意外に思っていた。そりゃパーマ屋さんに集うパンチパーマのおばさん話はそれなりに面白いけど、ちょっとクドい気もしたし(^^;。同級生二人の”不幸”話も報われねーなーと思いつつ、ちょっとスベっていたよーな気もしたし。
そんな思いもクライマックスで「そうだったのか・・・」とすべて合点がいった。ああ。なんという。女性の思いってそういうものなんだろうか。そんなに強く人を思えるものなんだろうか。
大林監督の「時かけ」を初めて見た時の気持ちを思い出した。菅野美穂さんの表情が、セリフなしで相当多くの意味を伝えている気がした。
吉田監督の映画はこれで全作鑑賞したことになった。全編を貫いているテーマの一つに「男の弱さ」があると思う。頼り甲斐のある強い男は一人も登場しない。出てきたと思うと「桐島」のようにその位置を降りてしまっていたり、そもそもそんな人は存在しなかったって展開になる。
女性は強い。男が弱いというよりも女が強いのかもしれない。そんな女性も本能的に男性が必要という、なんていうか、一箇所欠けている輪がその尻尾を追いかけてグルグルと永遠に回り続けている悲劇、のようなものを感じる。
699歩 0.41km 7分 32.7kcal 0.7g

2012-09-24 | Posted in 甘露日記Comments Closed 

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